啓示の終焉(Finale of Revelation)はカードセット「灯争大戦」収録のソーサリー・カードである。
啓示の終焉の解説
gin saw the gem that connected Bolas to his Meditation Realm as the key to his brother’s downfall.
ウギンは、ボーラスと瞑想領土を繋ぐその宝石が、彼を滅ぼす鍵になると目星をつけた。
引用:啓示の終焉(Finale of Revelation)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
啓示の終焉(Finale of Revelation)が描出しているのは、ニコル・ボーラス(Nicol Bolas)を滅ぼす鍵を、プレインズウォーカーにしてボーラスの双子の兄弟であるウギン(Ugin)が見出した場面である。
フレイバー・テキストとイラストから分かる事実は、この場所がボーラスの支配する次元「瞑想領土(Meditation Realm)」であり、次元から起立する角の間の宝石が異常に巨大化していることである。
これまで、この種類の宝石は瞑想領土の角の間に浮かんでいたり、ボーラスその人の頭上にも浮揚していることはユーザーに認知されていた。このカードでウギンが語っている宝石が「ボーラスと瞑想領土を繋」いでいるという情報はおそらくこれまで未公開だった情報である。
灯争大戦の「終焉」サイクル
カードセット「灯争大戦」に収録されたカード名が「…の終焉(Finale of …)」であるカード群。白青黒赤緑の5色にそれぞれ1種類存在している。
「Finale」は辞書的には「フィナーレ、終局、終幕、大団円」くらいの意味合い。ところが、和訳名の「終焉」という言葉には「命の終わり、死を迎える」と言う含みがある。この閉塞感のある言葉選びが、ストーリーの行き着く先が暗く、行き詰っているような雰囲気を滲ませている。
実際小説を確認した後にサイクル全体を振り返ってみると、ボーラスに反抗するラヴニカ側にとって希望のある展開を描いたシーンばかりである。このサイクルのカード名に「終焉」はふさわしくないことが分かる。
- 栄光の終焉(Finale of Glory)
- 啓示の終焉(Finale of Revelation)
- 永遠の終焉(Finale of Eternity)
- 約束の終焉(Finale of Promise)
- 破滅の終焉(Finale of Devastation)
このサイクルは、カード名がカードセット「破滅の刻」の注目ストーリーカード「…の刻(Hour of …)」に対応しているが、カード名だけで特にストーリー的な関係性は見られない。
ウギンの登場するカード
カードセット「灯争大戦」の中でウギンが関係するカード
- 人知を超えるもの、ウギン(Ugin, the Ineffable)本人
- ウギンの召喚体(Ugin’s Conjurant)名前付きカード
- 啓示の終焉(Finale of Revelation)
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