テヴェシュ・ザット(サーペイディア時代)

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愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット(Tevesh Szat, Doom of Fools)はドミナリア次元のプレインズウォーカーの男性である。カードセット「統率者レジェンズ」で初のカード化となった。

テヴェシュ・ザットは悪魔やドラゴンの特徴を持つ怪物的な容貌であるが、狂って怪物化する前は、人間魔術師のプレインズウォーカーであった。

統率者レジェンズ:テヴェシュ・ザット
マジック・ザ・ギャザリング(MTG)のプレインズウォーカー「テヴェシュ・ザット(Tevesh Szat)」を紹介。アイスエイジが初出で、統率者レジェンズでカード化。テヴェシュ・ザットの設定とストーリーを振り返る。

サーペイディア大陸に住む魔術師テヴ・ローングレイドがどうして狂えるテヴェシュ・ザットに変わったのか?サーペイディアの滅びゆく帝国群にどうかかわっていたのか?

今回はまだ正気を保っていた時代のテヴェシュ・ザットと彼の発狂、そしてサーペイディア大陸について解説する。

テヴェシュ・ザットの解説

愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット(Tevesh Szat, Doom of Fools)

愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット(Tevesh Szat, Doom of Fools)
データベースGathererより引用

愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット(Tevesh Szat, Doom of Fools)はドミナリア次元のプレインズウォーカーの男性である。元はテヴ・ローングレイド(Tev Loneglade)という名の人間の魔術師であった。

テヴェシュ・ザットの概略は前回記事(リンク)で解説したので、本記事ではテヴェシュ・ザットの誕生からサーペイディア諸帝国の崩落までの期間を扱う。テヴェシュ・ザットがまだ人間の姿を保っていたテヴ・ローングレイドだった頃の話だ。



テヴ・ローングレイド

テヴ・ローングレイド(Tev Loneglade)
コミック版フォールン・エンパイアvol.1より

後にテヴェシュ・ザットを名乗る魔術師テヴ・ローングレイド(Tev Loneglade)ドミナリア伝説時代AR-1830年頃に誕生した。出身地はサーペイディア大陸と考えられる。

テヴの妹がティモリン・ローングレイド(Tymolin Loneglade)である。彼女はプレインズウォーカーではないが、テヴの魔法によって不老不死を与えられ、兄と共に幾世紀もの果てなき人生を重ねていた。テヴは妹を「ティム(Tym)」という愛称で呼ぶ。

テヴは気性の荒い性格であるにも関わらず、怒りのままに力を振るうことはしなかった。こうして自己を抑制できていた唯一の理由が、愛するティモリンの平穏を願い、妹を守りたいという想いであった。だが、何世紀分もの激しい憤りを自分の内に溜め込んでおり、いつ激発してもおかしくない危険な火薬庫のような状態であった。

テヴはその人生において、強力なプレインズウォーカーとして世界中を見て回り、サーペイディア社会でものべ数世紀もの期間を過ごしていたようだ。しかし、いつしか過ちを繰り返す愚かな世の中に失望して世捨て人となってしまった。

アンティキティー戦争期にはテリシア地方に滞在し、ウルザとミシュラが起こした戦争の惨状を見て心を痛め、愚かな兄弟の振る舞いに激怒した。平和を求めてサーペイディアに戻ると、アイケイシアで1世紀ほど暮らしてはみたものの、AR170年頃にはもっと静かで平和なヘイヴンウッドの森の奥地に引っ込んで隠遁生活を送っていた。

そして事件が起こった。宗教的熱狂者オリヴァー・ファレル(Oliver Farrel)によって、ティモリンが殺害されてしまったのだ。最愛の妹との死と共に、怒りを抑える理由を喪失したテヴは怪物化し愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット(Tevesh Szat, Doom of Fools)となった。

狂気に陥ったテヴェシュ・ザットはドミナリア上から生命を滅ぼして『静寂(Silence)』をもたらすことを決意した。まず手始めに、衰退しつつあったサーペイディア諸帝国の崩壊を加速させたのだった。

テヴの怪物化

テヴ・ローングレイドはコミック中で3段階変身を経て怪物テヴェシュ・ザットの姿に至る。

テヴの変身:1段階目
コミック版フォールン・エンパイアvol.2より

1段階目の変身はファレル教徒の襲撃に遭い、夜の森でティモリンとはぐれてしまった際に発生した。

老人だった姿が若々しい大男に変わった。白かった髭は黄色を取り戻し、身長が高く、がっしりと骨太な体格になり、肌はみずみずしくしかし一部は鱗状に変質し、全身ははち切れんばかりの筋肉が盛り上がっている。巨大化した影響でまとっていた青い外衣は引きちぎられ、ぼろぼろの腰布となってしまっている。

