カードセット「基本セット2020」の青のプレインズウォーカー・デッキ。主役はムー・ヤンリン(Mu Yanling)である。
青のプレインズウォーカー・デッキの限定カード
カードセット「基本セット2020」の青のプレインズウォーカー・デッキ限定で収録されている新規のカードは4種類ある。
また、基本セット2020でないカードセットからの再録は謎かけ達人スフィンクス(Riddlemaster Sphinx)の1種類のみ。
天界の風、ムー・ヤンリン(Mu Yanling, Celestial Wind)
天界の風、ムー・ヤンリン(Mu Yanling, Celestial Wind)は神話レアのプレインズウォーカー・カード。カードセット「基本セット2020」のプレインズウォーカーデッキ用に調整されたムー・ヤンリン。
基本セット2020本体には、別バージョンのムー・ヤンリンである「空の踊り手、ムー・ヤンリン(Mu Yanling, Sky Dancer)」が収録されている。
ヤンリンの先触れ(Yanling’s Harbinger)
ヤンリンの先触れ(Yanling’s Harbinger)はレアのクリーチャー・カード。
イラストには、ムー・ヤンリンの出身である山海次元らしい孔雀に似た姿の鳥が描かれている。
このカードのメカニズムでは、プレインズウォーカーデッキらしく製品の主役「天界の風、ムー・ヤンリン(Mu Yanling, Celestial Wind)」をライブラリーや墓地から探して手札に入れる機能がある。
水族のシャーマン(Waterkin Shaman)
“They come to drink, to bathe, and–I believe–to play.”
「水を飲みに来ることも水浴びに来ることも、たぶん遊びに来ることもある。」
引用:水族のシャーマン(Waterkin Shaman)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
水族のシャーマン(Waterkin Shaman)はアンコモンのクリーチャー・カード。
水族(すいぞく:Waterkin)は基本セット2020にいくつかいる人型エレメンタル族(エレメンタルキン)の1種。
フレイバー・テキストが誰の発言か、そして、誰のことを語っているのか?英語原文を見ると発言者は「I(私)」で、「水を飲み」「水浴び」「遊び」に来るのは「they」である。この文章はイラストと照らし合わせると答えが出る。「they」とは「鳥たち」、そして、発言者は「水族のシャーマン」である。水族のシャーマンのところに鳥が水を求めやってくるのだ。カードメカニズム上でも飛行クリーチャーが出ると、水族のシャーマンは強化される。友好的な関係性が見て取れる。
天界の伝書使(Celestial Messenger)
「その鳥は夢の風に乗って舞い上がる。」
–ムー・ヤンリン
引用:天界の伝書使(Celestial Messenger)のフレイバー・テキスト
天界の伝書使(Celestial Messenger)はコモンのクリーチャー・カード。
謎かけ達人スフィンクス(Riddlemaster Sphinx)
「安全な道中に必要なものは、簡単な問いに対する簡単な答えのみですよ、旅人さん。」
引用:謎かけ達人スフィンクス(Riddlemaster Sphinx)のフレイバー・テキスト
謎かけ達人スフィンクス(Riddlemaster Sphinx)はカードセット「基本セット2019」からの再録カード。プレインズウォーカー・デッキにのみ収録で基本セット2020本体には入っていない。イラストもフレイバー・テキストも据え置きである。
青のプレインズウォーカー・デッキのカードリスト
1 天界の風、ムー・ヤンリン(Mu Yanling, Celestial Wind)
クリーチャー(27枚)
3 イーヴォ島の管理人(Warden of Evos Isle)
2 霜のオオヤマネコ(Frost Lynx)
1 地下牢の霊(Dungeon Geists)
2 大気の精霊(Air Elemental)
1 謎かけ達人スフィンクス(Riddlemaster Sphinx)
4 天界の伝書使(Celestial Messenger)
3 塩水生まれの殺し屋(Brineborn Cutthroat)
3 幽体の船乗り(Spectral Sailor)
3 水族のシャーマン(Waterkin Shaman)
3 雲族の予見者(Cloudkin Seer)
2 ヤンリンの先触れ(Yanling’s Harbinger)
インスタント(4枚)
4 送還(Unsummon)
ソーサリー(3枚)
3 翼ある言葉(Winged Words)
土地(25枚)
25 島(Island)
合計60枚