ニューカペナ:華やいだエルズペス

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華やいだエルズペス(Elspeth Resplendent)は今月発売予定のカードセット「ニューカペナの街角」に収録されるプレインズウォーカー・カードだ。これがエルズペス・ティレルの6回目のカード化になる。

巷では色々と謎の多かったエルズペスの故郷が判明したと話題になっている。今回はこれまで彼女の不明瞭だった経歴を検証して、誕生年から出演カードセットの出来事が発生した年代など、彼女のバイオグラフィーを特定していくことにしよう。

追記(2022年4月16日):アラーラ・ブロックを再検証してAR4551年ではなく、AR4556年に発生した出来事であると修正を行った。

追記(2022年4月19日):大都市ニューカペナの存在する次元は、同名の「ニューカペナ」次元と呼ぶべき場所との情報を記事に反映させた。

追記(2022年10月27日):カードセット「兄弟戦争」の連載ストーリー、現代時間軸の第4章The Darkにおいてエルズペスの少女時代の出来事に言及がされ、「廃棄される死体の中に紛れてファイレクシアンから脱走した」と「プレインズウォーカーの灯の点火」の両エピソードの連続性が明確になったため、その旨を追記した。

※ 本記事は公式ソースをもとに年代を検証しているが、ソースでははっきりと「何年」に発生と記されたり、具体的に何日後、何年後と時間経過が書かれていることはほとんどない。そのため、可能な限りの範囲において正確さを求めたものの、数か月のずれが生じてもおかしくはない情報となっている。また、本サイト独自調査による年代検証であり、海外有力ファンサイトやwikiと異なるデータを示す場合も少なくはない。判断根拠となるソースはできる限り提示している。以上のこと留意されたい。

華やいだエルズペスの解説

華やいだエルズペス(Elspeth Resplendent)

華やいだエルズペス(Elspeth Resplendent)
データベースGathererより引用

華やいだエルズペス(Elspeth Resplendent)はカードセット「ニューカペナの街角」におけるプレインズウォーカー、エルズペス・ティレル(Elspeth Tirel)の最新カードだ。

エルズペス・ティレルは人間女性の騎士でありプレインズウォーカーだ。大都市ニューカペナが存在するニューカペナ次元出身で、今回は十数年振りの帰郷となった。



エルズペスの経歴検証

プレインズウォーカー、エルズペス・ティレル(Elspeth Tirel)の経歴を検証する。

以前行った神河の検証において確定できた年表を下敷きとする。つまり、カードセット「神河:輝ける世界」現在はAR4561年である。

検証課程を省略して結果が見たい方はこちらをご覧いただきたい。では検証開始。

エルズペスの誕生年

エルズペスの灯の点火
コミック名誉にかけて(Honor Bound)より引用

まず時系列を整理する前に起点となるエルズペスの誕生年を割り出そう。

エルズペスが初登場したアラーラ・ブロックの設定集A Planeswalker’s Giude to Alaraによると、13歳の時にプレインズウォーカーの灯が点火して故郷のニューカペナ次元からプレインズウォークして旅立った。

そして、テーロス・ブロックの小説Godsend, Part1ではエルズペスがプレインズウォークして到着した最初の次元がテーロス次元であり、ほんの短い間(小一時間にも満たない程度に思える)滞在して直に次元を移動してしまう。この時に7歳のダクソスと初対面している。小説Godsend, Part1およびPart2の現在時間軸ではダクソスの年齢は22歳だから、15年後となるのでこの時点のエルズペスは28歳である。テーロス・ブロックの最後にエルズペスは死亡して、テーロス次元の死の国の住人となる。

英雄たちの結束(Solidarity of Heroes)

アジャニ(左)とエルズペス(右)
英雄たちの結束(Solidarity of Heroes)
データベースGathererより引用

次にアジャニの方の時系列を確認する。アジャニはエルズペスの親友であり、テーロス・ブロックでは彼女に同道して最期を看取った。カラデシュ・ブロックの連載ストーリーによると、アジャニがテーロス・ブロックの後に神河次元のタミヨウ家を訪問しており、それはカラデシュ・ブロック開始6か月前でありAR4559年中の出来事だと前回の検証でわかっている。

