基本セット2020:アーティファクト

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カードセット「基本セット2020」収録のアーティファクト・カード一覧。

基本セット2020自体にはストーリー的な柱がないので、個別記事を作るまでもないカードはここにまとめている。

公式カードギャラリーに全カード登録された同日中にこちらにもアーティファクト・カード全登録済み(2019年6月26日)。

基本セット2020カード記事多色、アーティファクト、土地番外
Core Set 2020 | マジック:ザ・ギャザリング
The Card Image Gallery is updated every day with the latest card previews. Core Set 2020 releases on July 12, 2019.

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基本セット2020のアーティファクトの傾向

カードセット「基本セット2020」収録の無色のアーティファクト・カードは全21種類(コモン6種類、アンコモン9種類、レア6種類)。

再録カードはコモンは全て再録だが、アンコモンとレアはそれぞれ2種類とそこそこの割合である。

有色のアーティファクトは全6種類ある。アンコモンに5色に1種類ずつ。赤にはレアで伝説のアーティファクト「チャンドラの調圧器(Chandra’s Regulator)」がある。→有色アーティファクト

伝説のクリーチャーは不屈の巡礼者、ゴロス(Golos, Tireless Pilgrim)が登場しているが、フレイバー・テキストやイラストへの登場は見当たらない。

フレイバー・テキストには以下のようなキャラクターがおそらく初登場している。

既存キャラクターの新規登場もある。

過去カードからの完全な引用として登場した既存キャラクターもいる。



アーティファクト・コモン

金床鋳込みの猛禽(Anvilwrought Raptor)

「私はそれが空を飛ぶのを見たことがあり、故にその軽さを知っている。私はそれが攻撃する様をも見ていて、故にその重さも知っている。」
–メレティスの兵士、ブリゴニー
引用:金床鋳込みの猛禽(Anvilwrought Raptor)のフレイバー・テキスト

金床鋳込みの猛禽(Anvilwrought Raptor)

カードギャラリーより引用

金床鋳込みの猛禽(Anvilwrought Raptor)はカードセット「テーロス」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。

メレティスの兵士、ブリゴニー(Brigone, soldier of Meletis)はテーロス・ブロックのキャラクター。

したがって、このカードはテーロス次元に属している。

心臓貫きの弓(Heart-Piercer Bow)

心臓貫きの弓(Heart-Piercer Bow)

カードギャラリーより引用

心臓貫きの弓(Heart-Piercer Bow)はカードセット「タルキール覇王譚」からの再録カード。イラストは据え置き。初出時はフレイバー・テキストがあったが今回は削除されている。

したがって、このカードはタルキール次元に属している。

匪賊の斧(Marauder’s Axe)

鋭利な斧はたいていの問題を解決する。
引用:匪賊の斧(Marauder’s Axe)のフレイバー・テキスト

匪賊の斧(Marauder's Axe)

カードギャラリーより引用

匪賊の斧(Marauder’s Axe)はカードセット「基本セット2019」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。

プリズマイト(Prismite)

影ですらまばゆい虹色である。
引用:プリズマイト(Prismite)のフレイバー・テキスト

プリズマイト(Prismite)

カードギャラリーより引用

プリズマイト(Prismite)はカードセット「灯争大戦」からの再録カード。イラストは据え置き。フレイバー・テキストだけが差し変わっている。

これはラヴニカ次元のゴーレムであるが、灯争大戦後の姿ということだろうか。

初出時の詳細記事はプリズマイト(Prismite)を参照。

石のゴーレム(Stone Golem)

他の芸術家同様、彫刻家も自らの作品に心と魂を込める。しかし、新たに目覚めたゴーレムが考えるのは、創作者がもっと他の、より具体的な物を込めて欲しかったということだ。
引用:石のゴーレム(Stone Golem)のフレイバー・テキスト

石のゴーレム(Stone Golem)

カードギャラリーより引用

石のゴーレム(Stone Golem)はカードセット「基本セット2011」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。

龍火の薬瓶(Vial of Dragonfire)

