灯争大戦:ロクソドンの軍曹

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ロクソドンの軍曹(Loxodon Sergeant)はカードセット「灯争大戦」収録のクリーチャー・カード。

ロクソドンの軍曹の解説

その声は進軍ラッパとときの声を兼ねている。最も臆病な者すらも奮い立たせる合図だ。
引用:ロクソドンの軍曹(Loxodon Sergeant)のフレイバー・テキスト

ロクソドンの軍曹(Loxodon Sergeant)

カードギャラリーより引用

ロクソドンの軍曹(Loxodon Sergeant)はセレズニア議事会のロクソドン兵士。

セレズニアでは、ロクソドンは僧侶や石材職人、外交官として能力を発揮する者もいるが、多くは強く獰猛な兵士として評価されている。

フレイバー・テキストによると、この軍曹の声は「進軍ラッパとときの声(both war horn and rallying cry)」を兼ねる勇ましいものだという。ロクソドンが象の特徴を備えた人型種族であることを踏まえて、象の甲高く響く鳴き声の大音量を想像してみると、なるほど納得がいくというものだ。



小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
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※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
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答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaにロクソドンは登場しない。正確にはテヨ(Teyo)主観の章に登場しているが、ゴバカンにはロクソドンが存在しないため、猪よりも大きな牙を持つ巨大な護衛という、テヨにとって未知の種族として記述されている。
答え合わせ(ネタバレ注意)
ロクソドン関連は「ロクソドンの角(Loxodon Horn)」と呼ばれる道具が出てきており、盗賊ダク・フェイデン(Dack Fayden)は魔法をかけて遠くの音を聞き取るために使用した。
「Horn」は「角」や「角に似たもの」、「角笛・ラッパ」を指す言葉。ロクソドンには「牙」はあっても「角」はないので、「ロクソドンが作った角笛(または角型の道具)」か、あるいは、「ロクソドンの牙から作られた角に似た円錐形の器械」かどちらかになると思われる。ダクが角笛を即席の集音器に利用したのか、元々集音用の道具だったのか…おそらく前者だろう。

ダク・フェイデンが聞き耳を立てていた場面は魂の占者(Soul Diviner)で描かれるドムリ(Domri)が最期を迎えるに至るまでの流れである。

ちなみに、このカードのフレイバー・テキストには、ロクソドンの声に対して「進軍ラッパ(war horn)」という表現が出てくる(音を出す・集めるで役割が反対になるが)。

灯争大戦外伝掌編

ラットの視点から小説「War of the Spark: Ravnica」を語り直す掌編連作の第4話War of the Spark: Ravnica—Desperate Operativesには、セレズニア議事会のロクソドンが登場した。小説本編ではテヨ(Teyo)の主観で記述されている場面である。

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