テヴの変身:2段階目
コミック版フォールン・エンパイアvol.2より

2段階目の変身はティモリンが刺殺された瞬間に起こった。

身体はさらに巨大化し、全身の体色は青く染まった。髭は消え去り、舌は細長く先端が矢印状になり、額から頭部には幾筋かの畝が隆起した。

そして、3段階目の変身でテヴェシュ・ザットの姿となったのだ。この怪物化変身は一晩のうちに全て完了した。

テヴ・ローングレイドの魔法

テヴ・ローングレイドが使った魔法について取り上げる。テヴの登場したコミックは全2話だけな上に、魔法をかける場面はそれほど多くはない(描写されただけがテヴの魔法の全てであるとはとても思えない)。コミック巻末解説をも含めて紹介しよう。

テヴが人間の姿だった頃の魔法

解呪(Disenchant)

アイスエイジ版の解呪(Disenchant)データベースGathererより引用

コミックvol.1巻末解説で、テヴ・ローングレイドの使う魔法は黒主体だが、白と緑も扱えるとある。作中では白の魔法は解呪(Disenchant)をかけており、ファレル教徒の勇者シアナが身にまとったファレルのマント(Farrel’s Mantle)を無効化している。

骨の壁(Wall of Bone)

骨の壁(Wall of Bone)
データベースGathererより引用

また黒の呪文の方は、テヴが身を守る呪文として沢山の骨を呼び出して、自分の周囲にらせん状の渦を作り出している。こちらは巻末解説でカードが特定されていないものの、描写からして骨の壁(Wall of Bone)かもしれない。

緑の魔法は作中描写を見てもはっきりとそれと分かる描写はない。

怪物化してからの魔法

火の玉(Fireball)

火の玉(Fireball)
データベースGathererより引用

怪物化変身が起こった後に火の玉(Fireball)は2回使う描写がある。サリッドの群れを焼き払うのに使ったのが1回目。ファレル教徒漆黒の手教団が対立している場面で両部隊を諸共に焼き尽くしたのが2回目である。

飛行(Flight)

飛行(Flight)
データベースGathererより引用

怪物化が進行してからは空を飛んでいる。翼もなく飛べることから飛行(Flight)系の青の魔法が関わっていると思われる。テヴェシュ・ザットは全登場作品描写を見るに黒の次に青の魔法が得意なキャラクターなのだが、怪物化2段階目になるまでコミックでは飛行していない。人間の姿だった時は青マナ系を扱えなかった可能性もあるか。

真鍮爪のオーク(Brassclaw Orcs)

真鍮爪のオーク(Brassclaw Orcs)
データベースGathererより引用

コミックvol.2の最後ではオークとゴブリンの軍勢を呼び出している。巻末解説ではこれは次元門(Planar Gate)経由だとされているが、掌編The Fall of Sarpadiaの方ではプレインズウォーク能力で出現させたとある。どちらにせよ、オーク・ゴブリンを呼び出し扱うのは赤の魔法であろう。

スラル・トークン

統率者レジェンズのスラル・トークン
公式記事The Tokens of Commander Legendsより引用

カードのテヴェシュ・ザットはスラル・トークンを生成する能力を持たされている。しかし、コミックで描写されている範疇に限って言えば、テヴェシュ・ザット自身がスラルを使役する場面はない。むしろ彼の敵として登場したスラルデレロー(Derelor)を火の玉で焼くシーンがあるくらいだ。したがって、カードの能力はテヴェシュ・ザットとサーペイディアの繋がりを分かりやすく示す、黒のトークン・クリーチャーとして選ばれただけだろう。コミックの後にスラルの下僕を獲得していた…という可能性も十分あろうが。

ティモリン・ローングレイド

ティモリン・ローングレイド(Tymolin Loneglade)
コミック版フォールン・エンパイアvol.1より

ティモリン・ローングレイド(Tymolin Loneglade)テヴの妹である。1

コミックなどの解説文では、テヴが魔術師(wizard)でティモリンは戦士(warrior)の兄妹と書かれている。激しやすく世捨て人となった兄とは違って、ティモリンは活動的で社交性が高くサーペイディア社会の一員として暮らしている。ローングレイド兄妹は専門も気質も違うタイプの2人であった。

プレインズウォーカーで魔術師のテヴの魔法により、ティモリンは兄と共に2000年もの長きにわたって若い姿のままで生きてきた。作中ではテヴが老人(old man)と呼ばれた一方で、ティモリンの方は美しい少女(beautiful girl)と形容されている。肉体的にかなり若い状態にあると考えられる。

兄に従ってテリシアの戦争をその目で見て、サーペイディアに帰還しアイケイシアで暮らしていたようだ。コミックの冒頭までに、ティモリンはアイケイシアから大陸北端のサーペイディア山脈ドワーフ王国に移住しており、愛するドワーフ男性のケイルン(Kaylen)と生活していた。ところが、地下から奇襲してきたオークとゴブリンの大群によって、ケイルンは殺されドワーフ王国は崩壊してしまう。

