灯争大戦:謎めいた指導者、カズミナ

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謎めいた指導者、カズミナ(Kasmina, Enigmatic Mentor)カードセット「灯争大戦」収録のプレインズウォーカー・カードである。

追記(2021年4月4日):カズミナがカードセット「ストリクスヘイヴン:魔法学院」で再カード化されるにあたり、新たに記事化した旨を追記した。

謎めいた指導者、カズミナの解説

謎めいた指導者、カズミナ(Kasmina, Enigmatic Mentor)

データベースGathererより引用

謎めいた指導者、カズミナ(Kasmina, Enigmatic Mentor)は灯争大戦で初登場となった完全新規のプレインズウォーカー。人間の女性に見える。

カードプレビュー時点で新規のキャラクター1で、魔術師の導師2という以外に全く情報が判明していない。灯争大戦ティザー映像のステンドグラス36人のうちの1人としてはカードプレビュー以前から存在だけは認知されていた。

公式記事More War Gamesによれば、カズミナは将来のストーリーに登場するキャラクターで、カードの能力は彼女の特性に合致するものだという。

ウィザード・トークン

謎めいた指導者、カズミナが生成するウィザード・トークン
公式記事The Tokens of War of the Sparkより引用

関連カードから推察するに、呪文への抵抗力を上げる。指導者(Mentor:導師)の名の通りに弟子の魔術師を呼び出す。相手を蛙に変身させて無害化する。現時点の少ない情報からはやはり青の魔法使いの教師としかいえそうにない。

追記(2021年4月4日):
カズミナの核心に迫る設定情報は設定集The Art of Magic: the Gathering – War of the Sparkで公開された。
また、カードセット「ストリクスヘイヴン:魔法学院」ではカズミナは2度目のカード化がされる。
カズミナに関して明かされた新情報は以下の記事の方で取り扱っている。
ストリクスヘイヴン:謎の賢者、カズミナ
マジック・ザ・ギャザリング(MTG)のプレインズウォーカー・カード「謎の賢者、カズミナ(Kasmina, Enigma Sage)」を紹介。ストリクスヘイヴン:魔法学院に収録。謎めいた存在のカズミナの正体をネタバレ情報を込みで推測する。



謎めいた指導者、カズミナのフレイバー・テキスト

謎めいた指導者、カズミナ(Kasmina, Enigmatic Mentor)

謎めいた指導者、カズミナ(Kasmina, Enigmatic Mentor)
ステンドグラス・デザイン版
公式記事より引用

Magic: The Gathering Arena(マジック:ザ・ギャザリング アリーナ)」のステンドグラス・デザイン版、謎めいた指導者、カズミナ(Kasmina, Enigmatic Mentor)にはフレイバー・テキストが特別に設けられている。

“So many lives lost. So much potential wasted. The dragon’s selfishness will cost the Multiverse dearly”
–Kasmina
「多くの命が失われた。多くの可能性が潰えた。あのドラゴンの身勝手は、多元宇宙に大きな犠牲を強いるわ。」
–カズミナ
引用:謎めいた指導者、カズミナ(Kasmina, Enigmatic Mentor)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下がMTGアリーナの和訳

このフレイバー・テキストは完全新規のものである。カズミナはドラゴン、ニコル・ボーラス(Nicol Bolas)の身勝手から起こった灯争大戦の被害と、これからもたらされる犠牲を語っている。

謎めいた指導者、カズミナの日本オリジナルアート版

謎めいた指導者、カズミナ(Kasmina, Enigmatic Mentor)
日本オリジナルアート版
公式記事より引用

カードセット「灯争大戦」のプレインズウォーカー・カードには、日本オリジナルアート版が存在している。これは日本語版「灯争大戦」のパックから約50%の確率で普通のカードの代わりに出てくるものだ。



カズミナの登場するカード

カードセット「灯争大戦」の中でカズミナが関係するカード

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaではカズミナは登場しない。カードの二つ名通りに「謎めいた」ままである。
答え合わせ(ネタバレ注意)
小説の外伝War of the Spark: Ravnica – The Path to Opulentでカズミナは作品に初登場した。
テヨ(Teyo)、ラットらがいる戦場に、ファートリ(Huatli)サヒーリ(Saheeli)に続き、カズミナは3番目の新たなプレインズウォーカーとして出現した。状況を把握するや、すぐに魔法で永遠衆の1体のコントロールを握って敵同士戦わせる(ラットの目にはカズミナはラヴニカの状況を事前に知っていた風に映った)。
そのあとすぐにラットはカズミナを見失ってしまう。
答え合わせ(ネタバレ注意)
カズミナはキオーラ(Kiora)に名乗っているのをラットは耳に入れたものの、カズミナという名前を正確には記憶していない。その時の混乱した状況のため、ラットが全員の名前を記憶できていなくても無理はない。

小説War of the Spark: Forsakenでその後どうなった?

小説War of the Spark: Ravnicaの続編小説War of the Spark: Forsakenではどうなったのか?

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

その後どうなった?(ネタバレ注意)
カズミナは灯争大戦後日談である今作でも一切の言及がなかった。
その上、灯争大戦後のカードセット「エルドレインの王権」、「テーロス還魂記」、「イコリア:巨獣の棲処」においても全く出番がなく、依然として謎の人物のままである。

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