灯争大戦:大いなる創造者、カーン

スポンサーリンク

大いなる創造者、カーン(Karn, the Great Creator)カードセット「灯争大戦」収録のプレインズウォーカー・カード。

大いなる創造者、カーンの解説

大いなる創造者、カーン(Karn, the Great Creator)

カードギャラリーより引用

大いなる創造者、カーン(Karn, the Great Creator)は灯争大戦のストーリー「第二幕七場(Act2, Scene7)」に属するカードとして紹介されている(WAR Story Scenes参照)。

ドミナリア次元出身の銀のゴーレムのプレインズウォーカーである。カーンが意識を覚醒させた、つまり、誕生した年はAR3306年1と考えられる。

カーンはプレインズウォーカーのウルザ(Urza)が制作したゴーレムで、時間遡行に耐えられる金属「銀」で作られている。ウルザは「探査機(The Probe)」と呼んでいたが、カーンの最初の友人ジョイラ(Jhoira)によって古代スラン語で「力(mighty)」を意味する「カーン(Karn)」と名付けられた。ジョイラと並んで最古の友人がテフェリー(Teferi)である。AR4560年現在、カーン、ジョイラ、テフェリーの3人はいまだ健在であり、友人関係は1200年を超えて続いている。

カーンは最初は1997年発売のカードセット「ウェザーライト」に初登場したキャラクターである。飛翔艦ウェザーライト号の乗組員であり、ストーリーの主要登場人物の1人としてカードセット「ウェザーライト」に続くテンペスト・ブロックのカードセットで活躍をした。それからファイレクシアとの戦争を描くインベイジョン・ブロックの終結する2001年までの4年間、カーンは誕生からプレインズウォーカーとなり多元宇宙に旅立つまでの波乱の人生が語られた。

プレインズウォーカーとなったカーンはミラディン次元を創造する(現在の新ファイレクシア次元である)。2003-2004年のミラディン・ブロックはカーンの次元が舞台となった。その直前のオデッセイ・ブロックとオンスロート・ブロックはその前日談でもある。2006-2007年の時のらせんブロック、2010-2011年のミラディンの傷跡ブロックでもカーンは重要な役割を果たした。

灯争大戦の直前、カードセット「ドミナリア」で再登場したカーンは、ミラディン次元を征服した新ファイレクシアに対抗する手段を探索していた。その折に旧友テフェリーやヤヤ(Jaya)、ゲートウォッチの面々と協力関係を築いたのだった。灯争大戦のカーンはゲートウォッチ陣営に味方して、侵略者ニコル・ボーラス(Nikol Bolas)に立ち向かうのだ。



カーンの登場するカード

カードセット「灯争大戦」の中でカーンが関係するカード

灯争大戦のストーリー

第二幕第七場

ストーリー「第二幕七場」ではチャンドラ・ナラーを中心とした関係者がまとまっている。チャンドラの出身カラデシュ次元のサヒーリとドビン。チャンドラの師であるヤヤ・バラードとその友人カーンである。

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaでは、カーンはカードセット「ドミナリア」のストーリーに引き続きゲートウォッチの面々と行動を共にしている。カーンとヤヤ(Jaya)はゲートウォッチでなく協力者として。カラデシュ次元のチャンドラ(Chandra)の実家に集合した一同は次元間ビーコン発信を受けてラヴニカへと来訪することになる。
答え合わせ(ネタバレ注意)
カーンたちはラヴニカに到着し味方となる者たちと合流していく。味方の内の1人ラル・ザレック(Ral Zarek)はプレインズウォーカー識別機能付きゴーグルを装着しており、来訪したプレインズウォーカーの判別を行っていた。カーンはラルが許可する前にゴーグルを取り上げて即座に機能を分析するや、周囲にいる仲間全員に同等のプレインズウォーカー識別能力を付与した。能力の有効期限は日没までだ。役立つ能力であったが、魔力を付与された全員がその瞬間強烈な衝撃を受け目がくらみ集中が途切れた。
答え合わせ(ネタバレ注意)
小説をラット(Rat)の視点から描いた外伝シリーズでも、カーンの識別能力付与の瞬間が出てくる。テヨ(Teyo)が戦闘中に昏倒して魔法の盾が消え去り、命の危機に陥る場面がそれだ。ラットは何らかの魔法のせいだとは分かったが正確な原因が分からなかった。ラットが永遠衆を倒さなければ、無防備なテヨの命はなかっただろう。
答え合わせ(ネタバレ注意)
灯争大戦のストーリー「第二幕七場」に揃ったプレインズウォーカーたちが、小説War of the Spark: Ravnicaで全員一堂に会して物語上で何かを成すことはなかった。ドビン・バーン(Dovin Baan)不滅の太陽(Immortal Sun)攻略にはサヒーリ(Saheeli)とチャンドラが割り当てられているがカーンとヤヤはそれぞれで別の任務を担当することになった。
答え合わせ(ネタバレ注意)
カーンは次元橋(Planar Bridge)の破壊任務に就いた。任務の参加者はサムト(Samut)オブ・ニクシリス(Ob Nixilis)ダク・フェイデン(Dack Fayden)の計4人である。ギルドパクト庁舎跡地に開いている次元橋を抜けてアモンケット次元に移動し、そちら側にいるプレインズウォーカーのテゼレット(Tezzeret)の体内に埋め込まれた次元橋本体を叩く決死の計画である。
答え合わせ(ネタバレ注意)
アモンケットでは、カーンはダク・フェイデンとのコンビネーションでテゼレットと戦った。サヒーリ制作の「銀のハチドリ型飛行機械」を操作しテゼレットの胸の次元橋へと突入させる。すると爆発が起こり次元橋の機能が停止し、負傷したテゼレットは撤退していった。任務は成功である。

