レディ・エヴァンジェラ(Lady Evangela)はカードセット「レジェンド」に初収録されたクリーチャー・カード。
レディ・エヴァンジェラの解説
“When milady was young, the sight of a rainbow would fill her soul with peace. As she grew, she learned to share her rapture with others.”
–Lady Gabriella
「御婦人が若い頃、虹の光景は彼女の魂を平和で満たしていたのだろう。彼女は成長すると、その喜びを他者にも分け与えることを学んだのだ。」
–レディ・ガブリエラ
引用:レディ・エヴァンジェラ(Lady Evangela)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が私家訳
レディ・エヴァンジェラ(Lady Evangela)はドミナリア出身の女性。カードのクリーチャー・タイプは人間・クレリック。
虹の光景はエヴァンジェラの魂を平和で満たし、その喜びを他者にも分け与えた、…という。このフレイバー・テキストを除いて特に詳細な設定が明かされているわけでもなく、また、固有の物語が語られているようなキャラクターでもない。
レディ・エヴァンジェラの時代
ドミナリアの伝説時代(AR-5000年~AR0年)は、伝説的な英雄(ヒーロー)やヴィランの物語が発生した時代とされている。下記のストーリーにあるように、アンティキティー戦争期の遺跡に過去の英雄の姿として記録されていることから、おそらくはレディ・エヴァンジェラもまた伝説時代に存在した英雄の1人だと思われる。
レディ・エヴァンジェラのストーリー
小説Final Sacrificeでは、アンティキティー戦争期のラト=ナム大学の遺跡内に残された絵画で古代の英雄たちに交じって、虹に乗って霧月(Mist Moon)に向かうレディ・エヴァンジェラが描かれていた。
クレイトン・エマリィ!
クレイトン・エマリィの作品ではよくあることだが、登場人物が感嘆や罵りの場面や単に言葉の調子を揃えるために固有名詞を口にする。小説Shattered Chainsでは「レディ・エヴァンジェラの愛のために(For the love of Lady Evangela1)」、小説Johanでは「レディ・エヴァンジェラよ、力を貸してください!(Lady Evangela, lend me strength!)」が確認できる。後世にも名前が伝わっているという事実以外に、これらの言葉に特に意味はない。
レディ・エヴァンジェラの関連カード
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