牢獄領域(Prison Realm)はカードセット「灯争大戦」収録のエンチャント・カード。
牢獄領域の解説
牢獄領域(Prison Realm)は灯争大戦のストーリー「第三幕第四場(Act3, Scene4)」を表すカードである(WAR Story Scenes参照)。何千年にもわたって勝利を画策してきたボーラスは、敗因を熟考する永遠の時間を手に入れた。
引用:牢獄領域(Prison Realm)のフレイバー・テキスト
小説「Ravnica: War of the Spark」販売前の時点で言えるのはこれが敗北したニコル・ボーラス(Nicol Bolas)の姿であることだ。イラストでは、ボーラスの角の間に浮かんでいた卵型の宝石が失われている。場所はボーラスの支配する「瞑想領土(Meditation Realm)」に見える。ところが、瞑想領土に特徴的な角の形がボーラスではなく「ウギン(Ugin)」の角のような形状に変化しているように見える。
ここでウギンに関するカードを観察すると、啓示の終焉(Finale of Revelation)ではウギンが瞑想領土に来訪していることが確認できる。人知を超えるもの、ウギン(Ugin, the Ineffable)ではウギンの両手の中にはボーラスの宝石が収まっているようにも見える。ウギンは瞑想領土とボーラスにどんな干渉を行ったのだろうか?
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このカードのカード名は「Prison Realm」、すなわち、ボーラスを閉じ込める「牢獄(Prison)」となった「瞑想領土(Meditation Realm)」を意味するものだろう。和訳製品版が「Realm」を「領土」でなく「領域」と訳してしまっていることで、瞑想領土と紐づけした連想がしにくくなっている。痛恨のミスである。
灯争大戦のストーリー
第三幕第四場
- 心温まる贖罪(Heartwarming Redemption)注目のストーリーカード
- 灯の燼滅(Despark)注目のストーリーカード
- 牢獄領域(Prison Realm)注目のストーリーカード
- 次元を挙げた祝賀(Planewide Celebration)注目のストーリーカード
- 自然への回帰(Return to Nature)
- 新たな地平(New Horizons)
小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ
小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり))
※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
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