灯争大戦:立像崩し

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立像崩し(Topple the Statue)カードセット「灯争大戦」収録のインスタント・カードである。

立像崩しの解説

Bolas cared little when his statue fell, thinking it a useful distraction, underestimating the surge of resolve it gave his opponents.
ボーラスは自分の立像が倒されても気にしなかった。有効な気分転換と考え、その結果自分の敵の間に決意の奔流が巻き起こるとは思っていなかったのだ。
引用:立像崩し(Topple the Statue)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

立像崩し(Topple the Statue)

データベースGathererより引用

立像崩し(Topple the Statue)は灯争大戦のストーリー「第二幕第八場(Act2, Scene8)」を表すカードである(WAR Story Scenes参照)。

ニッサ(Nissa)によって目覚めた「ヴィトゥ=ガジー(Vitu-Ghazi)」が「王神の立像(God-Pharaoh’s Statue)」を倒す瞬間を描出している。

独裁者の像が倒されることの象徴的な意味や、侵略者に反抗するラヴニカ民衆の熱狂の高まり、湧き上がる希望を、王者ニコル・ボーラスは過小評価していた。



灯争大戦のストーリー

第二幕第八場

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaでも王神の立像(God-Pharaoh’s Statue)ヴィトゥ=ガジー(Vitu-Ghazi)に崩される場面は描写されている。

立像が崩れ落ちると、ラヴニカ側からは希望の歓声が上がった。「潮目が変わったな」とギデオン(Gideon)が言うとジェイス(Jace)はうなずき返した。

希望の光が差したかに見えたものの、この直後に次元橋から永遠神が出現してヴィトゥ=ガジーを打ち倒し、さらに古呪(The Elderspell)が発動する。再びラヴニカ陣営は劣勢に立たされてしまう。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説によると、この立像自体が城塞から目をそらす「標的」になるように、ボーラスが生み出したものである。ボーラスにとっては破壊されてもそもそも痛くも痒くもないものだった。

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