灯争大戦:ルーンの壁

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ルーンの壁(Wall of Runes)はカードセット「灯争大戦」収録のクリーチャー・カード。

ルーンの壁の解説

“It’s strangely satisfying seeing an undead killing machine from another world standing befuddled in front of a wall of text.”
–Lavinia
「異世界から来た不死身の殺人機械が文字の壁を前にして当惑している様子には、不思議と満足感を感じるわ。」
–ラヴィニア
引用:ルーンの壁(Wall of Runes)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

ルーンの壁(Wall of Runes)

カードギャラリーより引用

ルーンの壁(Wall of Runes)は魔法のルーン文字がびっしりと詰まった壁。

フレイバー・テキストの発言者がラヴィニア(Lavinia)であることから、これはアゾリウス評議会の魔法の壁と考えられる。

不死身の殺人機械」は原文で「an undead killing machine」なので、「アンデッド」である永遠衆を指している(イラストとも合致)。

「wall of text」は「文字の壁」と訳されている。このカード自体がそのまま通りの意味で「ルーン文字の壁」であるが、「wall of text」は「大長文」や「隙間なくびっしり書き込まれた文章」、「異国の読めない文章」などを形容して用いられることがある。

ということで、ラヴィニアはルーンの防御壁に立ち往生した永遠衆を、未知の言葉に戸惑う異世界出身者に見立てて、皮肉っているのだ。



小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaに、ラヴィニア(Lavinia)やアゾリウスがこの種のルーンの壁を展開する描写はない。
小説で魔法の障壁を立てて活躍するのはテヨ(Teyo)の役回りである。数多くの永遠衆を押しとどめ、一度は永遠神をも阻んだ。

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