- 赤コモン
- 赤アンコモン
- 赤レア
- エインジーの荒廃者(Anje’s Ravager)
- アヴァシンの裁き(Avacyn’s Judgment)
- 逆噴射のヘルカイト(Backdraft Hellkite)
- 混沌のねじれ(Chaos Warp)
- 小悪魔の遊び(Devil’s Play)
- 波止場の恐喝者(Dockside Extortionist)
- 炎駆の乗り手(Flamerush Rider)
- 憎悪縛りの剥ぎ取り(Flayer of the Hatebound)
- ギレッドの好戦性(Ghired’s Belligerence)
- 心臓貫きのマンティコア(Heart-Piercer Manticore)
- 未来を点火(Ignite the Future)
- 高まる復讐心(Increasing Vengeance)
- 溶岩震(Magmaquake)
- 輪の大魔術師(Magus of the Wheel)
- 空火のフェニックス(Skyfire Phoenix)
- ゴブリンの太守スクイー(Squee, Goblin Nabob)
- 流城の密教信者(Stromkirk Occultist)
- 地盤のヘリオン(Tectonic Hellion)
- 戦嵐のうねり(Warstorm Surge)
- 野火の悪魔(Wildfire Devils)
- 赤神話レア
- 統率者2019:赤カードの関連記事
赤コモン
錬金術師の挨拶(Alchemist’s Greeting)
「すごいわね。」
–チャンドラ・ナラー
引用:錬金術師の挨拶(Alchemist’s Greeting)のフレイバー・テキスト
錬金術師の挨拶(Alchemist’s Greeting)はカードセット「異界月」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。
したがって、このカードはイニストラード次元に属している。
信仰無き物あさり(Faithless Looting)
信仰無き物あさり(Faithless Looting)はカードセット「闇の隆盛」からの再録カード。イラストは差し変わり、フレイバー・テキストは削除されている。
癇しゃく(Fiery Temper)
「炎よ、罪なき者は燃やすな。」
引用:癇しゃく(Fiery Temper)のフレイバー・テキスト
癇しゃく(Fiery Temper)はカードセット「トーメント」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストもカードセット「イニストラードを覆う影」再録時のバージョン。
したがって、このカードはイニストラード次元に属している。
赤アンコモン
燃え立つ復讐(Burning Vengeance)
霧は霊の悲哀だ。風は霊の苦痛だ。火は霊の復讐だ。
引用:燃え立つ復讐(Burning Vengeance)のフレイバー・テキスト
燃え立つ復讐(Burning Vengeance)はカードセット「イニストラード」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。
したがって、このカードはイニストラード次元に属している。
捨て身の狂乱(Desperate Ravings)
彼女は正気ではないが嘘は言わない。
引用:捨て身の狂乱(Desperate Ravings)のフレイバー・テキスト
捨て身の狂乱(Desperate Ravings)はカードセット「イニストラード」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。フレイバー・テキストの原文は同じだが、和訳はカードセット「エターナルマスターズ」再録時に正しい翻訳に修正されたバージョンになっている。
したがって、このカードはイニストラード次元に属している。
どぶ潜み(Guttersnipe)
「新しいオモチャを見つけたのさ。遊んでみるか?」
引用:どぶ潜み(Guttersnipe)のフレイバー・テキスト
どぶ潜み(Guttersnipe)はカードセット「ラヴニカへの回帰」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストもカードセット「アイコニックマスターズ」再録時のバージョン。
初出時はラヴニカ次元を描いたカードであったが、アイコニックマスターズの舞台は特定の次元に設定されていなかったため、このバージョンの次元は必ずしもラヴニカとは特定できない。
カード名の「Guttersnipe」とは「貧民街の子供、最下層の人」を意味する言葉。2つの単語に区切ると、「gutter」は「溝、側溝」や「貧民街」のことで、「snipe」は名詞として「タシギ1」や「狙撃」の意味を持っている。このカードの場合は、「貧民街に住むゴブリン」と「貧民街の狙撃者」の両方の含みを持たされている。
憎悪の蜃気楼(Hate Mirage)
光のいたずらは、ただの一瞬であっても命取りになることがある。
引用:憎悪の蜃気楼(Hate Mirage)のフレイバー・テキスト
憎悪の蜃気楼(Hate Mirage)は新規カード。
このカードは、イラストの人物たちの姿や装束からおそらくアモンケット次元に属すると思われる。
邪悪な囁き(Malevolent Whispers)
邪悪な囁き(Malevolent Whispers)はカードセット「イニストラードを覆う影」からの再録カード。イラストは据え置き。
したがって、このカードはイニストラード次元に属している。
轟く激震(Rolling Temblor)
悪魔がお前の玄関までの道を開いたら、引っ越すべき時だ。
引用:轟く激震(Rolling Temblor)のフレイバー・テキスト
轟く激震(Rolling Temblor)はカードセット「イニストラード」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。
したがって、このカードはイニストラード次元に属している。
激発(Violent Eruption)
激発(Violent Eruption)はカードセット「トーメント」からの再録カード。イラストは差し変わっている。
初出時はAR4305年頃のドミナリア次元オタリア大陸を描いたカードであったが、今回は特定できない。ただし、イラストに描かれているロープを扱う青白い肌の人物たちはゼンディカー次元のコー族に似てはいる。
赤レア
エインジーの荒廃者(Anje’s Ravager)
