エイヴィーゾアの空士、ナエル(Nael, Avizoa Aeronaut)はカードセット「団結のドミナリア」収録の伝説のクリーチャー・カードである
今回は、空飛ぶクラゲを乗り物にしたエルフの旅人ナエルを取り上げる。
エイヴィーゾアの空士、ナエルの解説
エイヴィーゾアの空士、ナエル(Nael, Avizoa Aeronaut)はAR4560年代のヤヴィマヤ出身のエルフ女性の旅人だ。好奇心旺盛な人物で、成人すると故郷を飛び出し、世界を旅しながら見聞を広めている。
旅の途中で、ナエルは空を浮遊するエイヴィーゾア(Avizoa)の群れを発見した。幾度かの実験に失敗した後に、エイヴィーゾアを気球代わりにした乗り物の実用化に成功したのだ。
エイヴィーゾアの空士、ナエルの特別版イラスト
エイヴィーゾアの空士、ナエル(Nael, Avizoa Aeronaut)にはステンドグラス風の特別版イラストも存在している。
ちなみにナエルの設定は公式記事The Legends You’ll Find in Dominaria United(和訳版)で語られている。
エイヴィーゾア
“Maybe we can trap them with bait,” thought Tahngarth, eyeing Squee.
ひょっとすると、囮を使ってあいつらを捕まえられるかも知れんな。ターンガースはスクイーを横目で見ながら考えた。
引用:エイヴィーゾア(Avizoa)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
エイヴィーゾア(Avizoa)はカードセット「ウェザーライト」収録のクリーチャー・カードである。
エイヴィーゾアはドミナリア次元に生息する、人間よりも大きな空飛ぶクラゲの1種だ。少なくともヤヴィマヤには居ない生き物のようだ。
カードセット「ウェザーライト」でカードとして登場して以来25年振りに、カードセット「団結のドミナリア」で乗り物として利用されるという意外な再登場を果たした。
「avi-」は「鳥」や「飛行」を意味し、「-zoa」は「動物」のことだが、クラゲの仲間などでは生物の分類群を表す言葉として用いられている。「avizoa」は「空を飛ぶ生き物」くらいの意味合いになる。
さいごに
ヤヴィマヤのエルフはカードセット「団結のドミナリア」の緑の勢力として、まとまって取り上げられている。これまで大抵の場合で、ヤヴィマヤのエルフは、ヤヴィマヤの森や森の化身ムルタニの添え物として扱われてきたのだが、今回はエルフ社会や個人を幾分なりとも深掘りしているのが特徴となっている。ナエルもその1人だ。
では、今回はここまで。
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