ペンドレルの霧(Pendrell Mists)はカードセット「ウェザーライト」に収録されたエンチャント・カード。
ペンドレルの霧の解説
とらえどころがない–くせに、しつこい–ところが、まるで食欲のようだ。
引用:ペンドレルの霧(Pendrell Mists)のフレイバー・テキスト
ペンドレルの霧(Pendrell Mists)はカードセット「レジェンド」に収録された土地「ペンドレル峡谷の幕屋(The Tabernacle at Pendrell Vale)」1のカード名と能力を引き継いだ最初のバリエーション・カード。
この「アップキープにマナを払わないとクリーチャーが失われる」という系統のカードは、このカードの後にいくつか形を変えてデザインされている(「ペンドレル」や「幕屋」といった名称をも引き継いで)。
カードのメカニズムと系譜についての話は以上ここまで。ペンドレルの霧とは何かについて解説に入りたい。
結論から言うと、ペンドレルの霧は「トレイリア島を取り巻いている生命力を搾り取る霧」である。
「ペンドレル(Pendrell)」とはどういう意味かは調査したものの特定には至らなかった。しかしカードセット「ウルザズサーガ」収録の関連カード「ペンドレルの変転(Pendrell Flux)」と「ペンドレルのドレイク(Pendrell Drake)」は、ペンドレルの霧と同じトレイリア島に関係することが明らかである。
では、先行カードである「ペンドレル峡谷の幕屋(The Tabernacle at Pendrell Vale)」とも、おそらく何らかの関連性があると連想するのが当然だろう。「ペンドレル峡谷はトレイリア島の地名に違いない」と普通は誰だってそう思うはずだ。だがしかし、トレイリア島が登場する作品内でペンドレル峡谷の名称を見つけることはできなかった。
その代わりペンドレル峡谷はトレイリアとは全く関係ない別の場所で発見された。つづきは後日。→第2回記事
ペンドレルの霧のストーリー
短編集Rath and Stormの「Ertai’s Tale」において、ジェラード、ハナ、ミリーの3人がバリンに対面しウェザーライト号で働く魔術師を雇うためトレイリアの島の「生命力を搾り取るペンドレルの霧(life-sapping Pendrell mists)」を苦労して通過している。
ちなみにトレイリア島が登場する作品で「ペンドレルの霧」という言葉が登場する作品はこれを除いて発見できなかった。
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