呪文持ちの奇魔(Spellkeeper Weird)はカードセット「灯争大戦」収録のクリーチャー・カード。
呪文持ちの奇魔の解説
呪文持ちの奇魔(Spellkeeper Weird)は灯争大戦のストーリー「第二幕第四場(Act2, Scene4)」に属するカードとして紹介されている(WAR Story Scenes参照)。両者はチームとしてうまくやってきたが、それが長続きしないことはお互いに分かっていた。
引用:呪文持ちの奇魔(Spellkeeper Weird)のフレイバー・テキスト
呪文持ちの奇魔はイゼット団の研究所から脱走して、灯争大戦を相棒の呪文喰いの奇魔(Spellgorger Weird)とチームを組んで生き延びてきた。だが、フレイバー・テキストを見るに、奇魔2体の助け合いは長続きはしない予感がある。
相棒は呪文のパワーを糧とする「呪文喰い」であるのに対し、このカードは「Spellkeeper(呪文を保持する者)」であり、体内には魔法の巻き物の筒かあるいはイゼット式魔力炉か何かが収まっているのが確認できる。そして、カード・メカニズム上ではこのカードは自身を犠牲にして墓地の呪文カードを回収する機能を持たされている。これらが示唆するところは何か?飢えた相棒に対して自身を捧げて食べられてしまう、という悲劇が起こるのではないだろうか?
呪文喰いの奇魔(Spellgorger Weird)でも述べたが、この2体のストーリーは互いのカードで完結してしまっているように思えてならない。カードセットのストーリー第二幕第四場が描き出すのは、多元宇宙規模の危機となる戦争の渦中に叩き込まれてしまったラヴニカ住民の混乱なのだろうか。
灯争大戦のストーリー
第二幕第四場
- 狼の友、トルシミール(Tolsimir, Friend to Wolves)
- 貪るヘリオン(Devouring Hellion)
- 呪文喰いの奇魔(Spellgorger Weird)
- 呪文持ちの奇魔(Spellkeeper Weird)
- 役割交代(Role Reversal)
小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ
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※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
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