エルドレインの王権:トロールとがらがらどん

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エルドレイン次元のトロール(Troll)と童話「三びきのやぎのがらがらどん」モチーフのカードについて解説する。

小説「Throne of Eldraine: The Wildered Quest」



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エルドレインのトロールと「三びきのやぎのがらがらどん」の解説

トロール(Troll)はMTGでは定番の人型種族であり、様々な次元に存在している。エルドレイン次元にもトロールは生息しているが、その特徴は童話「三びきのやぎのがらがらどん」に出てくるトロールの影響を色濃く受けている。

ノルウェーの童話「三びきのやぎのがらがらどん」では、トロールは橋の下に住む恐ろしくも醜い怪物で、橋を渡る山羊を食べようとする。一番目の小さい山羊は次にもっと大きい山羊が来るからとトロールに見逃してもらう。二番目の中くらいの山羊も同じことを言って見逃される。そして、三匹目の一番大きな山羊によって、襲い掛かるトロールは逆に退治されてしまう。この三匹の山羊の名前が「がらがらどん」である(三匹とも同じ名前)。

エルドレイン次元のトロールは3種類カード化されている。3種全てに共通する特徴は、醜い巨人であり、橋に住んでおり、何かを食べることに関するメカニズム(食物トークンなど)とトランプルを持っている。童話のトロールにそっくりだ。

ただ、各トロール・カードを見比べてみて気付くことだが、エルドレイン次元のトロールは外見的には統一感がなくバラバラに見える。大食いトロール(Gluttonous Troll)は人間に近いが、貪るトロールの王(Feasting Troll King)はヒヒのような姿だ。カタカタ橋のトロール(Clackbridge Troll)に至っては、トロールとは別種族であるオーガの方によく似ている。

小説のトロール
小説「Throne of Eldraine: The Wildered Quest」では、橋の下のトロールが軽く言及される。僻境中心部の周りを流れる川に架かる橋は、5種類の材質がある。その材質が黒曜石の橋であった場合には、恐ろしい番人である怪物のねぐらになっている。番人となる怪物には種類があるが、トロールもそれに含まれると語られている。

だが、作中で黒曜石の橋から出現した怪物はトロールではなく、怪物ハウルバック(Howl-back)であった。



エルドレインのトロールに該当するカード

大食いトロール(Gluttonous Troll)

大食いトロール(Gluttonous Troll)

データベースGathererより引用

大食いトロール(Gluttonous Troll)はトロールらしく橋の下にいて何かを貪り食っている。

カタカタ橋のトロール(Clackbridge Troll)

カタカタ橋のトロール(Clackbridge Troll)

データベースGathererより引用

カタカタ橋のトロール(Clackbridge Troll)は、童話「三びきのやぎのがらがらどん」に出てくるトロールに一番近いカードである。

このカードが対戦相手に与える山羊トークン3体がMTG版「がらがらどん」たちだ。そして、トロールはクリーチャーを生け贄に捧げられたターンの間は、貪り食うのに夢中になるのかタップして攻撃に参加できなくなる。幸いなことに、童話と違って山羊と戦ってもやっつけられる心配なさそうだ。

エルドレインの王権の山羊トークン

エルドレインの王権の山羊トークン
公式記事より引用

カード名の「カタカタ橋(Clackbridge)」はこのトロールが住む僻境の橋の名前と考えられる。元ネタの「がらがらどん」は山羊の鳴き声だが、このカードの「カタカタ」は橋が鳴らす音のようだ。

貪るトロールの王(Feasting Troll King)

貪るトロールの王(Feasting Troll King)

データベースGathererより引用

エルドレインの王権ではトロールの王も収録されている。この貪るトロールの王(Feasting Troll King)はイラストでは石造りの橋の上に陣取っている。

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