カード紹介:ヒメバチのドルイド

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ヒメバチのドルイド(Ichneumon Druid)カードセット「レジェンド」で収録されたクリーチャー・カード。

ヒメバチのドルイドの解説

Ichneumon Druid

データベースGathererより引用

ヒメバチのドルイド(Ichneumon Druid)は、西ジャムーラ亜大陸のスカーウッドの森に住むスカーウッド・エルフのシャーマン(ドルイド)1である。見習いは森に分け入ってヒメバチの巣を胸に抱きしめ、千回以上の刺し傷をこさえる修行を行う。

スカーウッド・エルフは(カードのイラストの通りに)身体に刺青をして、腰布を巻き、毛皮をまとい、玉石飾りを身に着けたりもする。あごひげを生やした者もいる。エルフを自称しているがエルフの混血種族である。そのためかカードのクリーチャー・タイプは「人間・ドルイド」である。2



Ichneumはマングースではない

「Ichneumon Druid」はMTGのファンサイト私家訳版では「マングース・ドルイド」と訳されることが多くみられる。「Ichneumon」は辞書的には「(エジプト)マングース」とよく書かれているが、寄生蜂の1種である「ヒメバチ」をも指す言葉である。このカードの場合はどちらだろうか?小説Hazezonに登場したときにはヒメバチの方の意味だとドルイド自身が明言していた。したがって、このカードの場合は「マングース」ではなく「ヒメバチ」が背景世界設定上は正しい。

ヒメバチのドルイドのストーリー

レジェンドサイクル1三部作小説の最終巻Hazezonでは、ヒメバチのドルイドのライトニング・ハンズ(Lightning Hands)の他、スカーウッド・エルフたちが登場した。彼らは類人猿3によって居住地を奪われスカーウッドから追い出されて難儀していたことから、小説の主人公ジェディット・オジャネンやアディラ・ストロングハートらに居住地奪還のための協力を願い出た。

鼓膜破りの角笛(Horn of Deafening)

鼓膜破りの角笛(Horn of Deafening)
データベースGathererより引用

ライトニング・ハンズは鼓膜破りの角笛(Horn of Deafening)を携えていた。この角笛もまたカードセット「レジェンド」収録のカードである。

クレイトン・エマリィ!

クレイトン・エマリィの作品では時折あることだが、登場人物が固有名詞の発音を音節ごとに一音ずつ強調して教えてくれる描写が出てくる。小説Hazezonでは「Ick-noo-mon. Do you know the word? The ichneumon is a wasp.(イック・ヌー・モン。この言葉を知っているか?イクヌーモンは蜂だ。)」とあり、この後、ヒメバチは恐ろしいクリーチャーであり寄生蜂の生態は云々、ヒメバチのドルイドの修業は云々、と丁寧に説明してくれる。この脱線気味の解説パートはあまり物語に貢献はしていないように見える。



ヒメバチのドルイドのトリビア

このカードのゲーム的な能力は、対戦相手が同じターン内に2つ目以降のインスタント呪文を唱えるたびにダメージを与える、というもの。「Ichneumon」の語源はギリシア語の「後を追うもの・追跡者」であることから考えて、呪文を唱える相手の後から追撃してくるイメージで名付けられたのかもしれない。

ヒメバチのドルイドの関連カード

カードセット「レジェンド」関連のリスト

カード紹介:レジェンド
マジック・ザ・ギャザリング(MTG)のカードセット「レジェンド」収録のカードの中からピックアップしてストーリーや設定を解説する。
  1. 小説ではドルイドとは書かれておらず、シャーマンと記されている
  2. 古いカードのクリーチャー・タイプは各登場作品での描写を反映させてエラッタが出ることがある。しかし、レジェンドサイクル1三部作に関するものに限っては、(評価が高くないシリーズのためか)あまり反映されていないように見受けられる。
  3. ドミナリア次元には知性を持つゴリラなど類人猿種族が居住している場所がいくつか知られている。