冒涜されたもの、ヤロク(Yarok, the Desecrated)はカードセット「基本セット2020」に収録された黒緑青の神話レアの伝説のクリーチャー。
冒涜されたもの、ヤロクの解説
冒涜されたもの、ヤロク(Yarok, the Desecrated)はゼンディカー次元の伝説のエレメンタル・ホラー。「ヤロクの苦悩は 荒廃の内
堕ちる大地は バーラ・ゲド。」
–バーラ・ゲドの哀歌、第1節
引用:冒涜されたもの、ヤロク(Yarok, the Desecrated)のフレイバー・テキスト
フレイバー・テキストの「バーラ・ゲドの哀歌」によって、ヤロクがゼンディカーのバーラ・ゲド大陸に関連するキャラクターであることが窺える。バーラ・ゲドは戦乱のゼンディカー・ブロックのストーリーで、エルドラージに蹂躙された地域である。その後の現状がカードで語られるのはほとんど初めてのことではないだろうか?
バーラ・ゲドの哀歌
「バーラ・ゲドの哀歌(Lament for Bala Ged)」は、冒涜されたもの、ヤロクのフレイバー・テキストから始まって4つの節(stanza)で終わる。それらを引用して、順番に並べてみた。
「ヤロクの苦悩は 荒廃の内
堕ちる大地は バーラ・ゲド。」
–バーラ・ゲドの哀歌、第1節「ヤロクの大波 押し寄せ怒り
軍隊砂に 血を流す。」
–バーラ・ゲドの哀歌、第2節「ヤロクの悪夢は 隠れて潜み
闇の失望 あと一歩。」
–バーラ・ゲドの哀歌、第3節「苦悩と怒りと 悪夢が消えて
希望と安寧 巻き起こる。」
–バーラ・ゲドの哀歌、第4節
「バーラ・ゲドの哀歌」は、冒涜されたもの、ヤロクの他には、青と黒と緑のカードに各1種類のフレイバー・テキストが存在する。第2節から第4節は順番に、青:ヤロクの波壊し(Yarok’s Wavecrasher)、黒:ヤロクの沼潜み(Yarok’s Fenlurker)、緑:林間の癒し手(Healer of the Glade)である。
御覧のように、ヤロクの色である黒緑青の順番に「バーラ・ゲドの哀歌」は並んでいる。些細だがデザイン上の拘りを感じる。