ティモリンはケイルンを喪ったことで、もうこれ以上は寿命を伸ばして生き続ける人生を終わりにしたいと思うようになっていた…。

サーペイディアのテヴェシュ・ザットの登場作品

テヴェシュ・ザットのオリジンと妹のストーリーはアルマダ・コミック・シリーズのフォールン・エンパイア全2冊で語られたものだ。

このオリジンは、アルマダのストーリー総決算であるPCゲームBattlemageの解説文でもしっかりと取り上げられている。またBattlemage作中には歴史記録文書として「The Fall of Sarpadia(サーペイディアの崩落)」が出てくるが、このテキストはコミック版フォールン・エンパイアの内容要約と追加情報である。

その一方、アルマダ・コミック関連を除けば、テヴェシュ・ザットのオリジンがウィザーズ社公式の媒体で言及されたことはほぼなかった(おそらく1度も)。

今回のカードセット「統率者レジェンズ」でテヴェシュ・ザットのカード化に際して設定解説が公開されたが、サーペイディア諸帝国の崩落と妹との死別にきっちりと言及されている。ウィザーズ社公式での言及はおそらく初めてとなる。



コミック版フォールン・エンパイアの解説

ではここからは、テヴェシュ・ザットことテヴ・ローングレイドと妹ティモリンのストーリーそして設定の鍵となる記述を、コミックから抜粋して解説しよう。ご覧あれ。

※ 最初の節はコミックの進行順とは必ずしも一致しない。

ローングレイド兄妹の出身地

When I was a child, my sister Tymolyn2 would watch over me as I played on the shore of Sarpadia.
When I fell and hurt myself, she was always there to nurse my wounds.
But forever more, it is I who will be nursing her … protecting her from corruption that grows around us … defending her from her own morbid thought.
子供の頃、妹のティモリンはサーペイディアの海岸で遊ぶ私を見守ってくれた。
私が転んで怪我をすると、いつだって妹が傷を労わってくれた。
では未来永劫、妹を労わるのが私の役目だ…世間に蔓延る堕落から保護し…妹自身の病的な考え3からも守るのだ。
引用:コミック版フォールン・エンパイアvol.2よりテヴ・ローングレイドの独白
上が原文、下が私家訳

これは子供時代にローングレイド兄妹がサーペイディア大陸で暮らしていた証拠である。この記述から、出身地がサーペイディアだと考えられている。

シーン解説:
テヴは子供時代からの恩返しだと最愛の妹をあらゆる外敵・危険から守ると心に決めている。プレインズウォーカーとして不老不死を得たからには、妹にも不老不死を授けて永遠の時を守り続けると誓う。たとえ妹自身が永遠の人生に疲れ果て死の安らぎを願っても、その考えからも守ってやるのだ。この兄の愛情は重く歪んでいる。

ローングレイド兄妹の誕生年代

Upstarts and tantrums! Zealots and murderers! I have tried to ignore you all for two thousand years!
There is no choice, Tym … Now I am the DOOM OF ALL FOOLS!
成り上がりに癇癪持ち!狂信者に人殺し!二千年もの間、お前達を見ないようにしてきた!
もう選択の余地はないんだ、ティム…私はこれより全愚者の破滅となる!
引用:コミック版フォールン・エンパイアvol.1よりテヴ・ローングレイドの独白
上が原文、下が私家訳

この発言からプレインズウォーカーとして2000年もの長い時を生きてきたことが判明する。妹であるティモリンも同様だ。コミックの年代はAR170年頃なので、単純計算で170-2000=-1830となり、AR-1830年頃の誕生と推定できる。

シーン解説:
このシーンは、兄妹がファレル教徒の襲撃を受け、夜闇に包まれたヘイヴンウッドの森の中で離ればなれになってしまったところだ。妹の身を案じ、愚かな襲撃者に激昂し、長い間抑圧してきたものを解き放ったテヴの姿は徐々に怪物へと変貌していく。この時が変身の第1段階目になる。

ローングレイド兄妹と兄弟戦争

仕返し(Retaliation)

兄弟戦争の最終日のアルゴス島で直接対決するミシュラ(左)とウルザ(右)
公式記事Dueling Around with the Brothers’ Warより引用

Tymolin:The forest brings back good memories, doesn’t it?

Tev:Not for me, that dirt clot Terisiare, and Argoth beyond, hold no more place in my heart than gnats buzzing in my face. I should have forced those two upstarts to throw their tantrums elswhere.

Tymolin:There was little you could do, brother. Getting involved would only have made things worse. You’re always dwelling on the past .. It’ll be your undoing.

ティモリン:この森にいると良き日の思い出が蘇ってこない?