エインジーの荒廃者(Anje’s Ravager)は新規カード。
同時収録のエインジー・ファルケンラス(Anje Falkenrath)の名前を冠する吸血鬼である。したがって、このカードはイニストラード次元に属している。
アヴァシンの裁き(Avacyn’s Judgment)
アヴァシンの裁き(Avacyn’s Judgment)はカードセット「イニストラードを覆う影」からの再録カード。イラストは据え置き。
したがって、このカードはイニストラード次元に属している。
逆噴射のヘルカイト(Backdraft Hellkite)
記憶は最も明るい炎を上げて燃える。
引用:逆噴射のヘルカイト(Backdraft Hellkite)のフレイバー・テキスト
逆噴射のヘルカイト(Backdraft Hellkite)は新規カード。
混沌のねじれ(Chaos Warp)
混沌のねじれ(Chaos Warp)はカードセット「統率者」からの再録カード。イラストは据え置き。
小悪魔の遊び(Devil’s Play)
A devil’s hands are never idle.
不善をなす小悪魔閑居せず。
引用:小悪魔の遊び(Devil’s Play)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
小悪魔の遊び(Devil’s Play)はカードセット「イニストラード」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。
したがって、このカードはイニストラード次元に属している。
フレイバー・テキストの原文は直訳すると「小悪魔の手が暇になることなどない。」くらいである。このフレイバー・テキストは「The devil finds mischief for idle hands to do.(小人閑居して不善をなす)」という言い回しをひねったものである。
カード名とフレイバー・テキストの「小悪魔」は原文では「Devil」である。クリーチャー・タイプで「デビル」と訳される場合を除いて、「Devil」の公式和訳は「小悪魔」だったり「悪魔」だったりと訳がブレている。例えば、同じ統率者2019収録の「野火の悪魔(Wildfire Devils)」では「悪魔」と訳されている。紛らわしい。
波止場の恐喝者(Dockside Extortionist)
「この程度で大事なものが守れるなら安いものだぜ!」
引用:波止場の恐喝者(Dockside Extortionist)のフレイバー・テキスト
波止場の恐喝者(Dockside Extortionist)は新規カード。
このカードのメカニズムを見ると、海賊であり宝物トークンを生成する点が、イクサラン次元を想起させる。しかし、イラストの波止場の恐喝者はイクサラン次元のゴブリンとは似ても似つかない。緑色の肌と尖った大きな耳と鼻は、多元宇宙でもよくいるゴブリンの典型といえる。このカードをがどの次元に属するか特定はできない。
炎駆の乗り手(Flamerush Rider)
炎駆の乗り手(Flamerush Rider)はカードセット「運命再編」からの再録カード。イラストは据え置き。
したがって、このカードはタルキール次元に属している。
憎悪縛りの剥ぎ取り(Flayer of the Hatebound)
憎悪縛りの剥ぎ取り(Flayer of the Hatebound)はカードセット「闇の隆盛」からの再録カード。イラストは据え置き。
したがって、このカードはイニストラード次元に属している。
ギレッドの好戦性(Ghired’s Belligerence)
「調和はもはや選択肢ではない。」
–議事会の流刑者、ギレッド
引用:ギレッドの好戦性(Ghired’s Belligerence)のフレイバー・テキスト
ギレッドの好戦性(Ghired’s Belligerence)は新規カード。同時収録の議事会の流刑者、ギレッド(Ghired, Conclave Exile)の名前を冠するカードである。
心臓貫きのマンティコア(Heart-Piercer Manticore)
心臓貫きのマンティコア(Heart-Piercer Manticore)はカードセット「アモンケット」からの再録カード。イラストは据え置き。
したがって、このカードはアモンケット次元に属している。
未来を点火(Ignite the Future)
未来を点火(Ignite the Future)は新規カード。
高まる復讐心(Increasing Vengeance)
高まる復讐心(Increasing Vengeance)はカードセット「闇の隆盛」からの再録カード。イラストは据え置き。
したがって、このカードはイニストラード次元に属している。
溶岩震(Magmaquake)
「貴様が落ち延びた先の大地そのもので罰してやるというのに、どこへ逃げるつもりだ?」
–ニコル・ボーラス
引用:溶岩震(Magmaquake)のフレイバー・テキスト
溶岩震(Magmaquake)はカードセット「基本セット2013」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。
輪の大魔術師(Magus of the Wheel)
「運命とは、あなたが考えているほど定まっているものではないのですよ。」
引用:輪の大魔術師(Magus of the Wheel)のフレイバー・テキスト
輪の大魔術師(Magus of the Wheel)はカードセット「統率者2015」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。
空火のフェニックス(Skyfire Phoenix)
その怒りは雲に火を放つ。
引用:空火のフェニックス(Skyfire Phoenix)のフレイバー・テキスト
空火のフェニックス(Skyfire Phoenix)は新規カード。
このカードの属する次元はどこかは分からないが、カード名の「空火(そらび:Skyfire)」はかつて1例だけカード名で使用されている。
「空火」が登場した先例がこれ。カードセット「神河救済」収録の空火の麒麟(Skyfire Kirin)である。名前だけの共通点しかないものの、空火のフェニックスが神河次元に属する可能性はある。
ゴブリンの太守スクイー(Squee, Goblin Nabob)
消耗品のゴブリンもいる。 追い出せないゴブリンもいる。 でも、こいつは両方だ–しかも同時にだ!