したがって、エルズペスの死はAR4559年に発生したことになる。この時点でエルズペスは28歳だ。4559-28=4531なので、エルズペスの誕生年はAR4531年と計算できた。プレインズウォーカーの灯の点火は13歳なのでAR4544年だ。

エルズペスの少女時代からバント騎士時代

遍歴の騎士、エルズペス(Elspeth, Knight-Errant)

遍歴の騎士、エルズペス(Elspeth, Knight-Errant)
データベースGathererより引用

誕生年を導き出せたので、続いて少女時代からアラーラ次元バントの騎士時代を検証していく。

上述したように、エルズペスは13歳でプレインズウォーカーの力に目覚めた。地下牢獄でファイレクシアンに襲われ生命の危機に陥った際に灯が点火したのだ。

設定集A Planeswalker’s Giude to Alara小説Alara Unbroken小説Godsend, Part1によれば、テーロス次元を立ち去った後、多元宇宙をさすらって、アラーラ次元のバントに辿り着きそれ以来次元を移動していない。故郷次元に戻ったことは1度もない。16歳でバントで騎士となる鍛錬に励み、17歳には従者となり、20歳には騎士となった。

小説Alara Unbrokenにおいて、エルズペスはアジャニに対して、「私はバントを見つけて2年以上にもなるが、それ以来ずっとプレインズウォークはしていない。(it’s been over two years since I found Bant, and I haven’t planeswalked at all since then.)」と述べている。この言い方からすると、バントには2年そこそこしか暮らしていないと読み取れる。16歳でバントに流れ着き、20歳で騎士になったことが判明しているため、この言い方が通るのはぎりぎり20歳中であろう(21歳以上なら「5年(以上)」などと表現しないと不自然だ)。

アラーラ・ブロックはエルズペス20歳の出来事となる。

追記(2022年4月16日):アラーラ・ブロックの時代を再検証する。エルズペスの発言から20歳の時つまりAR4551年だと置いたが、これを覆すより強力な証拠を発見した。

小説Agents of Artificeにおいて、アラーラ次元が5つの断片状態であり1つの次元へと戻る「衝合」がまだ起こっていないことが確認できた。私はここの記述を再確認するまですっかり忘れてしまっていた。これで小説Agents of Artificeの後にアラーラ・ブロックは確定だ。そして、カラデシュ・ブロックの記述によれば小説Agents of Artificeの現在時間軸の出来事はAR4556年であり、アラーラ・ブロックの次のミラディンの傷跡ブロックはAR4557年の出来事と特定済みだ。

また、ウィザーズ社でMTGの伝承知識(Lore)担当(註:ウィザーズの社員ではなくストーリーのコンサルタント)をしているジェイ・アネリ(Jay Annelli)のTumblrでのQ&Aによると、ここ最近のMTG史のカードセットと発生年代が一覧になっていた(出典リンク)。これはカードセット「ニューカペナの街角」発売間近の2022年4月時点での最新情報となる。これによればアラーラ・ブロックはAR4556年と置かれていて、本サイトの再検証とも矛盾しない。

したがって、アラーラ・ブロックはエルズペス25歳の出来事となる。

小説Alara Unbrokenでは単純にエルズペスがちょっとおかしな(不自然な)表現で喋ってしまっただけなのであった。:追記ここまで

地下牢にいる13歳のエルズペス
コミック名誉にかけて(Honor Bound)より引用

エルズペスの2度目のカードセット登場がミラディンの傷跡ブロックだ。この小説The Quest for Karnでは、エルズペスの少女時代のエピソードが彼女の口から断片的に語られている。

