灯争大戦:役割交代

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役割交代(Role Reversal)はカードセット「灯争大戦」収録のソーサリー・カード。

役割交代の解説

賢きウスロンはスフィンクス社会の不評を買った。ブリキ通りに殴り込んだばかりか謎かけの答えを言いふらしたからだ。グラングルの方はというと、何時間も座り込んで深く瞑想し、仲間のゴブリンから無視されただけだった。
引用:役割交代(Role Reversal)のフレイバー・テキスト

役割交代(Role Reversal)

カードギャラリーより引用

役割交代(Role Reversal)は灯争大戦のストーリー「第二幕第四場(Act2, Scene4)」に属するカードとして紹介されている(WAR Story Scenes参照)。

このカードは2つのパーマネントのコントロールを交換する機能を持っている。カード名の「Role Reversal」は辞書的には「役割の逆転」を意味する。フレイバー的には二者の社会的な役割や種族の特性が入れ替わってしまったような雰囲気がある。

スフィンクスの「賢きウスロン(Uthlon the Wise)」はその二つ名からして、元々は賢人であったのだ。とすると、ブリキ通りに殴り込み答えを言いふらすといった言動は、ゴブリンのグラングル(Grangle)の性質だったのであろう。一方のグラングルは台座に座る様子やら何時間も瞑想する行動やらはスフィンクスのそれだ。

作為があるかは不明だが、何らかの魔法がからんだ現象であるとは言えよう。ならば、ストーリー第二幕第四場では「そういった不可思議な現象が発生している」という意味が持たされているのやも知れない…単なる憶測だが。ただそうでも考えないと、このカードはラヴニカの日常風景の一コマにしか見えないのだが。



灯争大戦のストーリー

第二幕第四場

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
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※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
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答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaには、スフィンクスの賢きウスロンも、ゴブリンのグラングルも、ブリキ通りも出てこない。

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