灯争大戦:稲妻曲げ

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稲妻曲げ(Bolt Bend)カードセット「灯争大戦」収録のインスタント・カードである。

稲妻曲げの解説

“Give them everything you’ve got … and some things you don’t.”
–Ral Zarek
「あいつらに持てるものすべてをくれてやれ。あと、持ってないものも少し。」
–ラル・ザレック
引用:稲妻曲げ(Bolt Bend)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

稲妻曲げ(Bolt Bend)

データベースGathererより引用

稲妻曲げ(Bolt Bend)はプレインズウォーカー「ラル・ザレック(Ral Zarek)」の稲妻攻撃を描いたカードの1種。

イゼット団のギルドマスターであるラル・ザレックは嵐と稲妻の魔術師であり電撃攻撃を得意としている。

カードのメカニズムでは、呪文や能力の対象を変更する機能を持たされており、稲妻の方向を曲げて敵に当てるという解釈になっている。

イラストでは、ラルは「次元間ビーコン発信施設」の上に居て、宙を舞う「永遠神ケフネト(God-Eternal Kefnet)」を標的として稲妻攻撃を見舞わせている。



ラルの登場するカード

カードセット「灯争大戦」の中でラルが関係するカード

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaでは、ラル・ザレック(Ral Zarek)は次元間ビーコンの発信を停止するため、ビーコンの動力供給を断つ計画を立てる。元々ビーコンはニコル・ボーラス(Nicol Bolas)を排除するまで停止しないように作られているため、裏技的な停止方法だった。

ラルは発信施設の動力源から膨大な量のエネルギーを吸い上げ、自身の蓄電装備(Accumulator)に抱えきれなくなった余剰エネルギーを電撃攻撃として永遠神ケフネト(God-Eternal Kefnet)に目がけて放出した。この電撃攻撃はケフネトに命中し右腕を消失させた。ちなみに、ケフネトは片腕が消失しても気にも留めなかった。

ラルは66分間に及ぶエネルギー吸い上げ作業を完遂して遂にビーコンの停止にも成功する。

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