テヴ:いいや私は、あのゴミ溜めのテリシアと隣のアルゴス、目の前でブンブン煩い羽虫しか頭に浮かんでこない。私があの2人の癇癪持ちの成り上がりをどこかに放り出してしまえばよかったんだ。4

ティモリン:兄さんができることはほとんどなかったし、関わっても事態は悪化しただけだ。いつも過去に捕らわれていると…取り返しのつかないことになるぞ。
引用:コミック版フォールン・エンパイアvol.1よりローングレイド兄妹の会話
上が原文、下が私家訳

ローングレイド兄妹がアンティキティー戦争期にテリシア地方にいた証拠となる発言である。ウルザとミシュラの兄弟戦争で荒廃するテリシアとアルゴス島をその目で見てきた。どの程度の期間滞在していたかは不明だが、アルゴスが戦場になっている戦争終盤には確実に居たことが分かる。

掌編The Fall of Sarpadiaによれば、テヴはウルザとミシュラの戦争を間近で見た後、平穏を求めてサーペイディアに戻って来た。アイケイシアで1世紀の間だけ暮らしたが、結局は平和で静かな森に隠遁することにした、とのことだ。

アンティキティー戦争(兄弟戦争)AR63年末日で、ウルザがゴーゴスの酒杯を起動してアルゴス島を吹き飛ばして終結し、この大爆発が多元宇宙規模に大変動を起こしドミナリア次元は氷河期に突入する。テヴが終戦時の大変動を確認してから、サーペイディアに戻ってアイケイシアで1世紀暮らして隠遁したとすると、コミック現在のAR170年頃にだいたい計算が合う。

シーン解説:
テヴがウルザとミシュラに干渉していればと後悔している。2000年近く年経たプレインズウォーカーの経験と実力なら、確かに兄弟戦争が辿った歴史は変えられた可能性はある。しかし、ティモリンの言うように、事態を悪化させただけかもしれない。テヴは荒く激しい気性だが抑圧し溜め込んでおり、それを一度解き放ってしまったらコミックと同様に大惨事を起こしてしまっただろうからだ。

ローングレイド兄妹とサーペイディア社会

Tev:Tym, it’s been hard enough keeping out of Sarpadian society .. for its own good .. after centuries in its midst. I could bear my exile alone.

Tymolin:But I am not like you, Tev.

テヴ:ティム、サーペイディア社会から抜け出すのは困難だった…社会に尽くし…何世紀も暮らした後ではな。孤独な追放生活になったがなんとかなるもんだ。

ティモリン:でも私は兄さんじゃないんだ、テヴ。
引用:コミック版フォールン・エンパイアvol.1よりローングレイド兄妹の会話
上が原文、下が私家訳

前節で述べたように、テヴはテリシアから帰還後に1世紀の間、アイケイシアで生活した後に森の隠者となった。だが、今度の会話ではサーペイディア社会で数世紀暮らし貢献した旨が語られている。これはテリシア滞在よりも前の時代も計算に入れてのことだろう。

これまでの2000年間の人生の内で、サーペイディアでの生活は何世紀にも及んでいることが分かった。愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザットとはいえ最初から悪魔的怪物ではなく、社会とも関係を持つ人間であったことが窺い知れる。

※ ここから先はストーリーの進行順に解説を進める。
シーン解説:
ティモリンはつい最近まで北のドワーフ王国で、愛するドワーフ男性ケイルンと暮らしていた。ところが、地下から攻めてきたオークとゴブリンの軍勢によって歴史あるドワーフ王国は滅亡してしまう。

この戦いで恋人ケイルンを喪い、テヴの家に逃れてきたティモリンはもうこれ以上は不老不死で生きていくのに耐えられない、魔法を解いてほしいと兄に懇願した。それを受けての切り返しが引用した会話になる。サーペイディア社会を捨てて、自分と同じように隠遁生活を勧めるのだが、ティモリンにはできそうになかった。

このシーンの会話の後にはこう続く。テヴが死を望むティモリンから話題を逸らすためか、ドワーフ王国を滅ぼしたオーク・ゴブリンの軍勢が迫っていると警告をしなければ、とモントフォードの街に向かう提案をする。喜んで了承したティモリンだったが、帰ってきたら不老不死の魔法を解くように念押しをする。この出発がローングレイド兄妹の運命を大きく変えてしまうとも知らずに。

不老不死の呪い

オリヴァー・ファレル(Oliver Farrel)
コミック版フォールン・エンパイアvol.1より

Tymolin Loneglade is Tourach incarnate! Even our ancients cannot recall the day she was born. Can you remenber her aging one year? Tourach plots the downfall of our people. Join me in destroying his living incarnation!
ティモリン・ローングレイドはトーラックの化身である!古老たちですら彼女の誕生した日を思い出せない。あの女が1歳でも年を取ったのを見た覚えがあるか?トーラックの企みは我らが民の滅亡である。我に続け、受肉したトーラックの化身を滅ぼすのだ!
引用:コミック版フォールン・エンパイアvol.1よりオリヴァー・ファレルの演説
上が原文、下が私家訳

ローングレイド兄妹の存在に疑惑の目を向ける者たちが現れた。年老いることなくサーペイディア社会で何世紀も過ごしてきたティモリンは人間ならざる存在ではないのか?暗黒神の化身が人々のすぐ近くに隠れている…疑心暗鬼の民衆はティモリンに不信の目を向けた。

