珊瑚マーフォーク(Coral Merfolk)はカードセット「ウルザズ・サーガ」に初収録されたクリーチャー・カード。
珊瑚マーフォークの解説
It is not unusual for a single family of coral merfolk to spend centuries carefully guiding the growth of the reefs where they make their home.
珊瑚マーフォークの一家族が、家を作るための珊瑚礁を何百年もかけて育てているっていうのは、そう珍しいことではない。
引用:珊瑚マーフォーク(Coral Merfolk)のフレイバー・テキスト
珊瑚マーフォーク(Coral Merfolk)はドミナリア次元トレイリア島周辺海域に住むマーフォーク。珊瑚礁を育てて居住している。
コジマンの珊瑚マーフォーク
トレイリア島の周囲というほど近くではないが、コジマン珊瑚礁(Cosiman Reef)の海には珊瑚マーフォークの存在が確認できる。このカードのフレイバー・テキストと同じように、コジマンのマーフォークは住居となる珊瑚礁や海藻を何世紀も世話し育てている。
このコジマン珊瑚礁の平和を乱したのがウルザである。ウルザはメタスラン創造のために、ドラゴンが産んだまま放棄された卵をコジマンの珊瑚礁から回収するようにアカデミーの学生リアンド(Riand)に命じる。リアンドが指示された場所に行くとコジマンの珊瑚マーフォークが卵を守護していた。焦ったリアンドは魔法で拘束するつもりが誤ってマーフォークを殺害してしまう。
すると、卵の生みの親、コジマンの守護者ブルーサファイアのドラゴン「マラーヴィス(Maraavis)」が出現し、卵を盗み去ったリアンドの痕跡を追ってアカデミーに復讐にやって来た。マーフォークを殺害し卵を盗んだ者への報復をするために…。
最終的に、メラスラン研究に関する事件でコジマンとアカデミーは関係を結ぶことになり、ウルザはコジマンへ与えた損害への贖罪と賠償として、メタスランの衛兵をコジマンへと提供することになった。
守護者マラーヴィスや後のメタスラン衛兵の存在があってか、コジマンの珊瑚マーフォークにはヴォーデイリア帝国の支配下にあるような描写がない。
珊瑚マーフォークのストーリー
コジマンの珊瑚マーフォークとマラーヴィスが描かれている作品が、短編集The Dragons of Magic収録のOf Protectors & Prideである。
この物語はセラの領土の崩壊より後で、メタスラン研究の初期、ガーサがまだsenior studentであった時期の出来事である。各種ソースからAR3360年~AR3380年の間に発生したと推測ができる。
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