灯争大戦:蠍の侍臣

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蠍の侍臣(Vizier of the Scorpion)はカードセット「灯争大戦」収録のクリーチャー・カード。

蠍の侍臣の解説

His blessing is a curse.
その祝福は呪いである。
引用:蠍の侍臣(Vizier of the Scorpion)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

蠍の侍臣(Vizier of the Scorpion)

カードギャラリーより引用

蠍の侍臣(Vizier of the Scorpion)はアモンケット次元の侍臣の永遠衆である。カード名に「侍臣(Vizier)」を含むアモンケット関連カードの中で、永遠衆なのはこれのみである。

クリーチャー・タイプに注目するとゾンビ・ウィザードである。アンデッドである永遠衆がゾンビなのはいつも通りだが、もう一方がウィザードが特殊だ。これまでの侍臣が全てクレリックであったのに対し、このカードのみがウィザードなのだ

アモンケットの侍臣は神に仕える聖職であったが、ニコル・ボーラス(Nicol Bolas)の到来によってアモンケットの全ての在り様が劇的に変質してしまった。神の魔法を扱う「クレリック」から、神性の恩恵が払拭された結果、魔法を扱う意味合いだけが残った「ウィザード」となったように思える。

イラストを見ると蠍のとげのような杖を使って、永遠衆に緑色の液体を与えているが、これが蠍の毒なのだろう。カードのメカニズム的には、自軍のゾンビ・トークン全てに即死効果のある「接死」を与える機能がある。カードセット「灯争大戦」でのゾンビ・トークンといえば「戦慄衆軍団」なのでイラストとも整合性が取れる。

アモンケット次元で蠍と言えば「蠍の神(The Scorpion God)」が思い浮かぶ。ボーラスの配下にされたかつてのアモンケットの神のなれの果ての姿で、アモンケットの4神を葬った後に、サムト(Samut)らによって蠍の神自身も滅ぼされた。侍臣がその神の力を幾ばくか受け継いでいるとでもいうのだろうか?

最後に、フレイバー・テキストにある「祝福」とは誰の祝福か?原文では「彼の(His)」とある。蠍の神は各種作品中での扱いは性別不詳で「それ(it)」であったので該当しない。となると、残りはアモンケットの王神を名乗るニコル・ボーラスであろう。ボーラスの祝福はまさにアモンケットの呪いであった。



小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
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※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
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答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaの作中には、「蠍」や「侍臣」に関する記述は出てこないし、魔術師の永遠衆も登場しない。

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