テヴの与えた恩恵であったはずの不老不死によって、ティモリンの未来はあらぬ方向へと引っ張られて行ってしまう。オーク・ゴブリンの軍勢の襲来を警告するため、ローングレイド兄妹が赴く先のモントフォードの街にはティモリンの死を望むファレル教徒が待ち受けていた。

シーン解説:
国境都市モントフォードでは宗教的指導者オリヴァー・ファレルの演説に民衆が聞き入っていた。不作続き、都市の陥落、不毛化する国土…そして偽りの神トーラックを信奉する漆黒の手教団による堕落と脅威を訴える。民衆はファザー・ファレルの導きを求める。

さらに演説は続く、2日前に漆黒の手教団の密偵が街で発見され、暗黒神トーラックはお前たちのすぐ側に居る、と言い残して死んだ。思い違いをしてはならないぞ、トーラックは闇に潜む醜悪な怪物ではなく、美しく純真な少女の姿で皆を騙していたのだ。…という流れで、上記の告発に至る。ティモリン・ローングレイド暗黒神トーラックの化身に違いない。滅ぼすべし、と。

ティモリンとオリヴァー・ファレル

コミック版フォールン・エンパイアvol.1より

Tev:Do you have any other old sweethearts I should know about?

Tymolin:Shut up, Tev.
テヴ:私が知っておくべき昔の恋人は他にもいるのかい?

ティモリン:うるさい、テヴ。
引用:コミック版フォールン・エンパイアvol.1よりテヴとティモリンの会話
上が原文、下が私家訳

ローングレイド兄妹のちょっと面白い場面だ。テヴがひそひそ声でティモリンに昔の恋人について尋ねて、ピシャリと黙らされる。実はこの時、兄妹の周囲は敵意むき出しのファレル教徒にぐるっと囲まれている緊張した状況なのだ。

なぜテヴは妹の昔の恋人を持ち出してきたのか?その答えは、戦死したドワーフのケイルンに続いて、妹の新たな恋人(?)が現れたからだ。その恋人は誰か、直前のシーンを引用しよう。

Tymolin:The ugly one up there with the filigreed skullcap is an old acuaintance ..

Oliver:Witness her contempt, my flock! This human husk now harbors the god of lies! Stay back! I will force her to submit myself.

Tymolin:Realy, Oliver! Don’t you think this all a bit much?

Oliver:Heathen! I can’t bear to look at you!

Tymolin:When will you realize that no means no!

ティモリン:あの上にいる金属細工のスカルキャプをかぶった見苦しい奴は私の古馴染みだ…。

オリヴァー:この女の侮辱を目撃せよ、わが信者たち!この人間の殻には嘘の神が宿っているのだ!下がれ!この女を服従させてやる。

ティモリン:正気なの、オリヴァー!これはやり過ぎだと思わないか?

オリヴァー:異教徒め!お前を見るに耐えられない!

ティモリン:いつになったら嫌なものは嫌って分かるんだよ!
引用:コミック版フォールン・エンパイアvol.1よりティモリンとオリヴァー・ファレルの会話
上が原文、下が私家訳

もう1人の恋人らしき人物はオリヴァー・ファレルである。ティモリン暗黒神トーラックの化身だ、滅ぼすべし、と糾弾していたオリヴァー・ファレルだったはずが、2人がいざ対面して言葉を交え始めると様子がおかしい。

オリヴァー・ファレルティモリンの嘘と侮辱的な態度を信者の前で明らかにし、自らの力で服従させようとしている。だが、ティモリンが投げ返す言葉から察するに、オリヴァー・ファレルは「拒絶され続けているのにそれでも女性を欲して執着するストーカー」のようではないか?

会話になってないやり取りにテヴは「私が知っておくべき昔の恋人は他にもいるのかい?」と声を潜めて妹に尋ねたのだ。

シーン解説:
モントフォードに向かってヘイヴンウッドの森を急ぐローングレイド兄妹の前に、オリヴァー・ファレルが率いるファレル教徒の武装集団が立ちはだかった。教徒が取り囲む中でオリヴァー・ファレルティモリンに向き合ってきた。これが引用した一連のシーンだ。

この後はオリヴァー・ファレルの独演会が続く。ここでティモリンに出会えたのは僥倖だ、これ以上の虐殺を止められる。ドワーフはこの女を信用してしまったために滅び、今なお漆黒の手教団アイケイシアの北の国境を侵してこの女の号令を待っている。この企みは何十年前、何百年前からのものだ?ここで終わらせてやる。

そしてローングレイド兄妹とファレル教徒の戦闘が開始された。テヴの魔法とティモリンの格闘術でファレル教徒の勇者シオナを撃退すると、兄妹は陽の落ちた森の闇に紛れて逃走を図った。追っ手をまいた2人だが、夜闇の中で離ればなれになってしまった…。

