灯争大戦:アショクの潜伏者

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アショクの潜伏者(Ashiok’s Skulker)はカードセット「灯争大戦」収録のクリーチャー・カード。

アショクの潜伏者の解説

「心の影の部分で恐怖が身悶え囁く。それはいつか訪れると分かっていた宿敵なのだ。」
–アショク
引用:アショクの潜伏者(Ashiok’s Skulker)のフレイバー・テキスト

アショクの潜伏者(Ashiok's Skulker)

カードギャラリーより引用

アショクの潜伏者(Ashiok’s Skulker)はプレインズウォーカー「アショク(Ashiok)」の名前を冠するカード。

アショクは悪夢の魔導士であり、他者の内から恐怖を呼び起こしたり、悪夢を具現化することができる。このカードはクリーチャー・タイプは「ナイトメア」すなわち「悪夢」である。フレイバー・テキストは、相手の「心の影の部分で」「見悶え囁く」ものが「恐怖」であり、それが「宿敵」だとアショクは言う。このクリーチャー・カードは、アショクが心の影から恐怖を具現化させた敵なのではないだろうか。

ここでメタ的な視点に見方を変えよう。カードセット「灯争大戦」はボーラス・アーク1の総決算に当たり、いよいよ強大なる敵ニコル・ボーラス(Nicol Bolas)当人が物語の表舞台に現れ出でた。その力は全能神にも等しくプレインズウォーカーでさえも恐怖に震え上がる。そこを踏まえてフレイバー・テキストを読むと、「いつか訪れると分かっていた宿敵」とはニコル・ボーラスのことである、とも解釈できるだろう。



アショクの登場するカード

カードセット「灯争大戦」の中でアショクが関係するカード

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaにはアショク(Ashiok)本人すら登場しない。もちろんこのクリーチャーも出てこない。

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