アーデンベイル(Ardenvale)はエルドレイン次元の王国5宮廷の1つ。
アーデンベイルの解説
アーデンベイルはエルドレイン次元の「王国(The Realm)」をなす5つの宮廷の1つである。白を担当する。
色:白
美徳:忠誠(loyalty)
紋章:円環となった炎
指導者:アルジェナス・ケンリス至高王(ストーリー開始時点ではリンデン女王)
本拠地:アーデンベイル城
秘宝:忠誠の円環
世界構築担当:不明
命名由来:Ardent(燃えるような)+Vale(谷)
特徴:至高王(High King)、王国の中心、ケンリス家
アーデンベイルの美徳
エルドレインの王国5宮廷はそれぞれに象徴的な美徳を有している。白のアーデンベイルの美徳は「忠誠(loyalty)」である。カードでは、アーデンベイル城(Castle Ardenvale)とアーデンベイルの戦術家(Ardenvale Tactician)、王権のための結集(Rally for the Throne)のフレイバー・テキスト、および、忠誠の円環(The Circle of Loyalty)のカード名で言及されている。
エルドレイン5宮廷の美徳の翻訳については問題がある。公式ソースにおいて訳が一定しておらずブレているのだ。本記事ではカードでの表記を優先する方針と定め、アーデンベイルの美徳は「忠誠」を訳語として選択することにした。アーデンベイルはロークスワインほどは訳ブレの幅が少ないのは幸いだ。
ちなみに、カード外での翻訳を挙げると、公式和訳記事『エルドレインの王権』のメカニズムとエルドレインに唄えばでは「忠誠」だが、エルドレイン・チェック その1では「忠義」となっている。ややこしいのは、記事の翻訳担当が同じであっても必ずしも訳語が一致しているわけではないと言う点だ。
アーデンベイルの世界構築と命名由来
エルドレインでは色の理想を5つの宮廷を通して描いており、それぞれの担当ライターが各宮廷の世界構築(ワールド・ビルディング)で筆をふるって特色を持たせた。残念なことに、アーデンベイルの担当が誰であったかKelly Diggesは忘れてしまった。(出典)
「アーデンベイル(Ardenvale)」の命名者はCynthia Sheppardである。「Ardenvale」は「ardent(燃えるような、熱烈な)」という語が連想される。忠誠や深い献身の言葉として、「燃える」という意味合いが含まれており、忠誠の銀炎(the silver flame of loyalty)にふさわしかった。「vale」は地名の「谷」のことであり、白には合っていた。(出典1、出典2)
アーデンベイルの指導者
アーデンベイルの指導者は王国の最高統治者であるアルジェナス・ケンリス至高王である。
アーデンベイルのケンリス家の肖像画である。中央のアルジェナス王の右がリンデン女王。4人の子供達は左からローアン(Rowan)、ウィル(Will)、エリック(Erec)、ヘイゼル(Hazel)である。
帰還した王、ケンリス(Kenrith, the Returned King)
帰還した王、ケンリス(Kenrith, the Returned King)はエルドレイン次元の「王国(The Realm)」を統治する至高王(High King)である「アルジェナス・ケンリス(Algenus Kenrith)」のカード化である。
かつて18歳になったアルジェナスは「探索する獣(Questing Beast)」によって至高王となるハイクエスト(High Quest)に指名され、幾年もの苦難の探索行を成し遂げた。王国5宮廷の騎士号を獲得して全王国の統治者の王座に就いたのだ。
カードのメカニズム上、5色5種類の起動型能力を持っているのは、5宮廷全ての騎士号を保有していることの現れであろう。
エルドレインの王権のストーリーでは、ケンリス王は消息不明となっており、アーデンベイルは妻であるリンデン女王が指導者となっている。このカードのカード名が「帰還した王」となっているのはストーリーが円満解決した後の姿だからだ。
余談。「ケンリス(Kenrith)」の由来は実在の地名である。命名者Alison Luhrsの先祖の家があるイングランド北西部湖水地方の街「ペンリス(Penrith)」が元になっている。(出典)
不動の女王、リンデン(Linden, the Steadfast Queen)
“Until my last breath, I will defend the realm.”
