氷河期(Ice Age)はドミナリアの時代区分でAR64年~AR2934年の時代である。
氷河期の概略
ドミナリア氷河期は広義の意味では、アンティキティー戦争の終戦後(AR64年)から世界呪文(AR2934年)までの範囲を指す。
より狭義の意味では、ドミナリアの大部分が氷に閉ざされたAR450年以降を特に氷河期と呼び、アンティキティー戦争期との間の期間(AR64年~AR450年)を暗黒時代と呼ぶ。
広義の氷河期は、2018年に発売されたドミナリアのアートブック「The Art of Magic: The Gathering – Dominaria」で設定されたものでまだ馴染みの薄い考え方である。本サイトでは暗黒時代と狭義の氷河期を分けて解説する。
暗黒時代
AR64年~AR450年頃
世界の気候が寒冷化に向かい魔法と魔術師が教会に弾圧された。
AR170年頃、サーペイディア大陸で五大帝国が崩壊した。
狭義の氷河期
AR450年頃~AR2934年
AR450年頃にドミナリアのほとんどが氷に覆われた。
AR600年頃に「12世界のシャード」が形成されて、ドミナリアを含む12の次元が多元宇宙から切り離された。
AR2934年、フレイアリーズの世界呪文で氷河期が終わりを迎える。シャードが崩されて12の次元は多元宇宙からの隔離状態が解消された。
広義の氷河期中で発生した出来事
暗黒時代か狭義の氷河期かどちらで発生したか不明な出来事は少なくない。「The Art of Magic: The Gathering – Dominaria」内で「氷河期に起こった」と漠然と書かれているだけのものが該当する(これはArtbook以後に適用される。それ以前のソースにおいて「氷河期」と指示される場合は、狭義の意味合いを指すとしか考えられず、暗黒時代を考慮に入れる必要はない)。
例えば以下のようなもの。
シオールタン帝国の興り。
迫りくる氷河のために北の故国を捨ててハールーン山脈にミノタウルスが移住する(暗黒時代中だとすると氷河が脅威となる状況から、後期の出来事と思われる)。
氷河期のまとめ
- ドミナリアの氷河期はAR64年~AR2934年の時代。
- AR64年~AR450年頃までを暗黒時代と呼び、ドミナリアのほとんどが氷に覆われたAR450年以降の氷河期と区別することがある。
- 本サイトでは暗黒時代と狭義の氷河期を分けて解説する。