エルズペスはファイレクシアの生来の残虐性をヴェンセールに対して語った際に、「私は8歳で人々が…じわじわと…引き裂かれているのを見た。(I was eight years old and I saw people ripped apart … slowly.)」と述べている。地下牢で幽閉されていた際に、ファイレクシアンは人の惨たらしい死にざまを見せつけてエルズペスの反応を楽しんでいたというのである。地下牢での幽閉生活ではずっと人の残酷な解剖を見せられたとのことなので、この8歳時点で囚われの身になったのだろう。

新ファイレクシアで過去を回想するエルズペス
コミックScarredより引用

小説The Quest for Karnではまた、少女時代のエルズペスは廃棄される死体の中に紛れてファイレクシアンから脱走した、とのエピソードを語っている。しかし、これはコミックやその他の解説での灯の点火の瞬間と次元移動での脱出描写と食い違っている。おそらく一旦脱走できたが再び捕まってしまったのだろう。「ニューカペナの街角」時点での公式動画によると、エルズペスの少女時代の記憶はファイレクシアンの地下牢だけとのことなので、死体の廃棄場所からそう遠くまでは離れられなかったと考えて間違いはないだろう。

追記(2022年10月27日):カードセット「兄弟戦争」の連載ストーリー、現代時間軸の第4章The Darkにおいて、死体に紛れた脱走とプレインズウォーカーの灯の点火の両方の連続性が明確になった。

死体に紛れての脱走計画は、エルズペス1人ではなく、名前の知らない少年と2人で実行したことであった。しかし、隠れているところをファイレクシアンに発見されて捕らえられ、2人とも鎖に繋がれてしまった。ここでエルズペスは灯が点火して脱出できたが、少年は助からなかった。

したがって、この2つは連続した1つのエピソードであり、13歳時点で発生したことが明らかになった。:追記ここまで

荒廃したバントを悲しむエルズペス
コミック名誉にかけて(Honor Bound)より引用

ミラディンの傷跡ファットパック付属のプレイヤーズ・ガイドおよびコミックPath of the Planeswalker2では、エルズペスは両親や共同体と一緒にファイレクシアンの奴隷となったと解説されている。その上、小説The Quest for Karnでは新しい囚人が増えるたびとの表現もあるので、ファイレクシアンに囚われたのはエルズペスの共同体で最後だったわけではない。

エルズペスは8歳でファイレクシアンの地下牢に幽閉され、13歳でプレインズウォーカーとなって故郷次元から脱出した。最初にテーロス次元に到着したが、そのまま多元宇宙をさすらい、16歳でアラーラ次元バントに居を定めて騎士の訓練をはじめた。17歳で従者、20歳には騎士となり、20歳中に25歳時点でアラーラ・ブロックの出来事が発生してアラーラ次元から去った。

エルズペスのドミナリア時代から新ファイレクシア時代

剣闘士時代のエルズペス(右)。中央がアジャニ、左はコス
コミックGathering Forcesより引用

テーロス次元を離れたエルズペスはドミナリア次元を来訪した。かつてファイレクシアの侵略を退けたこの次元に暮らすこととした。アーボーグの闘技場の剣闘士となった。

再会したエルズペスとアジャニ
コミックGathering Forcesより引用

この剣闘士時代、アジャニが荒んだ戦いの生活を送るエルズペスを探し出して再会を果たしている。コミックGathering Forcesではエルズペスの対戦相手はコスであり、ミラディンの傷跡ブロックの開始直前という描写である。

エルズペス・ティレル(Elspeth Tirel)

エルズペス・ティレル(Elspeth Tirel)
データベースGathererより引用

ミラディンの傷跡ブロックのストーリーが始まり、アーボーグのエルズペスとヴェンセールの下にコスが現れて、2人は新ファイレクシアと戦う協力者としてコスと共にミラディン次元(現在の新ファイレクシア次元)で戦った。小説The Quest for Karnでの出来事だが、一か月に満たない程度の出来事と読み取れ、ヴェンセールが命を犠牲にしてカーンを復活させて物語は幕となった。

槌のコス(Koth of the Hammer)