「息絶えるときまで、私は王国を守ります。」
引用:不動の女王、リンデン(Linden, the Steadfast Queen)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
不動の女王、リンデン(Linden, the Steadfast Queen)はアーデンベイルの女王。アルジェナス至高王が夫でローアンとウィルの継母、ヘイゼルとエリックの実母である。
エルドレインの王権のストーリー開始時にはケンリス王が不在のため、リンデン女王がアーデンベイルの指導者となっている。
リンデンは至高女王(High Queen)となるべく「探索する獣」から指名を受け、アルジェナスと共にハイクエストを遂行していた騎士であった。王国5宮廷の内エンバレスを除く4宮廷の騎士号を獲得したが、とある理由によってハイクエストを断念し至高女王とはなる資格を失った(称号が単なる「女王(Queen)」なのはそのため)。旅の仲間であったアルジェナス・ケンリス至高王と愛によって結ばれ、アルジェナスの1歳になる双子を養育し、その後2人の子を授かった。
Ryan Pancoastによると、リンデンのドレスは騎士の鎧に付け外し可能な襟首とスカートが装着されている。いつでも行動可能なのだという。(出典)
マーク・ローズウォーターは、リンデンは小説の描写によると4宮廷の騎士号を持っているはずなのになぜカードには反映されていないのか?との疑問に対して、小説執筆以前にこのカードはデザインが完成していたからと回答した(出典)。
王家の跡継ぎ(The Royal Scions)
王家の跡継ぎ(The Royal Scions)はケンリス家の年長の子供2人、双子のローアン(右)とウィル(左)を1枚のプレインズウォーカーとしてカード化したものである。
双子の生みの母親は2人が1歳の時に悲劇的な死を遂げたとされているが、誰もその詳細を語ろうとはしない。
アーデンベイルの本拠地
アーデンベイル城(Castle Ardenvale)
Without Ardenvale’s loyalty, the realm would greedily devour itself.
アーデンベイルの忠誠がなければ、王国は貪欲に自らを食い潰してしまうだろう。
引用:アーデンベイル城(Castle Ardenvale)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
アーデンベイル城(Castle Ardenvale)はアーデン(Arden)の中心地である。
アーデンベイルの秘宝
忠誠の円環(The Circle of Loyalty)
忠誠の円環(The Circle of Loyalty)は各色の宮廷に割り振られた神話レアのアーティファクト・カードのアーデンベイル版である。
忠誠の円環のモチーフはアーサー王伝説の「円卓」である。円卓はアーティファクトにふさわしいモチーフであったが、完成品カードの忠誠の円環はアーティファクトというよりも魔法のエネルギーそのものに見えるとか、円卓らしく思えないという風に、違和感を覚えたユーザーたちが少なくなかった。(出典1、出典2、出典3、出典4、出典5)
銀炎の儀式(Silverflame Ritual)
Tempered by fire and united in virtue, the knights of Ardenvale fight with a single, unbreakable will.
炎で鍛えられ美徳のもとに集うアーデンベイルの騎士たちは、ただ一つの強固な意志をもって戦う。
引用:銀炎の儀式(Silverflame Ritual)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
銀炎の儀式(Silverflame Ritual)
立派な騎士(Worthy Knight)
Every Ardenvale aspirant must step through the flame. Their honor determines whether they burn or shine.
アーデンベイルで大望を持つ者は皆この炎をくぐらねばならない。彼らの栄誉でその体が燃えるか輝くかが決まるのだ。
引用:立派な騎士(Worthy Knight)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
立派な騎士(Worthy Knight)が描出している場面は、忠節の円環の銀炎を見事くぐり抜けた新たなアーデンベイルの騎士の誕生である。
耳の痛い静寂(Deafening Silence)
“They have forsaken their vows. The edict of the Circle demands their voices be silenced.”
–Syr Tasdale, knight of Ardenvale
「彼らは自らの誓いを捨てたのだ。円環の布告により、その声は封じられる。」
–アーデンベイルの騎士、タズデイル卿
引用:耳の痛い静寂(Deafening Silence)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
耳の痛い静寂(Deafening Silence)は、フレイバー・テキストから察するに、忠誠の円環に立てた誓いを破ったがために声を封じられる、という円環の布告を表しているようだ。フレイバー・テキストの発言者は「アーデンベイルの騎士、タズデイル卿(Syr Tasdale, knight of Ardenvale)」である。
籠城の準備(Fortifying Provisions)
“To the king, to the Circle, and to the realm! And to not dying.”
「王のために、円環のために、王国のために!そして生き残るために。」
引用:籠城の準備(Fortifying Provisions)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
籠城の準備(Fortifying Provisions)
アーデンベイルの騎士
獅子の爪、エイリン卿(Syr Alin, the Lion’s Claw)
“The realm must never yield to the chaos of the wilds.”