※ ちなみにコミックのここの部分は明らかに乱丁である。「私が知っておくべき昔の恋人は他にもいるのかい?」のページと、「オリヴァー・ファレルAeolipileを投げつけて戦闘開始となる」ページは、順番が逆でないと繋がりが不自然なのだ。

ティモリンと漆黒の手教団

ヴェイルシュ(Vaylesh)
コミック版フォールン・エンパイアvol.2より

Tymolin:Free me, Vaylesh. You and Farrel are wasting time fighting amongst yourselves .. Greater forces threaten us all. Reason with him, priestess. Farrel’s charisma can move Icatia’s leadership to join the elves and your order against the approaching hordes. Just this once, let’s think our way out of calamity.

Valesh:Your charismatic sweetheart knows nothing about us .. and yet he would murder our god, If he could.

ティモリン:解放して下さい、ヴェイルシュ。あなたとファレルはお互いにかかずらって時間を浪費にしています…大軍勢が私たち全員を襲いに迫っています。彼を説き伏せて下さい、女司祭様。ファレルのカリスマ性があればアイケイシアの指導者層を動かして、エルフとあなたの教団と一丸となり、迫りくる大群に対抗できるのです。たった一度でいい、大惨事を皆で切り抜ける方法を考えましょう。

ヴェイルシュ:お前のカリスマ的な恋人とやらは我々を何も理解していない…それなのに我々の神を弑するというのだ、できっこないがね。
引用:コミック版フォールン・エンパイアvol.2よりティモリンとヴェイルシュの会話
上が原文、下が私家訳

シーン解説:
夜の森でテヴとはぐれたティモリンは、高位女司祭ヴェイルシュが率いる漆黒の手教団の部隊と遭遇する。手練れの戦士のティモリンでも多勢に無勢はどうにもできず捕虜となってしまった。ヴェイルシュは「ティモリンオリヴァー・ファレルの恋人である」との情報をすでに把握しており、ファレルを誘き寄せる餌として利用できると考えた。

捕縛されたティモリンがヴェイルシュに懇願するのが引用したシーンだ。漆黒の手教団ファレル教徒で争い合っている場合じゃない、北からはドワーフ王国を滅ぼしたオークとゴブリンの大軍勢がもうすぐやって来るのだ。アイケイシア漆黒の手教団ヘイヴンウッドのエルフが手を結んで対抗すれば破滅を回避できるはずなのだ。

だが、ヴェイルシュにティモリンの言葉は届かない。押し問答をするうちに、ファレル教徒を引き連れたオリヴァー・ファレルが到着した。役者は揃った。

ティモリンの最期

ティモリンの最期
コミック版フォールン・エンパイアvol.2より

Tymoin:Oliver, you idiot .. you’re going to get us both killed. You can’t honestly expect your people to think I’m Tourach, now.

Oliver:Pledge your heathen soul to me, and I’ll loose your bonds. I’ll exocise you .. you’ll take Sianna’s place as my prized disciple.

Tymolin:You make me sick! My lover Kaylen held more true reverence in his dwarven thumb than your twisted heart has held in a lifetime! Pitiful fools like you have made me weary of this world!

Oliver:Then I shall consider this .. An act of mercy!

ティモリン:オリヴァー、馬鹿だね…2人とも殺されるよ。信者たちに私がトーラックだと思わせるなんて無駄だろ、もう?

オリヴァー:異教徒の魂を持つと宣誓するのだ。私が解放してやろう。悪魔祓いをして…シアナの代わりに私の高弟になってもらう。

ティモリン:いい加減にして!私の愛したドワーフのケイルンは親指にさえ深い愛情が宿っていた。お前の歪んだ心に宿した一生分よりも真実の愛だ!5お前の様な浅ましい愚者のせいで、こんな世界にはうんざりなんだよ!

オリヴァー:ならば、これはいわば…『情け』だ。6

引用:コミック版フォールン・エンパイアvol.2よりティモリンとオリヴァー・ファレルの会話
上が原文、下が私家訳

ティモリン・ローングレイドがオリヴァー・ファレルに殺害される最期の場面だ。

シーン解説:
ティモリン漆黒の手教団の捕虜となり、オリヴァー・ファレルファレル教徒を誘き寄せる餌となった。ヴェイルシュは、企み通りにやって来たファレルに対して、ティモリンと2人で会話するしばしの時間を与えてやった。頃合いを計ってファレルと信奉者を皆殺しにする合図を出すつもりだ。

果たしてオリヴァー・ファレルはヴェイルシュの読み通りに、ここに至ってもティモリンを欲していたが、その言葉にはティモリンへの敬意も愛も籠っておらず欺瞞に満ちていた。トーラックの化身だと認めれば悪魔祓いしてシアナの代わりの地位に就けて助けてやろう、と切り出したのだ。シアナはファレル教徒の勇者7オリヴァー・ファレルの高弟であるが、内縁の妻8でもあった。

