灯争大戦:永遠神の投入

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永遠神の投入(Enter the God-Eternals)カードセット「灯争大戦」収録のソーサリー・カードである。

永遠神の投入の解説

永遠神の投入(Enter the God-Eternals)

データベースGathererより引用

永遠神の投入(Enter the God-Eternals)は灯争大戦のストーリー「第二幕九場(Act2, Scene9)」を表すカードである(WAR Story Scenes参照)。

このカードのプレビュー記事Bad News for the Heroesによると、カードセット「破滅の刻」のストーリーで無慈悲な蠍の神(The Scorpion God)の手によりアモンケット次元で崇められていた神々のうち四神「オケチラ(Oketra)、ロナス(Rhonas)、ケフネト(Kefnet)、バントゥ(Bontu)」は滅ぼされた。神のうちハゾレト(Hazoret)は逃れたもののアモンケット神殿は崩壊し、こうしてニコル・ボーラス(Nicol Bolas)はアモンケットを荒廃させた。

死せる神々の躯は、ボーラスの命により侍臣(Vizier)の闇の魔法儀式によって永遠衆(Eternals)と同様にラゾテプ鉱で聖別1された「永遠神(God-Eternals)」となった。灯争大戦でのボーラスの秘密兵器であり、ボーラス自身によってコントロールされている。

このカードの場面は永遠神が「次元橋(Planar Bridge)」からラヴニカに出現したところである。イラストの向かって左が永遠神ケフネト(God-Eternal Kefnet)、右が永遠神バントゥ(God-Eternal Bontu)である。



灯争大戦のストーリー

第二幕第九場

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
ストーリー第二幕九場ではオケチラのカードが選抜されていないが、小説War of the Spark: Ravnicaでは4永遠神(白のオケチラ(Oketra)、青のケフネト(Kefnet)、黒のバントゥ(Bontu)、緑のロナス(Rhonas))は同時に次元橋から出現してくる。

また、カードセットのストーリー進行と対応する幕が異なり、小説では永遠神の出現は第一幕の終盤である。立像崩し(Topple the Statue)に続いてこの場面に移る物語の流れ自体は同じである。

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  1. 原語の「anoint(ing)」は「聖油を塗る」「聖別する」「聖別して(王などに)選ぶ」「軟膏や油を塗りこむ」といった意味を持つが、アモンケットのストーリーでは「選定する」が定訳になっている