「僻境の混沌に王国を明け渡すわけにはいかない。」
引用:獅子の爪、エイリン卿(Syr Alin, the Lion’s Claw)のフレイバー・テキスト
獅子の爪、エイリン卿(Syr Alin, the Lion’s Claw)は各色のアンコモンに収録されている各宮廷の伝説の騎士クリーチャーである。
評判高い挑戦者(Acclaimed Contender)
評判高い挑戦者(Acclaimed Contender)
アーデンベイルの聖騎士(Ardenvale Paladin)
“Even when hope is but a small flame fighting the night, I will serve the absent king.”
「たとえ希望が夜に抗うかすかな炎一つだけになろうとも、私は王の不在を守る。」
引用:アーデンベイルの聖騎士(Ardenvale Paladin)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
アーデンベイルの聖騎士(Ardenvale Paladin)は各色コモンに収録されている宮廷の聖騎士である。
アーデンベイルの戦術家(Ardenvale Tactician)
In a castle that prizes loyalty above all, the bond between knight and griffin is unmatched.
忠誠を何より尊ぶこの城でも、騎士とグリフィンの絆は傑出している。
引用:アーデンベイルの戦術家(Ardenvale Tactician)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
アーデンベイルの戦術家(Ardenvale Tactician)はグリフィンに騎乗する騎士である。
砦の騎士(Knight of the Keep)
“What good is loyalty to the crown if we are not also in service to those less fortunate? I fight for all of us.”
「この不幸な者たちに尽くすことができないのであれば、王への忠誠とは何なのだ?私は皆のために戦う。」
引用:砦の騎士(Knight of the Keep)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
砦の騎士(Knight of the Keep)は円環の炎を装飾として身に着けたアーデンベイルの騎士である。フレイバー・テキストでは、忠誠の美徳について問いかけを行い、自身の結論を導き出した。
銀炎の従者(Silverflame Squire)
Beacons along the borderlands are lit at any incursion from the wilds.
僻境から何かが侵入すれば国境沿いの標に火が灯る。
引用:銀炎の従者(Silverflame Squire)のフレイバー・テキスト
銀炎の従者(Silverflame Squire)はアーデンベイルの騎士に仕える従者。
尊い騎士(Venerable Knight)
“May this blade guide you on your great journey, as it did me on mine.”
「この剣が素晴らしい旅を導かんことを。かつて私の旅でそうであったように。」
引用:尊い騎士(Venerable Knight)のフレイバー・テキスト
尊い騎士(Venerable Knight)は次代の若者へと騎士の代替わりを描いている。
若年の騎士(Youthful Knight)
“In the wilds, your true training will begin.”
–Syr Alin, the Lion’s Claw
「僻境で、お前の本当の修練が始まる。」
–獅子の爪、エイリン卿
引用:若年の騎士(Youthful Knight)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
若年の騎士(Youthful Knight)はカードセット「ストロングホールド」からの再録カード。イラストもフレイバー・テキストもエルドレインの王権版に差し変わっている。
フレイバー・テキストの発言者はアーデンベイルの騎士「獅子の爪、エイリン卿(Syr Alin, the Lion’s Claw)」である。若き騎士への忠告である。
ブラニガン卿とクズリ
アーデンベイルの騎士、ブラニガン卿とクズリに関するミニストーリーが2種類のカードで語られている。
血霞のクズリ(Bloodhaze Wolverine)
“Build a moat. If we’re lucky, it can’t swim.”
–Syr Branigan, knight of Ardenvale
「掘を作れ。ひょっとしたら、あいつは泳げないかもしれない。」
–アーデンベイルの騎士、ブラニガン卿
引用:血霞のクズリ(Bloodhaze Wolverine)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
エルドレイン次元の血霞のクズリ(Bloodhaze Wolverine)もやはりクズリらしい獰猛な生き物のようだ。
アーデンベイルの騎士、ブラニガン卿は「堀(ほり:moat)」を掘れと指示を出す。水を張った堀を泳いで越えられさえしなければ、このクズリから助かるに違いないと望みをかけたようだが…。
ちなみに、和訳製品版では「moat」を「掘」と訳を当てているが、これは明らかに「堀(ほり)」の誤字だ。
幸運のクローバー(Lucky Clover)
Syr Branigan always remembered to kiss his good luck charm, having lost his foot to wolverines the last time he forgot.
