ニュース:次期商品でカード化されるキャラクター候補

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マークローズ・ウォーターの公式記事「You Know Who」が公開された。

ローズウォーターがユーザーの「~なのは誰?」という質問に回答するという形式の記事だ。

その中でヴォーソス的には見過ごせない記述があったのでピックアップしたい。

You Know Who
Mark answers reader questions centered around the "Who" of Magic.

カード化の要望が一番高いキャラクターは誰?

以下は記事から抜粋翻訳

質問:まだカード化されていないキャラクターの中で、カード化の要望が一番高いキャラクター(複数可)は誰ですか?

ローズウォーターの返答:
「Unstable」1が印刷されるまでは、答えは割と簡単だった。それはウルザだ。(現在でも黒枠版ウルザの要望がくる)

では、よく要望が来るキャラクター達をここに挙げておこう。

  • アスモラノマルディカダイスティナカルダカール(ドミナリア次元。『地獄料理書』の著者)
  • 呪われた男(統率者2017年版)
  • フブルスプ(ラヴニカ次元)
  • フェザー(ラヴニカ次元)
  • ギックス(本家ファイレクシア次元)
  • ハルとアレイナ(イニストラード次元)
  • カリスト・ロォカ(ラヴニカ次元)
  • 虐殺少女(ラヴニカ次元)
  • パシャリク・モンス(ドミナリア次元)
  • セラ(ドミナリア次元2
  • シャドウブレイド(カラデシュ次元)
  • 無名の白黒の天使(イニストラード次元)
  • ヨーグモス(本家ファイレクシア次元)

実はね。このうち何人かは発売予定の商品のファイルにもう入ってるんだ。3

以上、記事からの抜粋翻訳はここまで

このうち何人かは発売予定の商品のファイルにもう入ってる!?



カード化候補に挙がったキャラクター解説

アスモラノマルディカダイスティナカルダカール

Granite Gargoyle

データベースGathererより引用

アスモラノマルディカダイスティナカルダカール(Asmoranomardicadaistinaculdacar)

特徴的な長い長いヘンテコな名前のキャラクター。人間女性。

『地獄料理書』の著者として有名で、硬い玄武岩のガーゴイルでも何でもかんでも料理してしまう。

最初の基本セットアルファ版のGranite Gargoyleのフレイバー・テキストに登場する最古参のキャラクターの1人。

主人公の短編Chef’s Surpriseもある。これは短編集Distant Planesに収録。

呪われた男(”Curse Guy”)

統率者2017年版で、一連の「呪いサイクル」のカードで不幸な目にあっているプレインズウォーカー。

妙な人気がある。カードのイラストは全てKieran Yannerが担当している。

カードイラストの指定では「最も不運なプレインズウォーカー(the unluckiest Planeswalker)」と呼ばれている。

以下の記事を読むと、不幸に見舞われた次元はイニストラード、フィオーラ、アラーラのグリクシス、ラヴニカ、タルキールの5次元となっている。

フブルスプ(Fblthp)

こちらも妙な人気のあるキャラクター。

ラヴニカ次元のホムンクルス。ラヴニカへの回帰ブロックのカードのイラストやフレイバー・テキストに登場したのが最初。

マスコット的な扱いで人気が出て、主役の短編が書かれたり、実際にマスコット人形とかも作られるほど…。

私個人的には、この人気とか熱狂ぶりがよく理解できないままでいる。

追記:カードセット「灯争大戦」で収録が発表された。→迷い子、フブルスプ(Fblthp, the Lost)参照。

フェザー

フェザー(Feather)は「羽根」を意味する名前のボロス所属の天使。女性。

最初のラヴニカ・ブロック小説に登場した天使のキャラクター。
小説発売後に意外に人気が出ていた。

追記:カードセット「灯争大戦」で収録が発表された。→贖いし者、フェザー(Feather, the Redeemed)参照。

ギックス

抑圧(Oppression)

データベースGathererより引用

ギックス(Gix)はファイレクシア人の法務官。男性。

アルマダコミック・シリーズが初出のキャラクターで、カードセット「ウルザズ・サーガ」の時期に悪役として再登場した。

再登場時にはデザインもリファインされており、カードのイラストやフレイバー・テキストに顔を見せている。

小説The Brothers’ War小説Planeswalkerでは、ウルザに敵対する黒幕という扱いだった。小説Planeswalkerではウルザとの直接対決もある!

