ドミナリア:サナスティアン・ファルコナー

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サナスティアン・ファルコナー(Sunastian Falconer)カードセット「レジェンド」収録の伝説のクリーチャー・カードである。

追記(2022年8月26日):第三の道の創設(Founding the Third Path)のイラストに関して書き加えた。

サナスティアン・ファルコナーの解説

Sunastian has roots in both sorcery and swordplay; he has learned never to depend too heavily on the latter.
サナスティアンは魔術と剣術の両方に基盤がある。ただし、彼は後者に過度に依存してはならないと学んでいた。
引用:サナスティアン・ファルコナー(Sunastian Falconer)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が私家訳

Sunastian Falconer

データベースGathererより引用

サナスティアン・ファルコナー(Sunastian Falconer)はドミナリア次元の人間男性。

フレイバー・テキストによると、サナスティアン・ファルコナーは「魔術と剣術の両方」を習得しているが、剣術への過度の依存はしないと学んでいるという。そのためか、カードのクリーチャー・タイプは「人間・シャーマン」であり、魔法的な能力のみが反映されている。



サナスティアン・ファルコナーの翻訳について

公式に和訳されたことがないため「サナスティアン・ファルコナー」は本サイトでつけた暫定訳である。「Sunastian」の発音については、唯一の登場作品での表現が「by the suffering of Sunastian!」と「suffering」と「Sunastian」で頭韻を踏んでいるので「サナスティアン」と見当をつけた。「Falconer」の方は「鷹匠」のことだが、このカード自身に鷹を訓練する要素が見当たらないため、サナスティアン自身の職業でなく家名だろうと考え「ファルコナー」とした。

サナスティアンの設定情報

サナスティアンは固有の物語が語られていないキャラクターであるが、例によってクレイトン・エマリィの作品で名前が出てきたことから、ドミナリア次元に属していることだけは確定している。

また、作品の時代設定によって、AR34-35世紀頃かそれ以前の時代の人物であろうと考えられていた。

第三の道の創設(Founding the Third Path)

第三の道の創設(Founding the Third Path)
公式カードギャラリーより引用

2022年、サナスティアンに関する新たな手掛かりが公開された。

カードセット「団結のドミナリア」収録の第三の道の創設(Founding the Third Path)のイラストに、サナスティアンにまず間違いない人物が描かれているのだ。

第三の道の創設(下段右の人物)

首から下げた円盤はそっくりである。左手にとまっている鳥は、「鷹匠」を意味する「ファルコナー」の名前に当てはまる。

既存のごくわずかな情報を再確認しても、アンティキティー戦争期の「第三の道(The Third Path)」のメンバーであったと示唆する内容はなかった。ということは、サナスティアン・ファルコナーに新規設定が設けられたと考えられる。

「団結のドミナリア」の次はカードセット「兄弟戦争」であり、アンティキティー戦争期の過去のドミナリアが再び描かれることとなっている。そこでサナスティアンはリデザインされた新カードとして登場する。その前振りであるのではないか?

サナスティアン・ファルコナーのストーリー

クレイトン・エマリィの作品ではよくあることだが、登場人物が感嘆や罵りの場面や単に言葉の調子を揃えるために固有名詞を口にする。小説Johanでは「サナスティアンの苦痛において!(by the suffering of Sunastian!)」が確認できる。後世にも名前が伝わっているという事実以外に、この言葉に特に意味はない。

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