灯争大戦:夢を引き裂く者、アショク

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夢を引き裂く者、アショク(Ashiok, Dream Render)カードセット「灯争大戦」収録のプレインズウォーカー・カード。

夢を引き裂く者、アショクの解説

夢を引き裂く者、アショク(Ashiok, Dream Render)

データベースGathererより引用

夢を引き裂く者、アショク(Ashiok, Dream Render)はプレインズウォーカー「アショク」の2度目のカード化である。

アショクは出身次元不明の悪夢を操る魔導士である。姿は人型生物だが種族は人間であるかも確証はない。生物学的な性別も不明。現在の性自認は男性でも女性でもない。アショクの魔法的能力は、他者の内面から恐怖を呼び起こしたり、悪夢を具現化することができるというものである。

アショクの初出は2013年発売のカードセット「テーロス」である。翌2014年に、プレインズウォーカーのダク・フェイデン(Dack Fayden)を主人公とするコミックシリーズの新展開に突入したエピソード4で、アショクはテーロス次元に登場した。しかし、コミックシリーズ展開はその本で取り止めになったため、アショクとダク・フェイデンの顛末は語られずに終わってしまっている。

さて、このカードのイラストでアショクが居る場所は「瞑想領土(Meditation Plane)」である。灯争大戦の主舞台はラヴニカ次元であるがアショクは瞑想領土で何をしているのだろう。

コミックより5年を経て再登場となったアショクが、灯争大戦のストーリーで果たす役割は何か?



夢を引き裂く者、アショクのフレイバー・テキスト

夢を引き裂く者、アショク(Ashiok, Dream Render)

夢を引き裂く者、アショク(Ashiok, Dream Render)
ステンドグラス・デザイン版
公式記事より引用

Magic: The Gathering Arena(マジック:ザ・ギャザリング アリーナ)」のステンドグラス・デザイン版、夢を引き裂く者、アショク(Ashiok, Dream Render)にはフレイバー・テキストが特別に設けられている。

“Events on this plane will inspire nightmares for generations to come.”
–Ashiok
「この次元での出来事は、幾世代にもわたる悪夢を呼び起こすであろう」
–アショク
引用:夢を引き裂く者、アショク(Ashiok, Dream Render)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下がMTGアリーナの和訳

さて、このフレイバー・テキストは曲者である。アショクの言う「この次元(this plane)」とはどこだろうか?灯争大戦の戦場である「ラヴニカ」と考えるのが自然かもしれないが、このカード・イラストは「瞑想領土」を描いている。

ラヴニカでは灯争大戦により命が失われた。これほど多くのプレインズウォーカーが命を落とした出来事は前代未聞である。「幾世代にもわたる悪夢を呼び起こす」と言われればなるほど納得せざるをえない。

一方の瞑想領土は元々その姿を変容する性質を持つ次元である(ある種の夢のように)。そして、この度の灯争大戦を経て「牢獄領土(Prison Realm)1」へと次元そのものが変化する。この次元に永遠に囚われたニコル・ボーラス(Nicol Bolas)にとっては「幾世代にもわたる悪夢」となるであろう。

ラヴニカでも瞑想領土でも解釈は成り立ってしまう。結局、アショクが灯争大戦のストーリー中においてどこで何をしてどう考えたか、その辺が判明するまでは答えが出せそうにない。

夢を引き裂く者、アショクの日本オリジナルアート版

夢を引き裂く者、アショク(Ashiok, Dream Render)
日本オリジナルアート版
公式記事より引用

カードセット「灯争大戦」のプレインズウォーカー・カードには、日本オリジナルアート版が存在している。これは日本語版「灯争大戦」のパックから約50%の確率で普通のカードの代わりに出てくるものだ。このバージョンのアショクも瞑想領土にいることが分かる。



アショクの登場するカード

カードセット「灯争大戦」の中でアショクが関係するカード

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaにアショク本人は登場しない。ダク・フェイデン(Dack Fayden)がラヴニカの戦場の混沌状態から、テーロス次元で経験した「アショクの睡魔の呪い」を連想した際に、名前が1度だけ触れられる。登場はこれっきりである。
答え合わせ(ネタバレ注意)
カード上で「瞑想領土」にいるキャラクターはアショクだけではなく、ウギン(Ugin)ナーセット(Narset)も該当する(物語の終幕時にはニコル・ボーラス(Nicol Bolas)もいる)。
この中で物語上での役割がきちんと語られたのはウギン(とボーラス)だけである。アショクやナーセットは灯争大戦本筋から外れた幕外で、瞑想領土にいた可能性は残っている。小説War of the Spark: Ravnicaにはこれから前日譚や関連短編が控えているので、もしかするとそちらでアショクの行動が語られるのかもしれない。
その後どうなった?(ネタバレ注意)
前日譚でもアショクは登場していない。

小説War of the Spark: Forsakenでその後どうなった?

小説War of the Spark: Ravnicaの続編小説War of the Spark: Forsakenではどうなったのか?

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

その後どうなった?(ネタバレ注意)
結局、今作でもアショクは登場しなかった。
アショクは灯争大戦に関わっていたのか?(ネタバレ注意)
マーク・ローズウォーターはアショクの動向について質問を受けて、「アショクは灯争大戦にいた。どのような役割を果たしたかは私には分からない。いつかは明らかになるだろう。」と答えている。(出典

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  1. カード名は牢獄領域(Prison Realm)だが設定的には「領域」より「領土」の方がふさわしい