ティモリンは心底うんざりしてしまった。喪った恋人ケイルンがいかに深く真実の敬意と愛情を向けてくれたことか。これに比べるとオリヴァー・ファレルの愛はカスだ。「こんな世界にはうんざりなんだよ!」この言葉を受けてオリヴァー・ファレルは『情け(An act of mercy)』だとしてティモリンの胸を短剣で深々と一突きした。「トーラック!私がお前の受肉した僕を屠ったぞ!」、オリヴァー・ファレルは声高らかに宣言した。

テヴェシュ・ザットの誕生

コミック版フォールン・エンパイアvol.2より

For Tymolin, there will be silence.
For all the innocents ssslain, there will be silence.
For all the corruption you have wrought … I demand Sssilence.
So many fools …… so much discord …… making noice … in my head. There … must be …… silence.

ティモリンのために『静寂』が来る。
殺された罪なき者すべてのために『静寂』が来る。
お前たちが成したあらゆる不徳のために…私は『静寂』を心の底から求めよう。
大勢の愚者が……沢山の不協和音が……私の頭の中で…騒いでいる。あるべき…ものは……『静寂』だ。
引用:コミック版フォールン・エンパイアvol.2よりテヴェシュ・ザット
上が原文、下が私家訳

シーン解説:
ティモリンが凶刃に倒れたその時、数マイル離れた場所にいたテヴ・ローングレイドは遂に自己の抑制が効かなくなった。テヴの身体はますます巨大化し、体色は青く変わり、額から頭部には爬虫類的な畝が刻まれ、舌は長く先端が矢印状になった。血の涙を流し、空へと飛び立った。「ティモリン!」と名を叫びながら。

ファレル教徒漆黒の手教団の両部隊は戦闘状態にあった。その上空に飛来したテヴ・ローングレイド漆黒の手教団が切り札として投入した強力なスラルデレロー(Derelor)を無言で焼き殺す。そして引用した台詞のシーンとなる。

「私は『静寂』を心の底から求めよう。」その言葉と共に放った火の玉(Fireball)はその場にいたファレル教徒漆黒の手教団員も全員を一瞬で焼き尽くした。オリヴァー・ファレルも高位司祭ヴェイルシュも即死した。焼き殺した骸骨の山で、テヴは全てを『静寂』に包まなければならないと決めた。

明くる日、モントフォードの空に現れたテヴはテヴェシュ・ザットを名乗った。姿は下半身が蛇の尻尾のような触手を何本も生やした悪魔に完全に変わっていた。テヴェシュ・ザットはオークとゴブリンの軍勢をモントフォードに直接出現させると、街はあっけなく陥落した。

サーペイディア諸帝国の崩落

Thus the empires fall.

かくして諸帝国は崩落する。
引用:コミック版フォールン・エンパイアvol.2より結びのナレーション
上が原文、下が私家訳

コミックのラストシーンはテヴェシュ・ザットがモントフォードを破壊している場面だ。そこでこの結びの言葉「かくして諸帝国は崩落する。」となる。

では、ここでコミックのその後を考察しよう。

カードセット「フォールン・エンパイア」のカードや記事、コミックなどの情報を総合すると、5つの帝国はドワーフ王国が最初に滅び、一番最後にアイケイシアが崩落する。掌編The Fall of Sarpadiaによれば、5つの帝国の崩落は数週間9のうちに起こったとされる。

コミック冒頭で北のサーペイディア山脈ドワーフ王国が失われるので、それから数週間のうちに全てが滅びたことになる。コミックの最後は冒頭から10日目に当たりテヴェシュ・ザットはアイケイシアモントフォードで破壊活動をしている。帝国崩落の数週間のうち10日が過ぎてしまったが、このままでは、残りの漆黒の手教団の支配領域ヘイヴンウッドのエルフ、海底のヴォーデイリア帝国の3国よりも先にアイケイシアが歴史から消えかねないように感じる。

再び掌編The Fall of Sarpadiaを確認すると、エルフとマーフォークは注意すべき記録を残していた。ヘイヴンウッドのエルフの年代記には、サリッドが何らかの助力を得ていたと示唆されている。歴史家はテヴェシュ・ザットがサリッドに関与した可能性を認めている。またマーフォークの年代史家たちがヴォーデイリア帝国の崩落に関して、ホマリッドは一夜にしてその数と賢さを倍増させ、マーフォークの海底都市群を打ち砕いた、と主張している。歴史家はこれにもテヴェシュ・ザットの操作の可能性を認めている。

掌編では漆黒の手教団の崩落とテヴェシュ・ザットの関与については言及がないが、可能性は大いにありそうだ。あるいはコミックでヴェイルシュの部隊が全滅したことが衰退に拍車をかけたのかもしれないが。

テヴェシュ・ザットはおそらく諸帝国最後の数日か1-2週間のうちに各新興勢力(サリッドホマリッドスラル)に助力し、諸帝国の衰退を急加速させ崩壊へと追いやったと考えられる。



