エルドレインの王権:ジャックと豆の木

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カードセット「エルドレインの王権」の「ジャックと豆の木」モチーフのカードをまとめた。

小説「Throne of Eldraine: The Wildered Quest」



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ジャックと豆の木の解説

カードセット「エルドレインの王権」は騎士とおとぎ話をイメージした世界だ。その中には、おとぎ話「ジャックと豆の木」をモチーフとしたカードが収録されている。ジャックと豆の木が広く親しまれている題材のためか、複数のカードにまたがって表現されている。この記事ではその辺を調べてまとめてみた。

小説のジャックと豆の木(ネタバレ注意)
小説「Throne of Eldraine: The Wildered Quest」には、ギャレンブリグの巨人ヨルヴォ王などが登場するものの、豆の木の巨人は出てこない。ジャックに相当する人物や魔法の豆も出番はない。



ジャックと豆の木をモチーフとするカード群

交換される牛(Bartered Cow)

At the market, no one heeded Hilda’s frantic mooing. The fae curse was turning out even worse than she had feared.
市場では、ヒルダが上げる必死の声を気に留める者はいなかった。フェイの呪いは想像以上に悪い結末をもたらそうとしていた。
引用:交換される牛(Bartered Cow)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

交換される牛(Bartered Cow)

データベースGathererより引用

交換される牛(Bartered Cow)

ジャックと豆の木では、ジャックは牛を売りに行ったが、代わりに魔法の豆と交換して帰ってくる。このカードは牛と食物トークンを交換するようなメカニズムが搭載されている。

フレイバー・テキストでは、ジャックと豆の木とはまた別の物語が語られている。おそらくヒルダ(Hilda)はフェイ(Fae:僻境の妖精族)の呪いで牛に変えられてしまったのだ。

巨大な好機(Giant Opportunity)

They look tasty, but best to plant them.
美味しそうに見えるが、植えるのが一番だ。
引用:巨大な好機(Giant Opportunity)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

巨大な好機(Giant Opportunity)

データベースGathererより引用

ジャックと豆の木では、牛と交換に魔法の豆を手に入れる。豆は母によって庭に捨てられてしまうが、次の朝には天を衝く巨大な木となった。豆の木を登ったジャックは雲の上の巨人の城へと到達する。

巨大な好機(Giant Opportunity)には、魔法の豆を得るか、豆を消費して巨人と出会うか、のいずれかを選択するメカニズムがある。カード名「Giant Opportunity」は「巨大な好機」であるとともに「巨人に会う好機」の意味も含んでいるだろう。

巨大な好機(Giant Opportunity)

エルドレインの王権の巨人トークン
公式記事より引用

豆の木の巨人(Beanstalk Giant)

豆の木の巨人(Beanstalk Giant)

データベースGathererより引用

ジャックと豆の木では、豆の木を登った雲の上には巨人の夫婦が住む城があった。

豆の木の巨人(Beanstalk Giant)は身体中に豆の蔦がぐるぐると巻き付いている。あるいは肉体から生えているようにも見える。

このカードは出来事の方が「肥沃な足跡(Fertile Footsteps)」で土地を増やす効果。この巨人自体が豆をまいて土地を豊かにしているのだろうか?

以上のように、元ネタのおとぎ話では巨人自身は豆の木とは直接的には関連していないのに、MTG版では巨人と豆の木が密接に結びついたアレンジデザインとなっている。

巨人落とし(Giant Killer)

“What size advantage? They never even see me coming.”
「大きい方が有利だって?奴らは俺に気付きもしない。」
引用:巨人落とし(Giant Killer)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

巨人落とし(Giant Killer)

データベースGathererより引用

巨人落とし(Giant Killer)は豆の木を切り落として、巨人が地面に落ちて死んでしまうフレイバーを持っている。出来事の方が「切り落とし(Chop Down)」で豆の木を切るフレイバーである。

ジャックと豆の木では、巨人がジャックを追い掛けて豆の木を下りてきたところを、ジャックが豆の木を斧で切り落したがために、巨人は落ちて死んでしまう。常習的に自宅に侵入され貴重品を盗難された巨人はこうして命を落とすのだった。

余談だが、ジャックは巨人の城から様々なものを盗み出している。金の卵を生む鶏や竪琴などだ(話のバージョンによって変化がある)。エルドレインの王権にはそのものずばりとは言えないものの、金のガチョウ(Gilded Goose)黄金の卵(Golden Egg)が収録されている。

伸びゆく豆の木(Tall as a Beanstalk)

He realized a bit late that he was supposed to plant the magic beans.
魔法の豆は植えるものなのだと、気づいたのが少し遅かった。
引用:伸びゆく豆の木(Tall as a Beanstalk)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

伸びゆく豆の木(Tall as a Beanstalk)

データベースGathererより引用

伸びゆく豆の木(Tall as a Beanstalk)は、もしも魔法の豆を植えずに食べてしまったら?という「もしも…?」のジャックと豆の木の展開を表しているようだ。

身体が巨大な豆の木自体に変わってしまっている。

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