イニストラード:田舎の補充兵

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田舎の補充兵(Rural Recruit)はカードセット「イニストラード:真紅の契り」収録のクリーチャー・カードである。

本日更新のメインストーリー最終話(原文和訳版で、この田舎の補充兵(と豚君)が見せ場をもらっていた。それに驚くと共に、大舞台に登場した豚に乗った若者の姿になんだか嬉しくなってしまったので、今回は彼らを記事として紹介することにした。

田舎の補充兵の解説

The Dawnhart survivors welcome recruits of all shapes and sizes.
ドーンハルトの生き残りたちは多種多様な補充兵を受け入れている。
引用:田舎の補充兵(Rural Recruit)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

田舎の補充兵(Rural Recruit)

データベースGathererより引用

田舎の補充兵(Rural Recruit)はイニストラード次元の人間農民の若者だ。

メカニズム上は、この1/1の補充兵と共に3/1の豚(猪・クリーチャー・トークン)が登場する。補充兵は「訓練」能力を持っているので、相棒の豚と一緒に攻撃参加するたびに+1/+1カウンターが置かれて徐々に兵士としての経験を積んでいける。

田舎の補充兵

フレイバー・テキストやイラストを見るに、ずんぐりとした大きな豚を連れて、ドーンハルトの集会に参加した補充兵・新兵だ。フレイバー・テキストで「多種多様な(all shapes and sizes)」とは言っているが、農夫と豚のコンビはかなり異色だ。

田舎の補充兵の豚

いくら巨大な豚であっても、所詮は家畜化されて野性を失った猪じゃないか……と侮ってはならない。この豚君は、頭に2本の短い角が生えているし、口には2本の牙もあるのに鎌まで咥えて戦闘準備は万端、只者ではない風格がある。



田舎の補充兵のストーリー

カードセット「イニストラード:真紅の契り」の連載メインストーリーは本日更新の最終話(原文和訳版で大団円を迎えた。

Two mounted cathars are joined by a youth riding a trained pig; all three of them try to take on a Falkenrath flushed with fresh blood.
騎乗した聖戦士ふたりと訓練された豚に乗った若者が一体となって、ファルケンラスの吸血鬼を鮮血で染めていた。
引用:メインストーリー第5話:死が我らを分かつまで(Episode 5: Till Death Do Us Part)
上が原文・下が公式和訳版

メインストーリー最終回、吸血鬼の結婚式会場に乗り込んだ襲撃部隊が大暴れする。この中に明らかに田舎の補充兵を意識した若者が確認できた。

たった一行でも最終決戦の大舞台で見せ場がもらえるなんて、なんて運がいい豚君だろう。ここに敢えて彼らを持ってくる連載短編作者K. Arsenault Riveraのしゃれっ気が読んでいて心地よかった。

さいごに

田舎の補充兵がゲスト出演したこの回で、「イニストラード:真紅の契り」のメインストーリーはとうとう最終回となってしまった。残りは明後日更新予定の一話完結のサイドストーリーだけか……もっとストーリー作品が読みたかった。

嘆いていても仕方ないので、最後のストーリー更新を楽しみに待つとしよう。では今回はここまで。

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