おまけ:サーペイディア諸帝国

サーペイディア大陸
現代ドミナリア地図に暗黒時代の地名を記載した

サーペイディア(Sarpadia)はドミナリア次元の南半球に位置する大陸である。北の海のはるか先、北半球にはアンティキティー戦争(兄弟戦争)の戦場となったテリシア地方(Terisiare)がある。

コミック現在はドミナリア暗黒時代AR170年頃に当たる。当時のサーペイディアには、歴史ある5つの文明が諸帝国を築いていた。

アイケイシア

アイケイシア(Icatia)は文明中最大規模を誇る人間の国で、大陸中央の平原地帯を支配していた。アイケイシアは国内のファレル教徒と、外部からのオークとゴブリンの襲撃を受けて崩壊した。

ファレル教徒

アイケイシアの元僧侶オリヴァー・ファレル(Oliver Farrel)は過激な宗教的熱狂者であり、漆黒の手教団に対してより暴力的な手段に訴えるべきだと主張し、国家を批判していた。彼の主張とカリスマに引き寄せられた信奉者がファレル教徒(Farrelite)である。コミックのストーリーでオリヴァー・ファレルはテヴェシュ・ザットに殺されたが、巻末解説によると殉教者に祭り上げられファレル教徒はより過激な集団となった。

モントフォード

モントフォード(Montford)はアイケイシアの北西、ヘイヴンウッドとの境に位置する前哨地の都市である。コミック版フォールン・エンパイアのストーリーを経てテヴェシュ・ザットの先導するオークとゴブリンの軍勢に攻め滅ぼされた。

小説And Peace Shall Sleepとカードセット「フォールン・エンパイア」のいくつかのカードによれば、オークやゴブリンによるモントフォードなどの国境都市への襲撃は、真紅連峰のドワーフ王国の陥落よりも前から発生していた。アイケイシアはオークの初期の奇襲を退けており、コミックでのモントフォード側のオークとゴブリンへの対応の動きが鈍いのは、敵を過小評価した油断もあったのではないだろうか?

ヴォーデイリア

ヴォーデイリア帝国(Vodalian Empire)はサーペイディアの海を支配するマーフォークの帝国である。冷たい深海から出現した甲殻類系人型種族ホマリッド(Homarid)の侵略を受けて滅んだ。

漆黒の手教団

漆黒の手教団(Order of the Ebon Hand)は大陸西部の沼沢地を支配する。暗黒神トーラック(Tourach)を信奉する宗教組織だ。生け贄用に開発し育種した奴隷生物スラル(Thrull)が組織的反乱を起こしたことで壊滅した。

スラルの反乱は小説And Peace Shall Sleepの物語の途中で始まった。

ドワーフ王国

ドワーフ王国(Dwarven Kingdom)はサーペイディア大陸の北と南に都市群を築いていた。北の支配地域がサーペイディア山脈(Sarpedian Mountains)で、南の方が真紅連峰(Crimson Peaks)である。ドワーフ王国はオークとゴブリンにより崩落した。

Duelist誌3号の掌編A History of the Fallen Empires小説And Peace Shall Sleepの内容を考慮すると、真紅連峰のドワーフ都市群はコミック開始時点ですでに滅亡している。

ヘイヴンウッド

ヘイヴンウッドのエルフ(Havenwood Elves)はサーペイディア大陸北部を占める森林地帯ヘイヴンウッドを支配していた。食料用に開発栽培した菌類系生物サリッド(Thallid)が知性を持ち反乱されて滅び去った。

小説And Peace Shall Sleepの物語中でサリッドは知性に覚醒した。

本記事では割愛したが、コミック中にはローングレイド兄妹の物語と並行したヘイヴンウッドのサブストーリーが語られているが、今回の内容との関連性・重要性は低いと判断した。

記事が予定より長くなってしまった。今回はここまで。

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  1. コミック版フォールン・エンパイアvo.1でテヴから「little sister(妹)」と呼び掛けられている
  2. 原文ママ。コミックvol.2では複数箇所で「Tymolin」が「Tymolyn」に誤記されている
  3. 訳注:ティモリンは兄が授けた不老不死を手放し死を望んでいること
  4. 意訳した。直訳なら「私が、あの2人の成り上がりにどこか他の場所で癇癪を発散しろ、と強制するべきだった。」くらいか
  5. 意訳している。直訳なら「私の恋人ケイルンは、お前の一生のうちで歪んだ心に持ったよりも真実の敬愛を、そのドワーフの親指に持っていた!」くらい
  6. 意訳している「では私はこれをこう考えよう…慈悲の行為だと!」くらい
  7. 原文「champion」
  8. 巻末解説「Farrel’s prized disciple/concubine」
  9. 原文は「a few short weeks」なので2-3週間程度かもっと短いかもしれない。1ヶ月まではかかっていない