灯争大戦:論議を呼ぶ計画

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論議を呼ぶ計画(Contentious Plan)カードセット「灯争大戦」収録のソーサリー・カードである。

論議を呼ぶ計画の解説

Niv-Mizzet had perfected a plan, but he had no control over the mortal minds who had to agree to implement it.
ニヴ=ミゼットの計画は完璧だったが、その実施に同意せざるを得なかった定命の者たちの心までは掌握していなかった。
引用:論議を呼ぶ計画(Contentious Plan)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

論議を呼ぶ計画(Contentious Plan)

データベースGathererより引用

論議を呼ぶ計画(Contentious Plan)は灯争大戦のストーリー「第二幕十場(Act2, Scene10)」に属するカードとして紹介されている(WAR Story Scenes参照)。

ジェイス(Jace)ヴラスカ(Vraska)ラル(Ral)が一堂に会してニヴ=ミゼット(Niv-Mizzet)の計画を論じている。

灯争大戦のストーリーは小説「Ravnica: War of the Spark」発売前(記事執筆時点)のため詳細が未だ不明だが、この時点までに二ヴ=ミゼットは死亡しており、その事態を予測して再誕する計画を残していたことが分かる。また、ジェイスとヴラスカが協働していることから、ヴラスカの記憶が解放されている可能性が高い。



灯争大戦のストーリー

第二幕第十場



小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaでもニヴ=ミゼット(Niv-Mizzet)は不測の事態に備えた計画を死後に残していた。それが「絶体絶命作戦(Operation Desperation)」であった。

10のギルドが完全協力すること。
二ヴ=ミゼットの精神を収めた火想者の器(Firemind Vessel)と二ヴ=ミゼットの遺骸。
ラヴニカの力線(Leyline)を阻害する次元橋を除去し力線の機能を修復する。

全ての条件を揃えて儀式を実行することで、二ヴ=ミゼットを新たな「ギルドパクトの体現者(Living Guildpact)」として再誕させることができるのだった。

答え合わせ(ネタバレ注意)
絶体絶命作戦(Operation Desperation)」に至る前には、ニコル・ボーラス(Nicol Bolas)と戦うための計画が2つ失敗している。

A計画(Plan A)は10のギルドが協力し二ヴ=ミゼットを新たな「ギルドパクトの体現者」としてニコル・ボーラスに対抗する。→ギルド会議が失敗しギルドの結束は崩れ、二ヴ=ミゼットがボーラスに敗れて戦死。

B計画(Plan B)ビーコンを発信してボーラスと戦うプレインズウォーカーを集結する。→ボーラスの古呪(The Elderspell)に逆に利用される。

答え合わせ(ネタバレ注意)
「絶体絶命作戦」実行前にイラストのように3者が会議机に集って議論するタイミングはない。
答え合わせ(ネタバレ注意)
ヴラスカ(Vraska)の記憶は、小説開始時点ですでに、ジェイス(Jace)とは別の精神魔導士の手で解放されている。

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