カード紹介:押収

スポンサーリンク

押収(Confiscate)はカードセット「ウルザズ・サーガ」に初収録されたエンチャント。

押収の解説

あんな音を出すための器械を何故あれほど一生懸命作ろうとするのか、理解に苦しむ。手と腋の下のくぼみを使えば簡単に出せるような音だが。
–バリンの生徒記録
引用:押収(Confiscate)のフレイバー・テキスト

押収(Confiscate)

データベースGathererより引用

押収(Confiscate)は、カード・メカニズム上はパーマネントのコントロールを奪う魔法だが、このカードが描き出す場面は生徒から器械を押収する教師の姿である。

この教師はトレイリアのアカデミーの魔術師バリン、器械を押収された少年がテフェリー、その後ろの席の少女がジョイラである。

この場面がいつ頃なのか類推することが可能である。イラストを観察すると、まずテフェリーとジョイラの外見年齢がそれほど差がなく、さらに2人とも十代前半に見えることが分かる。ジョイラはテフェリーの4歳年上であるが、AR3307年のアカデミーの大事故後では2人は時間の流れの速さが異なる状況で20年(かそれ以上)を過ごし、テフェリーは少年のままだがジョイラは大人の姿に成長してしまう。ということは、この場面はAR3307年の事故よりも前であることになる。そして、テフェリーの年齢に着眼すると、アカデミー入学は9歳であり、事故の年で14歳という情報が各小説から読み取れるため、アカデミー入学はAR3302年と計算できる。

以上から、テフェリー入学から事故までの期間「AR3302年~AR3307年」のどこかで起こった一場面であることまでは特定できるのだ。ジョイラがローティーンのように見えるのでおそらくその期間中でも早い時期であろう。

押収のストーリー

テフェリーとジョイラの年齢についての記述は2つの小説に記載されている。まず小説Time Streamsによると、事故の年AR3307年でジョイラ18歳、テフェリー14歳である。次に小説Time Spiralでは、テフェリーが9歳でアカデミーに入学したと語られている。

押収の関連記事

カードセット「ウルザズ・サーガ」関連のリスト