灯争大戦:戦慄衆の侵略

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戦慄衆の侵略(Dreadhorde Invasion)カードセット「灯争大戦」収録のエンチャント・カードである。

戦慄衆の侵略の解説

戦慄衆の侵略(Dreadhorde Invasion)

データベースGathererより引用

戦慄衆の侵略(Dreadhorde Invasion)は灯争大戦のストーリー「第一幕第一場(Act1, Scene1)」を表すカードである(WAR Story Scenes参照)。

プレインズウォーカーのニコル・ボーラス(Nikol Bolas)アモンケット次元で軍勢を創り上げていた。この次元移動に耐えられるボーラスの軍勢「戦慄衆(Dreadhorde)」が、次元を超えてラヴニカ次元に出現し、次元間侵略を始めた場面のようである。アモンケットのストーリーでは「永遠衆(The Eternal)」と呼称されていたが、名称変更の理由などはこれから語られるのだろう。→永遠衆と戦慄衆の違いは小説で判明した。こちらを参照。

灯争大戦:永遠衆と戦慄衆
マジック・ザ・ギャザリング(MTG)のアモンケットと灯争大戦のストーリーに登場する「永遠衆(Eternal)」と「戦慄衆(Dreadhorde)」について解説。語尾が「…衆」で終わる両者にはどのような意味があるのか?

カードのメカニズムをみると、毎ターン、戦慄衆が補充増強されて強大化していく雰囲気である。ラヴニカへ続々と次元移動してきているようだ。

カードイラストの背景は「次元橋(Planar Bridge)」の出口となって崩壊したギルドパクト庁舎である。ストーリー第一幕第二場の出現領域(Emergence Zone)戦乱のラヴニカ(Ravnica at War)のイラストでは全景が見える。



灯争大戦のストーリー進行

第一幕第一場

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
このカードはストーリー「第一幕第一場」に選ばれており、イラストでは次元門が起動してギルドパクト庁舎が破壊され戦慄衆が出現している。小説でのストーリー進行によると、イラストの情景はストーリー「第一幕第二場」の出現領域(Emergence Zone)よりも後に発生していなければならない。
このカードが第一幕第一場となっているのは「戦慄衆の侵略(Dreadhorde Invasion)」というカード名が、ニコル・ボーラス(Nikol Bolas)の侵略行動の全体像を端的に表現できているためと考えられる。

また、「戦慄衆」と「永遠衆」は呼称の変更ではなかった。英語原文の意味合いで捉えれば問題ない。つまり、前者は「戦慄の軍団(Dreadhorde)」となり侵略軍を指す。後者は「永遠なる者(Eternal)」となり個を指している(そもそも「衆(大勢の人)」という意味合いが含まれていない)。公式和訳が「…衆」でかぶっていて紛らわしいだけである。→詳細は灯争大戦:永遠衆と戦慄衆を参照のこと。

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