ちなみに、カーンが「テゼレットの胸にあるポータルへ拳を叩き込み」次元橋を停止させた、という情報が流布されているが完全な間違いである。この件についてはこちらの記事で扱っているので参考にされたい。

小説War of the Spark: Forsakenでその後どうなった?

小説War of the Spark: Ravnicaの続編小説War of the Spark: Forsakenではどうなったのか?

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

その後どうなった?(ネタバレ注意)
カーンは、灯争大戦直後からギデオン(Gideon)の遺品をテーロス次元に埋葬する葬儀が終わるまで、チャンドラ(Chandra)たちプレインズウォーカーと行動を共にしている。大戦当日の夜は、カラデシュ次元のチャンドラ宅で休息をとり、翌朝ラヴニカ次元のボーラスの城塞頂上に集合してからテーロスに向かうことになった。

カーンは新ファイレクシア次元に残してきた問題が気がかりで、自分が必要とされる場所に行かねばならないと考えていたが、旧友テフェリー(Teferi)に促されチャンドラ宅で仲間と一緒に一晩を過ごすことにした。その晩、チャンドラ宅を訪問したのは他にヤヤ(Jaya)アジャニ(Ajani)、テフェリー、ニッサ(Nissa)である。サヒーリ(Saheeli)ファートリ(Huatri)は一緒にカラデシュに移動したがサヒーリの家に宿泊した。

その後どうなった?(ネタバレ注意)
翌日、カーンは集合場所でジェイス(Jace)サムト(Samut)タミヨウ(Tamiyo)と合流しテーロス次元の葬儀に参列する(ヤヤはテーロスに行かずにラヴニカに留まる)。ただし、テーロスの葬儀ではカーンの存在は全く言及がされない。
その後どうなった?(ネタバレ注意)
葬儀が終わりジェイスや他の参列者が立ち去った後、最後まで居残ったのがカーンとチャンドラ、ニッサ、アジャニ、テフェリーの5人であった。アジャニとテフェリーは新ファイレクシアに関してカーンに協力を申し出、カーンは5秒じっくりと考えてから受け入れることにした。3人はドミナリア次元フェメレフ国にいるテフェリーの娘ニアンビの家で詳しく計画を練ると決めて、テーロスからプレインズウォークした。チャンドラとニッサはまだ他にやることがあるので同行を断ったが、必要とあらば呼び出して欲しいきっと応えるからと約束をして別れた。
その後どうなった?(ネタバレ注意)
以上のように作品序盤で退場してしまうため、今作でもカーンは脇役である。ただし、前振りがされてはいるので次回登場は仲間たちと新ファイレクシアでの戦いとなるのだろう。

大いなる創造者、カーンの関連記事

カードセット「灯争大戦」関連のリスト

カード紹介:灯争大戦
マジック・ザ・ギャザリング(MTG)のカードセット「灯争大戦」収録のカードの中からピックアップしてストーリーや設定を解説する。
  1. 小説Time Streamsによると、時間災害発生がAR3307年で、カーン覚醒はその「nearly a year ago(1年近く前)」である。したがって、AR3307年内である可能性は残る