灯争大戦:チャンドラの螺旋炎

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チャンドラの螺旋炎(Chandra’s Pyrohelix)カードセット「灯争大戦」収録のカード。初出は2016年発売のカードセット「カラデシュ」である。

チャンドラの螺旋炎の解説

“Now that I’ve dealt with your little toys, I can focus on the real problem: you.”
–Chandra Nalaar, to Dovin Baan
「これであんたのおもちゃは片付いたわね。やっと本当の問題に取り組めるわ。つまり、あんたよ。」
–チャンドラ・ナラーからドビン・バーンへ
引用:チャンドラの螺旋炎(Chandra’s Pyrohelix)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

チャンドラの螺旋炎(Chandra's Pyrohelix)

データベースGathererより引用

チャンドラの螺旋炎(Chandra’s Pyrohelix)はプレインズウォーカー「チャンドラ(Chandra)」の名前を冠するカード。チャンドラの得意とする火炎魔法を描いたカードの1種である。

再録となる今回の灯争大戦版では、チャンドラは螺旋炎でドビン・バーン(Dovin Baan)飛行機械(Thopter)を撃墜している。フレイバー・テキストによると、飛行機械を全て片付けたチャンドラはドビン本人と対峙することになるようだ。

カラデシュ次元を同郷とするチャンドラとドビンだが、相容れない陣営に属しておりカラデシュのストーリーで対立し、現在までの因縁が結ばれることになった。灯争大戦での2人の決着が気になるところだ。

このカードの他に2人の対決の瞬間はドビンの拒否権(Dovin’s Veto)でも切り取られている。そして戦いの決着はチャンドラの勝利(Chandra’s Triumph)となるようだが…。



チャンドラの登場するカード

カードセット「灯争大戦」の中でチャンドラが関係するカード

ドビンの登場するカード

カードセット「灯争大戦」の中でドビンが関係するカード

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
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答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaではやはりチャンドラ・ナラー(Chandra Nalaar)ドビン・バーン(Dovin Baan)は対決することになった。

ドビンはアゾリウス評議会の本拠地「新プラーフ(New Prahv)」に籠って「不滅の太陽(Immortal Sun)」を守っており、それを停止するためにチャンドラたちが乗り込むことになった。護衛の目をかいくぐって不滅の太陽のもとまで潜入したチャンドラたちの前にドビンが立ちはだかった。

任務に赴く前、ニッサ・レヴェイン(Nissa Revane)はチャンドラを案じて忠告をしていた。ドビンは綻びや弱点を突いてくる、あなたの綻びも弱点もすでに知られている、と。しかし、チャンドラは今までのチャンドラじゃないことをドビンに思い知らせてやるつもりだった。

答え合わせ(ネタバレ注意)
ドビンは飛行機械群を操作して、チャンドラとサヒーリ・ライ(Saheeli Rai)ラヴィニア(Lavinia)を攻め立てる。チャンドラは火炎魔法を放射して飛行機械を打ち落とす。だがこの攻防の分はドビンにありそうだった。
答え合わせ(ネタバレ注意)
実は火炎魔法で飛行機械を打ち落とすチャンドラは偽者であった。ディミーア家のギルドマスターであるラザーヴ(Lazav)がチャンドラに変身した姿であり、火炎魔法に見えていたものはラザーヴの装備したイゼット製火炎放射器によるものだった。

万面相、ラザーヴ(Lazav, the Multifarious)

万面相、ラザーヴ(Lazav, the Multifarious)
データベースGathererより引用

…したがって、このカードで描かれるチャンドラは小説中の該当描写によると、本人ではなくラザーヴである

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