カード紹介:アイスヘイヴンの霜巨人

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霜巨人(Frost Giant)カードセット「レジェンド」で収録されたクリーチャー・カード。

霜巨人の解説

The Frost Giants have been out in the cold a long, long time, but they have their rage to keep them warm.
霜巨人は長い長い間、無視されていた/寒冷地にいた1けれど、激怒がその身体を温めて続けていた。
引用および私家訳:霜巨人(Frost Giant)のフレイバー・テキスト

霜巨人(Frost Giant)

データベースGathererより引用

霜巨人(Frost Giant)はファンタジーでは北欧神話系の巨人をモチーフとした存在としてしばしば登場する。MTGにおいてはドミナリア次元に存在が確認されている。

ドミナリア次元では、この双頭の霜巨人はドメインズ地方北部のアイスヘイヴン(ケルドやパルマのあるエローナの亜大陸)の居住種族として知られている。

パルマに住む霜巨人と氷の怪物はケルドの宿敵である。作品に登場した際にはカードイラストとは違った描写がされたことがある。小説Future Sight登場時は全身が(あごひげまで)氷でできた身長50フィート(15m)の巨人であった。



アイスヘイヴンの巨人族

アイスヘイヴンには霜巨人の他にも巨人やそれに類する種族の生息が確認できる。

石巨人(Stone Giant)

石巨人(Stone Giant)
MTG最初の基本セットから収録されていた巨人
データベースGathererより引用

まずは石巨人(Stone Giant)

巨体のオーガ(Hulking Ogre)

巨体のオーガ(Hulking Ogre)
データベースGathererより引用

そしてオーガ

血まなこのサイクロプス(Bloodshot Cyclops)

血まなこのサイクロプス(Bloodshot Cyclops)
データベースGathererより引用

サイクロプスもいる。

霜巨人のストーリー

霜巨人が物語で大役を果たすことはなかったが、アイスヘイヴン(特にパルマ)の解説において言及されることが何度かあった。

そう言った登場作品は短編Keldon Fireや、時のらせんブロック小説三部作(小説Time Spiral2小説Planar Chaos小説Future Sight)がある。

アイスヘイヴンと巨人族の設定は、小説作品ではなく、むしろMTG初期のカレンダーに詳しく記述されている。3まず、1997年日めくりカレンダーではパルマは戦士と巨人が住む氷の大地とされていた。そして、1997年ドメインズ地図付きカレンダーの方には石巨人諸部族はアイスヘイヴンの土着種族と解説されていた。



クレイトン・エマリィ!

クレイトン・エマリィ小説Jeditカードセット「レジェンド」をテーマに据えたレジェンドサイクル1小説三部作の二作目である。作中で吸血鬼ショークーが霧状の形態を取って襲い掛かる場面が出てくる。冷湿な霧にまとわりつかれたアディラは凍ったように身動きが取れなくなる。その時の霧の形容が「霜巨人の息のように(like the breath of a frost giant)」である。クレイトン・エマリィ作品ではよくあることだが、カード名などのストーリー的な固有名詞に言及するサービス精神が旺盛なのだ。この際、霜巨人が相手を凍り付かせる息を吐くか否かの真偽は問題ではないように思えてならない。

霜巨人の関連カード

カードセット「レジェンド」関連のリスト

カード紹介:レジェンド
マジック・ザ・ギャザリング(MTG)のカードセット「レジェンド」収録のカードの中からピックアップしてストーリーや設定を解説する。
  1. out in the coldには「無視される、孤独である」の成句だが、このフレイバー・テキストは文字通り「寒い外にいる」という意味でも読める。ダブルミーニング
  2. ice giants表記
  3. 雑誌やカレンダーなど一度買い逃すと入手困難でソースを参照しにくいところに、重要な設定情報が記載されて、しかも同じ設定情報が再び別のところで言及されることがない。そういうヴォーソスには難儀で仕方がないケースが最初期のMTGには珍しくなかった。