目的のための殉教者(Martyr for the Cause)はカードセット「灯争大戦」収録のカード。
目的のための殉教者の解説
目的のための殉教者(Martyr for the Cause)はセレズニア議事会の人間兵士。鎧は傷つき盾は破れたが毅然と戦慄衆へと対峙している。“If I am to die in service, there is no more worthy fight than this.”
「私が役目のために死ぬのなら、これ以上ふさわしい戦いはない。」
引用:目的のための殉教者(Martyr for the Cause)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
カード名の「Martyr」は「殉教者」「(主義や信仰などに)殉ずる者(命を投げ捨てて尽くす者)」のこと。「for the Cause」の方は大抵「for the Cause of …」の形で「…という目的・主義・運動のために」の意味を持つが、ここでは特に目的や主義が何を指し示すかは書いてはいない。故郷ラヴニカの勝利ために、セレズニア主義のために、遂行中の任務のために、守るベき命を救うために、などなど、命を賭して臨む理由は色々と当てはめられそうである。
フレイバー・テキストの方は、「in service」は「軍隊に入って」「勤務中に」といった意味で用いられ、前者の意味合いでなら「die in service」で「戦死する」となる。また、カード・メカニズム上は、戦いに斃れたとしても味方には「増殖」能力という利得が残される。
このカードのセレズニア兵士は、灯争大戦中に何らかの「軍務」についており、何らかの「大儀」のために「命を捨てて尽くす者」なのであろう。この大戦では彼らのような名もなき兵士が各自の大義のために数多く命を落とすことだろう。
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