エルズペスの戦友
槌のコス(Koth of the Hammer)
データベースGathererより引用

ミラディンの傷跡ブロック以降もエルズペスは新ファイレクシア次元で少なくとも1年以上戦いを続けたものの力は及ばなかった。決定的な敗退の間際にコスによる強い退去の勧めをやむなく受け入れ、エルズペスは新ファイレクシア次元を立ち去った。

カラデシュ・ブロックの連載ストーリーによると、テゼレットがエルズペスの敵と協力していたことに触れており、それはミラディンの傷跡ブロックを指している。前回の検証でミラディンの傷跡ブロックはAR4557年の出来事と特定済みだ。

したがって、AR4557年、エルズペス26歳時にミラディンの傷跡ブロックが発生した。その後もエルズペスは1年以上は新ファイレクシア次元で闘い続けた。

エルズペスのテーロス時代

太陽の勇者、エルズペス(Elspeth, Sun's Champion)

太陽の勇者、エルズペス(Elspeth, Sun’s Champion)
データベースGathererより引用

エルズペスは新ファイレクシア次元からテーロス次元に移動し、テーロス・ブロックの出来事が起こることとなる。上述したように、この時はAR4559年でエルズペス28歳だ。

遍歴の騎士、エルズペス(Elspeth, Knight-Errant)

死の国の住人を示す仮面を持つエルズペス
遍歴の騎士、エルズペス(Elspeth, Knight-Errant)
データベースGathererより引用

ストーリーの最後にエルズペスは命を落として、この次元の死の国の住人となった。

ただし、テーロス・ブロックは終了はAR4559年となるが、ストーリーはある程度の期間に渡っているとみられ開始時点は同年中ともその前年AR4558年ともどちらとも言えないが、取りあえずAR4559年と想定しておく。

太陽の宿敵、エルズペス(Elspeth, Sun's Nemesis)

太陽の宿敵、エルズペス(Elspeth, Sun’s Nemesis)
データベースGathererより引用

カードセット「テーロス還魂記」のストーリーにおいて、エルズペスは死の国を脱出した。死の神エレボスの好意を獲得できたことで再び生の世界に復活できたのだ。

テーロス還魂記は出版予定にあった小説がキャンセルになったため詳しい時系列は分からない。

エルズペスのニューカペナの街角時代

テーロス次元を旅立ったエルズペスはドミナリア次元で友人アジャニと再会する。おそらく他に身を寄せる相手も場所も持たないのでアジャニの下(少なくともテーロス以前にアジャニと最後に会った場所)に直行したと思われる。

再会したアジャニはエルズペスに対して、彼女が居なくなっている(死んでいた)間にも彼女の「故郷」1を探し続けていて遂に見つけ出したと語った。さらにその次元は過去にファイレクシアの脅威を撃退したことがあるという。

こうしてアジャニからニューカペナの過去を調査する要請を受けて、エルズペスは生まれ故郷である「大都市ニューカペナのある正式名称不明のニューカペナ次元」を訪れることになった(これがカードセット「ニューカペナの街角」ストーリーの切っ掛けである)。

ニューカペナで調査を開始したエルズペスはこの地が自分の知っている生まれ故郷だということに違和感を覚えたが、アジャニは常に正しいことを語ってきたと彼を信じた。ニューカペナの街角の制作者インタビュー動画によると、エルズペスの少女時代に居たのは旧世代のファイレクシアンの残党であるとのことで、少なくとも彼女の幼い頃にはニューカペナの次元のどこかに残党が活動していたと明言されている。現在もまだ確認できていないだけで存在している可能性は十二分にある。

狩りに出るビビアン(Vivien on the Hunt)

狩りに出るビビアン(Vivien on the Hunt)
公式カードギャラリーより引用

「ニューカペナの街角」は連載ストーリー内で、カードセット「カルドハイム」と「神河:輝ける世界」における最近のファイレクシアン目撃情報をビビアン・リードが持っていたことが分かっている。「神河:輝ける世界」はAR4561年だと検証済みなので、そのすぐ後の「ニューカペナの街角」も同年中だと考えられる。

