灯争大戦:心火

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心火(Heartfire)カードセット「灯争大戦」収録のインスタント・カードである。

フレイバー・テキストで何かおかしいぞと引っ掛かりを覚えたカードをピックアップする。

心火の解説

The mage looked within and realized there was still one piece of fuel to burn.
その魔道士は辺りを探り、まだ燃やせるものが残っていることに気付いた。
引用:心火(Heartfire)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

心火(Heartfire)

データベースGathererより引用

カード名は「Heart(心)」+「fire(火)」。カードのメカニズムはクリーチャーかプレインズウォーカーを生け贄にして、対象にダメージを与える効果である。イラストでは自身の身体が燃えている魔導士が火球を発射した瞬間である。フレイバー・テキストも、英語原文の方は、自身の心を燃やせることに気付いたというもの。

これらを見れば心火(Heartfire)自分の心の内にある最後の燃料を燃やして放たれる火炎魔術であることがはっきりと分かる。



心火のフレイバー・テキスト

問題があるのはフレイバー・テキストの和訳製品版である。「その魔道士は辺りを探り」の部分が誤訳も甚だしい。「looked within」なのだから、魔導士は「自分の内面を探った」のだ。

その魔道士は心の奥を覗き込むと、まだ燃やせるものが残っていることに気付いた。

したがって、こんな感じに訳せる。

この魔導士がプレインズウォーカーであったとしたら、心の内にある燃やせるものとは「プレインズウォーカーの灯」となるだろう。命が助からないとなった時、灯を奪われるくらいならいっそのこと…。

死なば諸共、敵を倒してやる、このカードはそういうシーンだ。

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaでは自分を犠牲にしてまで放たれる火炎魔法の描写はなかった。

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