–スターク
引用:ゴブリンの太守スクイー(Squee, Goblin Nabob)のフレイバー・テキスト
ゴブリンの太守スクイー(Squee, Goblin Nabob)はカードセット「メルカディアン・マスクス」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストもカードセット「基本セット第10版」再録時のバージョン。
流城の密教信者(Stromkirk Occultist)
流城の密教信者(Stromkirk Occultist)はカードセット「異界月」からの再録カード。イラストは据え置き。
したがって、このカードはイニストラード次元に属している。
カード名の「流城(りゅうじょう)」と訳されている「Stromkirk」はイニストラードの吸血鬼4大血統の1つ「ストロムカーク家」のことである。他の血統がカタカナの音写なのに、なぜかこれだけが直訳した漢字に置き換えられており、不格好になっている。カードセット「イニストラード」で「流城」と翻訳されたため正式な訳語として定着してしまっているが、ストーリーや背景世界系のテキストでは他の血統に合わせて「ストロムカーク」とされることも少なくない。
地盤のヘリオン(Tectonic Hellion)
ヘリオンは餌の量を山何個分と認識する。
引用:地盤のヘリオン(Tectonic Hellion)のフレイバー・テキスト
地盤のヘリオン(Tectonic Hellion)は新規カード。
戦嵐のうねり(Warstorm Surge)
「この叫びを聞け!雷を感じよ!イマースタームは稲妻で応え叫んでいるぞ!」
引用:戦嵐のうねり(Warstorm Surge)のフレイバー・テキスト
戦嵐のうねり(Warstorm Surge)はカードセット「基本セット2012」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。
したがって、このカードはヴァラ次元のイマースターム(Immersturm:絶えることのない嵐)を描いている。
野火の悪魔(Wildfire Devils)
Devils sow grief and harvest glee.
悪魔は苦悩を蒔き、嘲笑を収穫する。
引用:野火の悪魔(Wildfire Devils)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
野火の悪魔(Wildfire Devils)は新規カード。
カード名とフレイバー・テキストで「悪魔」と和訳されている部分は「デビル」である。MTGでは「デーモン」と「デビル」は別種のクリーチャーなのだが、和訳ではしばしば一緒くたに「悪魔」と訳されるため、原文を確認しなければ区別がつかない。例えば、同じ統率者2019収録の「小悪魔の遊び(Devil’s Play)」では「小悪魔」となっていて、1つの製品内であっても統一が取れていない。
また、カード名の「Wildfire」は「野火」と訳されていて、これは辞書的には正しい。ただし、MTGには同名の次元「ワイルドファイア(Wildfire)」が存在していることには留意しておきたい。ワイルドファイアはイフリートやジンの住む炎渦巻く世界である。この「Wildfire Devils」はワイルドファイア次元のデビルである可能性があるのだ。
赤神話レア
竜使いののけ者(Dragonmaster Outcast)
「この世界は、あの醜悪な詐称者どもによってではなく、正当なる支配者に統治されるであろう。」
引用:竜使いののけ者(Dragonmaster Outcast)のフレイバー・テキスト
竜使いののけ者(Dragonmaster Outcast)はカードセット「ワールドウェイク」からの再録カード。イラストは据え置き。フレイバー・テキストはカードセット「戦乱のゼンディカー」再録時のバージョン。
したがって、このカードはゼンディカー次元に属している。
第三の道のフェルドン(Feldon of the Third Path)
「彼女は私の元に戻ってくるさ。」
引用:第三の道のフェルドン(Feldon of the Third Path)のフレイバー・テキスト
第三の道のフェルドン(Feldon of the Third Path)はカードセット「統率者2014」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。
フェルドンはドミナリア次元のアンティキティー戦争期から暗黒時代の人物。人間男性。
このカードは暗黒時代、AR73年のテリシア大陸北西部を舞台にした短編Loran’s Smileをモチーフとしてカード化したものである。