そして、小説The Thranではギックスのオリジンが語られている。

ハルとアレイナ

ハルとアレイナ(Hal and Alena)
ハルはハラナ(Halana)の愛称。

イニストラードを覆う影ブロックに登場したキャラクター。

短編が発表された後にはカード化要望がすでに出ている、と昔の記事でも紹介されていた。

銀の月の下で|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
世界中で2千万人を超えるプレイヤーとファンを持つ世界最高の戦略トレーディングカードゲーム、マジック:ザ・ギャザリングの日本公式ウェブサイト。

カリスト・ロォカ

カリスト・ロォカ(Khallist Rhoka)

小説Agents of Artificeで登場したジェイスの相棒で親友。人間男性。

プレインズウォーカーのジェイス・ベレレンに見た目そっくりな剣士であり、小説Agents of Artificeは彼の視点から始まる。

最初に読んだときは見知らぬキャラクターが主人公扱いで始まってしばらくは「ジェイス主人公の小説のはずなのになぜ…?」と混乱したものだ。



虐殺少女

逸脱者の歓び(Deviant Glee)

データベースGathererより引用

虐殺少女(Massacre Girl)はラクドス教団のリングマスターの1人。契約殺人者。人間女性。

アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人の中に挙げられる犯罪者である。

ラヴニカへの回帰ブロックの時にいくつかのストーリーに登場した。

カード化要望トップレベルに名を連ねるほどの人気キャラだったのかと個人的には驚いている。

ラヴニカのマイナーキャラクターだったら同系の名前のぼろ娘(Ragamuffyn)を掘り下げて欲しい。

追記:カードセット「灯争大戦」で収録が発表された。→虐殺少女(Massacre Girl)参照。

パシャリク・モンス

モンスのゴブリン略奪隊(Mons's Goblin Raiders)

データベースGathererより引用

パシャリク・モンス(Pashalik Mons)

最初の基本セットアルファ版のモンスのゴブリン略奪隊(Mons’s Goblin Raiders)から名前が出てくる最古参キャラクター。

ドミナリアのランドヴェルト・ゴブリンの偉人・英雄。男性。

AR4560年現在でもその名は伝え残されているほど。

短編Dochyel’s Rideで登場したこともある。

カード化されるなら、ランドヴェルト・ゴブリンらしさがカードに盛り込まれることになるだろう。岩ぞり部隊とか、気球部隊とか、組織的で知識継承がされた文化的なゴブリンらしさが。

セラ

セラ(Serra)これはすでにプレインズウォーカー・カード化が発表されているもの。

モダンホライゾン:慈悲深きセラ
マジック・ザ・ギャザリング(MTG)のキャラクター「セラ(Serra)」を紹介。「モダンホライゾン」でプレインズウォーカー・カード慈悲深きセラ(Serra the Benevolent)として収録が公開された。記念してセラのバイオグラフィを記した。

マーク・ローズウォーター(マロー)の記事「You Know Who」中では「from Dominaria(ドミナリア出身)」と書かれているけれど、これは間違いだ。

マローは開発部の重鎮であっても、クリエイティブの専門家ではないから、背景世界設定的な部分では間違ったことを書いてしまうことが無いわけじゃない。間違う頻度はそれほど多くなくても、マローの場合は、強く印象に残ってしまうこともしばしばという感じはするけれど。

シャドウブレイド

シャドウブレイド(Shadowblayde)

“You can call me ‘Shadowblade,’ by the by. With a Y in the ‘blade.'”
“Shadowblayde?” he echoed, incredulously.
「ああ、ついでに。あたしの事はシャドウブレイドって呼んでくれればいいよ。ブレードじゃなくてブレイドね」
「シャドウブレイド?」 彼は疑い深く繰り返した。
出典:小説「Release/解放」

本名はヴァッティ(Vatti)。エルフ女性。
シャドウブレイドはコードネーム。
カラデシュ・ブロックの小説で登場したキャラクター。

無名の白黒の天使

無名の白黒の天使(Unnamed white-black Angel sister)

カードセット「アヴァシンの帰還」で白を含む二色の天使サイクルが作られた際に、白青のブルーナ、赤白のギセラ、緑白のシガルダの3種類がサイクルになっていたが、「白黒」の天使は登場しなかった。だから欠けている4人目の白黒の天使を望む声が当時から出ているのだ。



ヨーグモス

ヨーグモスの不義提案(Yawgmoth's Vile Offering)