「この丈夫な瓶にはドラゴンの息が入ってるんですって。工匠の折り紙つきよ。後は十分遠くに投げればいいの。」
–クン・メイの最後の言葉
引用:龍火の薬瓶(Vial of Dragonfire)のフレイバー・テキスト

龍火の薬瓶(Vial of Dragonfire)

カードギャラリーより引用

龍火の薬瓶(Vial of Dragonfire)はカードセット「タルキール龍紀伝」からの再録カード。したがって、このカードはタルキール次元に属している。イラストは据え置き。フレイバー・テキストだけが差し変わっている。

「ドラゴンと最期の言葉」シリーズのひとつ。

フレイバー・テキストの和訳製品版では「last words」が「最後の言葉」と訳されているが、この場合は「最期の言葉」の方がより正しい。



アーティファクト・アンコモン

巨像の鎚(Colossus Hammer)

「本当に死んでいるかどうか確かめる方法が一つある。」
引用:巨像の鎚(Colossus Hammer)のフレイバー・テキスト

巨像の鎚(Colossus Hammer)

カードギャラリーより引用

巨像の鎚(Colossus Hammer)

ダイアモンドの騎士(Diamond Knight)

ダイアモンドの騎士(Diamond Knight)

カードギャラリーより引用

ダイアモンドの騎士(Diamond Knight)

占者の保管箱(Diviner’s Lockbox)

「まぶたを閉じると必ず、アレがアタシを馬鹿にしている様子が目に浮かぶんだよ。」
–大泥棒、滑り指のナイレックス
引用:占者の保管箱(Diviner’s Lockbox)のフレイバー・テキスト

占者の保管箱(Diviner's Lockbox)

カードギャラリーより引用

占者の保管箱(Diviner’s Lockbox)

大泥棒、滑り指のナイレックス(Nayrex Slipfinger, master thief)は今回が初登場か。多用途の鍵(Manifold Key)でも登場している。

多用途の鍵(Manifold Key)

「錠前は開けて欲しがってるし、お宝は出して欲しがってるんだよ。」
–大泥棒、滑り指のナイレックス
引用:多用途の鍵(Manifold Key)のフレイバー・テキスト

多用途の鍵(Manifold Key)

カードギャラリーより引用

多用途の鍵(Manifold Key)

占者の保管箱(Diviner’s Lockbox)に引き続き大泥棒、滑り指のナイレックス(Nayrex Slipfinger, master thief)が登場。

隕石ゴーレム(Meteor Golem)

その衝撃で兵士たちは散り散りになった。すると、その穴から何かが現れた。
引用:隕石ゴーレム(Meteor Golem)のフレイバー・テキスト

隕石ゴーレム(Meteor Golem)

カードギャラリーより引用

隕石ゴーレム(Meteor Golem)はカードセット「基本セット2019」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。

見本に倣うもの(Pattern Matcher)

「結構!今度は別の兎でやってみましょう。」
–工匠、サルギス・ハズ
引用:見本に倣うもの(Pattern Matcher)のフレイバー・テキスト

見本に倣うもの(Pattern Matcher)

カードギャラリーより引用

見本に倣うもの(Pattern Matcher)

フレイバー・テキストの「工匠、サルギス・ハズ(Sargis Haz, artificer)」はカードセット「基本セット2011」収録の鋼の監視者(Steel Overseer)が初出のキャラクター。今回の基本セット2020では鋼の監視者も同時に収録されている。

サルギス・ハズは他に報復のワンド(Retributive Wand)遺跡の回収者(Salvager of Ruin)鋼の監視者(Steel Overseer)でも登場している。

報復のワンド(Retributive Wand)

「最後の一撃が一番強力よ。」
–工匠、サルギス・ハズ
引用:報復のワンド(Retributive Wand)のフレイバー・テキスト

報復のワンド(Retributive Wand)

カードギャラリーより引用

報復のワンド(Retributive Wand)