ブラニガン卿はいつも幸運のお守りへのキスを忘れなかった。前に忘れたときは、クズリに片足を奪われたのだ。
引用:幸運のクローバー(Lucky Clover)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
幸運のクローバー(Lucky Clover)はブラニガン卿の幸運のお守りだ。前にお守りへのキスを忘れたときにクズリに片足を奪われたという。水堀を作ってもクズリから逃げきれなかったようだ。
アーデンベイルに関連性を持つカード
独りぼっちのユニコーン(Lonesome Unicorn)
独りぼっちのユニコーン(Lonesome Unicorn)は出来事カードである。出来事の方のカード名は「求める乗り手(Rider in Need)」で白の騎士トークンを生成する。そして冒険の末に孤独なユニコーンに出会うストーリーとなっている。
イラストを見ると、ユニコーンと遭遇したのはアーデンベイルの騎士である(騎士トークンの色も白で合致する)。
出し抜き(Outflank)
“With the drum of hooves and a flash of blades, the monster’s terrifying roar changed to a cry of fear.”
–Legend of the Gilded Knights
「蹄の音律と刃の閃光で、怪物のおぞましい咆哮は恐怖の叫びに変わった。」
–金色騎士の伝説
引用:出し抜き(Outflank)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
出し抜き(Outflank)のイラストには巨大な異形の怪物ハウルバックと戦うアーデンベイルの騎士たちが描かれている。
カード名の「Outflank」は「敵の側面を包囲する」ことである。和訳名のように「出し抜く、裏をかく」という意味もある。イラストで騎士たちが側面に回り込んでいることが確認できる。
王権のための結集(Rally for the Throne)
“If you’re as loyal as you claim, now is the time to show it.”
–Queen Linden of Ardenvale
「あなたがたに口で言う通りの忠誠心があるのなら、今こそそれを示す時です。」
–アーデンベイルのリンデン女王
引用:王権のための結集(Rally for the Throne)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
王権のための結集(Rally for the Throne)
フレイバー・テキストの「loyal(忠誠心)」はアーデンベイルの美徳を指している。
イラストに描かれた青白い炎の円は、忠誠の円環の銀炎に似ている。
高潔のあかし(Righteousness)
Syr Damon looked at the dragon and saw the faces of every innocent it had devoured. Suddenly, his sword blazed like the sun.
デイマン卿はドラゴンを見ると、それが貪ってきた罪なき者たちの顔を思い出した。突如、持っていた剣が太陽のように燃え上がった。
引用:高潔のあかし(Righteousness)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
高潔のあかし(Righteousness)はカードセット「基本セット第1版(アルファ版)」からの再録カード。イラストとフレイバー・テキストはエルドレインの王権版に差し変わっている。
イラストにはアーデンベイルの騎士がドラゴンを退治する瞬間が描写されている。フレイバー・テキストによると、この騎士が「デイマン卿(Syr Damon)」のようだ。
輝く鎧(Shining Armor)
輝く鎧(Shining Armor)は円を基本として据えたデザインが明らかにアーデンベイル的特徴を示している。
焦熱の竜火(Scorching Dragonfire)
As the blaze raced toward her, Syr Ameril closed her eyes and pictured Castle Ardenvale so her last thoughts would be of home.
炎が押し寄せてくると、アメリル卿は目を閉じてアーデンベイル城を思い浮かべた。最後の記憶が故郷となるように。
引用:焦熱の竜火(Scorching Dragonfire)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
焦熱の竜火(Scorching Dragonfire)はドラゴンの炎の息で焼かれる騎士を描いている。
フレイバー・テキストによると、焼かれた騎士の名は「アメリル卿(Syr Ameril)」。彼女は最期に故郷のアーデンベイル城を思い浮かべている。
跳ね橋(Crashing Drawbridge)
“The Northern Beacon flared, and even before the drawbridge finished its descent, the knights charged out.”
–Legend of the Gilded Knights
「北の標は炎上した。跳ね橋がまだ下がりきらないうちに騎士たちは外へと駆け出した。」
–金色騎士の伝説
引用:跳ね橋(Crashing Drawbridge)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
跳ね橋(Crashing Drawbridge)のイラストに描かれた丸い円の意匠はアーデンベイル的である。
アーデンベイルの平地
エルドレインの王権収録の基本土地は種類ごとに4枚ずつあるが、イラストを観察してみると、「王国」と「僻境」を描いたものが半々になっているらしいことに気付けるだろう。
基本土地の平地(Plains)のうち以下の2種類がアーデンベイル領内であることは明白だ。
この平地(Plains)のイラストにはアーデンベイルの旗と敷設された道が描かれている。
この平地(Plains)では緩やかな丘陵地が樹々で四角の網の目のように区分されているのが観察できるだろう。人の手が入った文明圏の土地だ。
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