データベースGathererより引用

ヨーグモス(Yawgmoth)はMTGの巨悪としてカードセットを跨いで描かれた最初のキャラクター。現在のニコル・ボーラスのような扱いだ。

元スラン人の優生学者の男性で、ファイレクシア次元と自分自身を接続して強大な力を手に入れた。

小説The Thranでは、人間時代のヨーグモスが主役の1人として登場。彼のオリジンが描かれている。

ヨーグモスの初出はカードセット「アンティキティ」だが、テンペスト・ブロックが終わるころまでは「ヨーグモス」は意味不明な謎の言葉だった。テンペスト・ブロックの途中辺りからファイレクシアの魔王的存在がヨーグモスだと匂わせてきて、ウルザズ・サーガ・ブロックで倒すべき黒幕としての輪郭が明確になり、インベイジョン・ブロックで最終決戦が描かれることになった。

この部分は読み飛ばしてOK
ちなみに、当時しばしば目にしたのが「ヨーグモスはプレインズウォーカーである」という誤解。ヨーグモスだけでなく「強大な存在はプレインズウォーカーに違いない」と噂され、確定事項のようにユーザによって語られることがよくあった(今でもその手のあるかも?)。ヨーグモスは1999年の小説The Thranでオリジンが、インベイジョンブロック三部作(2000-2001年)でその最期まで描かれて、プレインズウォーカーではなかったことが確定していたにも関わらず。誤解が残っていたためか2年後に2003年の記事Where Are They Now: Planeswalkersで否定されることになった。こういう思い違いはストーリーを全く追わない層(競技専門ユーザーとか)だけに限らなくて、2002年8月の「Gameぎゃざ」ドミニア・プチガイドでも「(ヨーグモスは)プレインズウォーカーとなった」と書かれていた。日本の準公式レベルでストーリー解説連載を行っていてさえもこんな間違いあるのか、とずいぶんと驚かされたものだ。

どの商品にどのキャラクターが

どのキャラクターがカード化されるにしても収録される商品は、今年の「モダンホライゾン(6月14日発売)」と「統率者2019年版(8月23日発売)」が最も可能性が高いだろう。

人気からいって「フブルスプ」は確定だろうかなぁ…ストーリー系に興味ないユーザーにも刺さる選択だろうし。白黒の天使もメカニズム的には作りやすそうに見える。

ジェイス絡みで「カリスト・ロォカ」はかなり有望じゃないかと思う。テゼレットの初期ストーリーのライバル枠で「サイラス・レン」がカード化されたように、ジェイスの初期ストーリーの重要キャラとしてピックアップはありそう。

過去の登場人物からだと「ヨーグモス」は大物過ぎるので、カード化は最後の切り札として残しておくのではないだろうか…。代わりにファイレクシア枠で「ギックス」を「モダンホライゾン」の「セラ」にぶつける形で収録するとかあるのではないだろうか?

「呪われた男」はないだろ。いじりネタ以上のキャラクターにはならないと思う。

最後にメモ

2019年3月6日に追記

この部分は読み飛ばしてOK
このブログ記事を書いた時点では公式和訳版はまだ公開されてなかった。だからこそ、日本のユーザーにも広く知ってもらうべき情報だ、と書いたのだけれど。

記事原文:A number of these characters, by the way, are currently in files in upcoming products.
公式翻訳版:ちなみに現時点で、これらの登場人物の多くは、開発中の商品のファイルに入っている。

公式翻訳版のここの部分の翻訳がすごく気になった。意味合いがちょっと変わってるんじゃない?

「A number of …」の部分は文脈や記述者の意図によって「たくさんの」でも「いくつかの」でもどちらの意味合いでも取れる表現になってる。
そして「upcoming products」は「発売間近の、発売予定の商品」てことで、「開発中の」よりも既に出来上がってて差し迫っているイメージ。「upcoming!」なら「もうすぐだぞ!」って押し出しが強い。

「A number of these characters」を「これらの登場人物の多くは」と解釈したが、もしそんなに沢山は製品化されなかったとしたらおかしなことになってしまう、だから、「開発中の商品」とぼかしちゃったのかなと、そんな感触を受け取ってしまった。

これだけは強調しなければと個人的に思うので。

もうすぐ発売されるんだよ。多いか少ないかは分からないけれど、ユーザーの意見が商品化されて、あのキャラクターがカードという現実になるんだ。もうすぐ!
  1. アンステイブル:2017年発売のジョークセット。カードの枠が銀枠
  2. 注:下記参照ドミナリア出身ではない
  3. このフレーズについて記事の最後に追記2019年3月6日
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