「テーロス還魂記」も「ニューカペナの街角」の直前に終了したと見られるので、これも同年中と見做せる。

したがって、「テーロス還魂記」(終了時点)と「ニューカペナの街角」はAR4561年だ。エルズペスは現在30歳である(死んでいた2年間に肉体的な加齢があったかどうかは定かではないので、あるいは肉体的には28歳かもしれない)。
以上で、エルズペス・ティレルの経歴の時系列検証が終わった。次の節でまとめよう。

エルズペスの経歴の検証結果

では検証結果を踏まえて年表にまとめてみた。(※ 2022年4月16日に一部修正

数世紀前(AR4205年より前):エルズペスの故郷次元(旧カペナ)は旧世代のファイレクシアによる侵略を受けたがその脅威を退けた。都市ニューカペナが誕生し後に大都市へと発展する。ファイレクシアの残党勢力はこの次元にまだ存在していた。

AR4531年:エルズペス誕生。

AR4539年:エルズペス8歳は両親や共同体と共にファイレクシアン残党の奴隷となって、地下牢に幽閉された。

AR4544年:エルズペス13歳はプレインズウォーカーの灯が点火し故郷の次元を去った。最初にテーロス次元を来訪した後に多元宇宙をさすらった。

AR4547年から4551年:エルズペスは16歳でアラーラ次元バントに居を定め騎士となる訓練に励み、17歳で従者に、20歳で騎士となった。

AR4556年:アラーラ・ブロックの出来事。エルズペスは荒廃したバントに絶望して立ち去った。

AR4556年から4557年:エルズペスはドミナリア次元のアーボーグにおいて剣闘士として生活した。

AR4557年:ミラディンの傷跡ブロックの出来事。コスに協力してミラディン次元(現在の新ファイレクシア次元)で新ファイレクシアと戦った。

AR4557年から4559年頃まで:新ファイレクシア次元で闘い続けたが力及ばずこの地を去った。

AR4559年:テーロス・ブロックの出来事。エルズペスは命を落とし、テーロス次元の死の国の住人となった。

AR4561年頃:テーロス還魂記の出来事。エルズペスは死の国を脱出し、生者として復活した。

AR4561年:ドミナリアでアジャニと再会した。アジャニの要請で、生まれ故郷の次元にある大都市ニューカペナでファイレクシアに関する調査任務に就いた。ビビアン・リードと協力し、オブ・ニクシリスを退けると共に、ファイレクシア打倒の鍵となる「光素」の情報を携えてアジャニの待つドミナリアへと戻っていった。



さいごに

以上をもってエルズペス・ティレルの現時点でのバイオグラフィーが埋められた。急作りにしては個人的には満足する出来になった。

日本語圏のMTGユーザー間では、ニューカペナの街角の連載ストーリーを読んでも、そこが「彼女の故郷だったなんて全然読み取れなかった」「故郷だったの?」などなど。そういう困惑の声が聞こえてきている(少なくともSNS上では確認できている)。

こうなった原因は「home」を「故郷」と解釈せずに「安住の地」とした公式翻訳にあるのだが、これまでの既存情報との食い違いから故郷と断定できなかったとの旨の釈明が翻訳担当者からツイッターの私への引用ツイートで出されており(リンク)、これには一応の理は認められるため、本記事ではここを深く掘り下げるのは止めた。

日本語圏のファンに正確で正しい公式情報が行き渡る未来が実現することを望んでいる。では今回はここまで。

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  1. 原文「home」で文脈上では「生まれ故郷」としか読めないものだ。しかし、連載ストーリーの公式翻訳版では翻訳担当者が「故郷」とは断定できないと判断してあえて「安住の地」と置き換えたとのことだ。私個人の意見として、この判断は日本語圏にいたずらに混乱を広げただけの最悪の部類だと思っている