灯争大戦:ジェイスの投影

スポンサーリンク

ジェイスの投影(Jace’s Projection)はカードセット「灯争大戦」のプレインズウォーカーデッキ収録のクリーチャー・カード。

ジェイスの投影の解説

“Pardon me if I seem distracted. Part of me is reconnoitering the Tenth District.”
「上の空に見えるかもしれませんが、ご容赦ください。私の一部は、第10管区を偵察中なのです。」
引用:ジェイスの投影(Jace’s Projection)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

ジェイスの投影(Jace's Projection)

プレインズウォーカーデッキ記事より引用

ジェイスの投影(Jace’s Projection)はプレインズウォーカー「ジェイス(Jace)」の名前を冠するカード。

このカードはクリーチャーではあるがタイプがイリュージョン(幻影)であることから、精神魔導士ジェイス・ベレレン(Jace Beleren)が得意としている幻影で自分の分身を生み出す魔法の1種であると考えられる。

フレイバー・テキストでは、自分の一部は第10地区を偵察中であるという。意識の一部をこの幻影の制御に当てているだけでなく、幻影を通して見たり聞いたりも可能であるように思える。

このカードと正確には合致するものではないが、過去の掌編「Project Lightning Bug」(公式和訳版「電光虫プロジェクト」)でのジェイスの分身撹乱描写あたりがモチーフになっているのではないだろうか?

幻術の類であるなら、鏡像を用いた分身をしたり、自身を不可視化して幻を投射するなどは、ジェイスがこれまでもよくやっていた魔法である。同じフレイバーを持つカードとして、灯争大戦には灯の分身(Spark Double)が収録されている。

フレイバー・テキストの「the Tenth District」は和訳製品版では「第10管区」と訳しているが、本サイトでは旧来通りの「第10地区」と訳している。→第10管区を間違いと考える理由は灯争大戦:戦地昇進を参照のこと。



ジェイスの登場するカード

カードセット「灯争大戦」(プレインズウォーカーデッキ含む)の中でジェイスが関係するカード

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaでも、ジェイス・ベレレン(Jace Beleren)は幻術を駆使して、身代わりとなる自身の分身を投影して本当の位置を偽装したり、姿を透明化したり、複数の分身で撹乱したりもしている。

ジェイスの投影の関連記事

カードセット「灯争大戦」関連のリスト

灯争大戦
マジック・ザ・ギャザリング(MTG)のカードセット「灯争大戦」収録のカードの中からピックアップしてストーリーや設定を解説する。