工匠、サルギス・ハズ(Sargis Haz, artificer)」がここでも登場。他には見本に倣うもの(Pattern Matcher)遺跡の回収者(Salvager of Ruin)鋼の監視者(Steel Overseer)で登場している。

遺跡の回収者(Salvager of Ruin)

「次期モデルでは、自己破壊なしで救出できるようにする必要があるわね。」
–工匠、サルギス・ハズ
引用:遺跡の回収者(Salvager of Ruin)のフレイバー・テキスト

遺跡の回収者(Salvager of Ruin)

カードギャラリーより引用

遺跡の回収者(Salvager of Ruin)

工匠、サルギス・ハズ(Sargis Haz, artificer)」が三度登場。他には見本に倣うもの(Pattern Matcher)報復のワンド(Retributive Wand)鋼の監視者(Steel Overseer)でも登場している。

小走り犬(Scuttlemutt)

頭の部分に5種類のレンズがあり、通常の視覚を超えた範囲の色で世界を眺める。
引用:小走り犬(Scuttlemutt)のフレイバー・テキスト

小走り犬(Scuttlemutt)

カードギャラリーより引用

小走り犬(Scuttlemutt)はカードセット「シャドウムーア」からの再録カード。したがって、このカードはシャドウムーア次元に属している。イラストは据え置き。フレイバー・テキストだけが差し変わっている。

どちらが前とも後ろともつかない姿をしているが、フレイバー・テキストによると、イラストの向かって左側の5種類のレンズがある部分が「頭」であるという。



アーティファクト・レア

保有の鞄(Bag of Holding)

There’s no prepared like overprepared.
準備のし過ぎなどというものはない。
引用:保有の鞄(Bag of Holding)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

保有の鞄(Bag of Holding)

カードギャラリーより引用

保有の鞄(Bag of Holding)

「Bag of Holding」はRPGのD&Dでは伝統的な魔法のアイテムである。見かけよりもはるかに多くの荷物を収納できる魔法の鞄である。

不屈の巡礼者、ゴロス(Golos, Tireless Pilgrim)

不屈の巡礼者、ゴロス(Golos, Tireless Pilgrim)

カードギャラリーより引用

不屈の巡礼者、ゴロス(Golos, Tireless Pilgrim)

墓掘りの檻(Grafdigger’s Cage)

「しっかり葬っておくのが一番だ。身の毛のよだつアンコールなんて願い下げだからな。」
–トロスク巡邏官
引用:墓掘りの檻(Grafdigger’s Cage)のフレイバー・テキスト

墓掘りの檻(Grafdigger's Cage)

カードギャラリーより引用

墓掘りの檻(Grafdigger’s Cage)はカードセット「闇の隆盛」からの再録カード。イラストは据え置き。フレイバー・テキストだけが差し変わっている。

したがって、このカードはイニストラード次元に属している。

フレイバー・テキストの「トロスク巡邏官(Constable Trosk)」は今回が初登場か。

祖先の象徴(Icon of Ancestry)

祖先の象徴(Icon of Ancestry)

カードギャラリーより引用

祖先の象徴(Icon of Ancestry)

神秘の炉(Mystic Forge)

神秘の炉(Mystic Forge)

カードギャラリーより引用

神秘の炉(Mystic Forge)

鋼の監視者(Steel Overseer)

「世界は既に機械の方式で動いているのよ。 いつか、その事実を向こうに思い知らされるんでしょうね。」
――工匠、サルギス・ハズ
引用:鋼の監視者(Steel Overseer)のフレイバー・テキスト

鋼の監視者(Steel Overseer)

カードギャラリーより引用

鋼の監視者(Steel Overseer)はカードセット「基本セット2011」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストも据え置き。

フレイバー・テキストの「工匠、サルギス・ハズ(Sargis Haz, artificer)」は、これまでこのカードでしか登場していなかったが、今回のこのカードの再録に際して、他の複数のカードでも新規のフレイバー・テキストが生み出されている→見本に倣うもの(Pattern Matcher)報復のワンド(Retributive Wand)遺跡の回収者(Salvager of Ruin)

有色アーティファクト


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