ラゾテプの肉裂き(Lazotep Reaver)はカードセット「灯争大戦」収録のクリーチャー・カード。
ラゾテプの肉裂きの解説
ラゾテプの肉裂き(Lazotep Reaver)はアモンケット次元の何らかのビーストがラゾテプ鉱で聖別されて永遠衆となった姿。姿かたちは様々であっても、永遠衆は冷酷な調和を持って行動した。衝動や感情とは無縁だったからである。
引用:ラゾテプの肉裂き(Lazotep Reaver)のフレイバー・テキスト
この永遠衆の素体となったビーストだが、イラストを観察すると既存カードに姿が似ているクリーチャーが見つけられた。それが、カードセット「アモンケット」に収録されたビースト・クリーチャーである「刻み角(Manglehorn)」である。口の両脇から前方に突き出す2本の牙、そして上あごから左右に湾曲し張り出す大きな2本の角がそっくりである。刻み角の永遠衆が、このラゾテプの肉裂きである可能性は高い。
フレイバー・テキストによると、この肉裂きのようなビーストであっても、永遠衆は「衝動や感情とは無縁」なため、「冷酷な調和を持って行動」することができる。刻み角のカードのイラストでは、人とビーストが敵同士だったが、こちらでは調和を持って働いている。もちろん平和的な理由でなく、永遠衆は自由意思や自我は奪われ、命令に従うだけのアンデッドの下僕に落とされたためである。カード・メカニズムとイラストの関係性に視点を移そう。このカードは「動員1」の能力を持たされているおり、カードイラストには肉裂きの他に永遠衆が1人描かれている。動員メカニズムを持つカードはこの手の数合わせをしたとみられるカードが他にもいくつかある。
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