冬眠(Hibernation)はカードセット「ウルザズ・サーガ」に収録されたインスタント。
冬眠の解説
冬眠(Hibernation)のイラストとフレイバー・テキストは、アルマジロが冬眠している間に若木が道をふさぐほどの大木へと成長していた、という物語である。洞窟へ行く途中、アルマジロの体が若木をかすった。はっと目を覚ましてみると、大木が道をふさいでいた。
引用:冬眠(Hibernation)のフレイバー・テキスト
フレイバー・テキストは、まるで洞窟に向かう途中に若木の側で急に冬眠に入ってしまったように読めるが、アルマジロは洞窟内で冬眠している。あくまで洞窟に向かう途中で若木がかすり、目が覚めた後で大木になっていることを知ったというだけである。
ウルザズ・サーガの青のカードはトレイリアのアカデミーに関係しているので、このカードの存在からトレイリア島にはアルマジロが生息していることが分かる。
ここでトレイリア島が魔法事故で時間の流れが狂ったことを加味するなら、アルマジロの冬眠と若木の急成長は、互いが時間の流れが違うエリアにいたために発生した、とも考えられるだろう。
もっと想像の翼を広げることもできる。トレイリア島は植生から熱帯であることが明らかで、アルマジロが冬眠する必要がない気候であるかもしれない。とすると、アルマジロの冬眠は時間の異常な流れの影響で起こった可能性も出てくる。なぜなら、ジョイラは時間流の影響による昏睡状態で10年間眠り続けたことがあり、同様の症状がアルマジロに発生してもおかしくないからだ。
冬眠のストーリー
小説Time Streamsではジョイラの10年間の昏睡について知ることができる。AR3307年から10年間、ジョイラはトレイリア島をサバイバル生活で生き抜いた。島に戻って来たウルザたちに救出されたジョイラは、異常な時間の流れの影響でその後10年間昏睡状態となってしまう。
冬眠のトリビア
このカードが収録されたカードセット「ウルザズ・サーガ」の開発コードネームは「アルマジロ」であった。
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