灯争大戦:ラゾテプの板金

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ラゾテプの板金(Lazotep Plating)はカードセット「灯争大戦」収録のインスタント・カード。

ラゾテプの板金の解説

ラゾテプの板金(Lazotep Plating)

カードギャラリーより引用

ラゾテプの板金(Lazotep Plating)は、永遠衆の全身の表面を覆っている青い鉱物性の装甲のことである。このカードは、永遠衆のラゾテプ金属装甲の防御力を表現している。

ラゾテプ(Lazotep)とは、アモンケット次元で産出される鉱物。鮮やかな青い光沢のある金属である。

永遠衆は何重にも積層されたラゾテプの装甲で、全身をくまなく覆われて、密封されている。有機体は次元と次元の間を移動することができないが、永遠衆は内臓などの有機的な器官を除去された上に、ラゾテプ鉱で完全密封されたアンデッドであるため、次元移動に耐えることができる。この事実からニコル・ボーラス(Nicol Bolas)の次元間侵略計画においてアモンケットは、ボーラスの軍団を生産する重要拠点の役割を果たすことになった。

アモンケットは古代エジプトをモチーフにして設定された次元だが、紀元前3000年の昔のエジプトには人類最古の合成顔料の1つとして知られる「エジプシャンブルー」という青い顔料が存在していた。ラゾテプはエジプシャンブルーが元ネタの1つにあるのだろう。



小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
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※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaでは、永遠衆の体を覆うラゾテプ装甲は、特徴的な青い金属光沢を放つ外観表現として、または、次元間移動を可能とする特殊な性質として、何度も言及されている。

ただし、作中でも繰り返しその存在を強調されるものの、ラゾテプ装甲は砕かれ、切断され、貫通され、あるいは、装甲内部が焼尽されて抜け殻だけが残されるといった描写の方が目を引く。このカードのように何者をも寄せ付けない強固さを誇示し続ける描写はまずされていない。

金属装甲で完全に守られたアンデッドの怪物はやられ役であり、英雄たちに倒されることが物語での役割であるようである。

答え合わせ(ネタバレ注意)
ラゾテプはよく電気を通す伝導体である。電撃を得意とするラル・ザレック(Ral Zarek)はその事実に気付いている。また、ダク・フェイデン(Dack Fayden)は呪詛魔法(Hex)でラゾテプを磁性化して、永遠衆同士を磁力でくっつけたり、ラゾテプ装甲をねじ曲げたり、といった戦法で戦っていた。
答え合わせ(ネタバレ注意)
ラット(Rat)は永遠衆に忍び寄って、その眼窩を狙ってナイフで突き刺し、頭部の奥深くまで破壊する戦い方で何体も倒している。骨を避けラゾテプ装甲を貫通しさえできれば中身はもろい肉なのだ。

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