ラゾテプの板金(Lazotep Plating)はカードセット「灯争大戦」収録のインスタント・カード。
ラゾテプの板金の解説
ラゾテプの板金(Lazotep Plating)は、永遠衆の全身の表面を覆っている青い鉱物性の装甲のことである。このカードは、永遠衆のラゾテプ金属装甲の防御力を表現している。ラゾテプ(Lazotep)とは、アモンケット次元で産出される鉱物。鮮やかな青い光沢のある金属である。
永遠衆は何重にも積層されたラゾテプの装甲で、全身をくまなく覆われて、密封されている。有機体は次元と次元の間を移動することができないが、永遠衆は内臓などの有機的な器官を除去された上に、ラゾテプ鉱で完全密封されたアンデッドであるため、次元移動に耐えることができる。この事実からニコル・ボーラス(Nicol Bolas)の次元間侵略計画においてアモンケットは、ボーラスの軍団を生産する重要拠点の役割を果たすことになった。
アモンケットは古代エジプトをモチーフにして設定された次元だが、紀元前3000年の昔のエジプトには人類最古の合成顔料の1つとして知られる「エジプシャンブルー」という青い顔料が存在していた。ラゾテプはエジプシャンブルーが元ネタの1つにあるのだろう。
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