マーフォークの秘術師(Merfolk Thaumaturgist)はカードセット「次元の混乱」に初収録されたクリーチャー・カード。
マーフォークの秘術師の解説
“Blasted fishtails It’s not enough that they meddle with my head, but they twist my body as well.”
–Tahngarth of the Weatherlight
ふざけた魚の尻尾野郎が! 俺の頭をいじっただけじゃ足りなくて、身体までいじり回しやがった!
–ウェザーライト号のターンガース
引用:マーフォークの秘術師(Merfolk Thaumaturgist)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
「ターンガースと魚のシッポども」シリーズその2。→その1はこちら。
この一連のフレイバー・テキストは、ウェザーライト号がトレイリア島の海岸に停泊するまでの攻撃的なマーフォークとの遭遇を描いている。ウェザーライト号副長ターンガースがマーフォークを「魚のシッポども(fishtails)」と悪態をついているのが特徴である。
このカード「マーフォークの秘術師(Merfolk Thaumaturgist)」はウェザーライト号が遭遇したヴォーデイリア帝国のマーフォーク魔術師の一員である。フレイバー・テキストにあるように「幻術師」が精神的に翻弄した後にこの「秘術師」がさらに魔法で肉体的に干渉してきたのだ。これでもウェザーライト号を止められないので、マーフォークは次には「ペット」を送り込んでくる。→その3へ
翻訳に統一感がなく残念
このカードは「ターンガースと魚のシッポども」シリーズの1枚ではあるが、カードセット「ウェザーライト」から10年後の「次元の混乱」で後から追加挿入されたカードである。10年の隔たりがあるにもかかわらず、ストーリーの流れにはすっぽりとハマるようになっている。その一方で、和訳版では翻訳が「魚のシッポども」ではなく「魚の尻尾野郎」と変更されてしまっており、統一感が無くて残念である。
マーフォークの秘術師のストーリー
短編集Rath and Stormの短編Ertai’s Taleにおいて、ごく短く触れられている。→こちらを参照。
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