小説War of the Spark: Ravnica外伝その1

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小説『War of the Spark: Ravnica』の外伝に当たる掌編シリーズが公式サイトで公開された。

『ラヴニカ:灯争大戦――古き友、新しき友』(和訳あり!)
ラヴニカ:灯争大戦――古き友、新しき友
悪しき古龍の軍勢が到来した。備えていたプレインズウォーカーたち、戸惑う市民、訳もわからずこの次元に辿り着いた少年……戦いが始まる。

外伝掌編の解説

小説『War of the Spark: Ravnica』の出来事をラット(アレイシャ・ショクタ)の視点から語り直す…というもの。

読んでみて分かったけれど、小説本編と共通する部分が非常に多い。本編の台詞をラットが聞いているのだから、一言一句同じではないとおかしいのではあるが、こうも全く同じ台詞がそのまま出てくるのが、なんとも奇妙だ。

無料で公式サイト公開するなんて大盤振る舞いである。サービスするものだなぁ。

あまりにも気になって仕方がなかったところ

I was both surprised and impressed and—though I had no real reason, as my godfather Boruvo would say, to harvest this honor—proud of my adoptee.
私は驚いて、感心して、それと――特に理由はないけれど、誇らしかった。ボルボ、名付け親のケンタウルスの言葉を借りるなら、私に養われることを誇りに思いなさい、って。
引用:上が英語原文。下が公式和訳

テヨの働きを見て、ラットの不思議な気持ち。自分のことのように誇らしい、もしも名付け親のボルボならこういうだろうな…。この流れで「私に養われることを誇りに思いなさい」=「面倒見てやってる俺に感謝しろ」じゃやっぱりつじつまが合わない。

ボルボ、名付け親のケンタウルスの言葉を借りるなら、これが『私の』自慢の養子(むすこ)なんだ、ってね。
注:上の引用部から私家訳

ボルボはラットのことを「to harvest this honor—proud of my adoptee(『私の』自慢の養子(むすめ)…こんな栄誉を与えられるなんて)」とよく口にしているのだろうな。愛されている。

追記メモ

「テヨトラット(Teyonraht)」
うむ。そう訳すると思った。そう訳さざるを得ない。「テヨンラート」ととは訳せないから。

テヨがものすごく初心な男の子で馬鹿丁寧な口調に訳されてしまうのもライターの好みと癖の強さから予想がついていたことだな。

この掌編で初和訳された言葉やら、気になる用語を色々とここにメモ…。

ヒカラ(Hekara)
ラット(Rat):アレイシャ・ショクタ(Araithia Shokta)
ヴロナ(Vrona)
盾魔道士団の見習い(an acolyte of the Shieldmage Order)
金剛嵐(diamondstorm)
盾魔道士修道団(The Monastic Order of the Shieldmage)
ゴバカン(Gobakhan)
バレズ院長(Abbot Barrez)
第10管区広場(Tenth District Plaza) ←カード上での現行訳「第10管区公有地」とも少し違う
不死者(undead creatures)
ボルボ(Boruvo)