ボーラスの壊乱者、ドムリ(Domri, Anarch of Bolas)はカードセット「灯争大戦」収録のプレインズウォーカー・カードである。
ボーラスの壊乱者、ドムリの解説
ドムリ・ラーデ(Domri Rade)はラヴニカ次元出身でグルール一族に所属する人間男性のプレインズウォーカーである。まだティーンエイジャーのドムリはプレインズウォーカーの灯が点火してあまり年月が経過していない若者である。
カードセット「ラヴニカの献身」のストーリーにおいて、ドムリはニコル・ボーラス(Nicol Nolas)の言葉に従ってグルールのギルドマスター「腹音鳴らし(Borborygmos)」に挑戦し、その地位を奪い取った。灯争大戦のストーリーで、ドムリがボーラス陣営に与した「ボーラスの壊乱者、ドムリ(Domri, Anarch of Bolas)」としてカード化されたことは自然な流れである。
カード名の「壊乱者(かいらんしゃ)」とは「秩序を乱す者」であり原文の「Anarch」も同様の意味である。文明の忌避と野生への回帰はグルール流の哲学であるが、ボーラスの名のもとにラヴニカそのものを破壊するドムリは果たして真のグルールといえるのだろうか。
小説発売を前にしてすでに、この無謀な若者ドムリはボーラスに使い捨てられて最期を迎えることが明かされてしまっている(詳細は後述のネタバレを参照)。
ボーラスの壊乱者、ドムリのフレイバー・テキスト
「Magic: The Gathering Arena(マジック:ザ・ギャザリング アリーナ)」のステンドグラス・デザイン版、ボーラスの壊乱者、ドムリ(Domri, Anarch of Bolas)にはフレイバー・テキストが特別に設けられている。
“Hey dragon! I am Domri Rade, champion and master of all the Gruul Clans! You and I should be talkin’, mate! How ‘bout I swear allegiance to you and yours! We’ll burn Ravnica to the ground!”
–Domri Rade, War of the Spark: Ravnica by Greg Weisman
「おい、そこのドラゴン!オレはドムリ・ラーデ、グルール一族の勇者にしてギルド指導者だ!なあ聞いてくれ相棒!あんたに従うと誓うよ!ラヴニカを燃やし尽くしてやろうじゃないか!」
–ドムリ・ラーデ(Greg Weisman著『War of the Spark: Ravnica』より)
引用:ボーラスの壊乱者、ドムリ(Domri, Anarch of Bolas)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下がMTGアリーナの和訳
ドムリのフレイバー・テキストは新規のものではなく、小説War of the Spark: Ravnicaの第27章からの引用である。
この場面は、ドムリが自分に従うグルール一派を引き連れてニコル・ボーラスの下に辿り着き、ラヴニカを裏切って仲間になってやろうと提案した時の台詞である。ドムリが落命するほんの少し前に当たる。
それから、実に細かい違いだがフレイバー・テキストでは「Hey dragon!」となっているが小説原文は「Hey, dragon!」とカンマが挿入されている。
ボーラスの壊乱者、ドムリの日本オリジナルアート版
カードセット「灯争大戦」のプレインズウォーカー・カードには、日本オリジナルアート版が存在している。これは日本語版「灯争大戦」のパックから約50%の確率で普通のカードの代わりに出てくるものだ。
ドムリの登場するカード
カードセット「灯争大戦」の中でドムリが関係するカード
- ボーラスの壊乱者、ドムリ(Domri, Anarch of Bolas)本人
- ドムリの待ち伏せ(Domri’s Ambush)名前付きカード
- 瓦礫帯の暴動者(Rubblebelt Rioters)フレイバー・テキスト
- 魂の占者(Soul Diviner)ドムリの最期1
- 灯の収穫(Spark Harvest)ドムリの最期2
小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ
小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり))
※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
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灯争大戦外伝掌編
ラットの視点から小説「War of the Spark: Ravnica」を語り直す掌編連作では、ドムリは第2話War of the Spark: Ravnica – The Path to Opulentに登場した。小説よりいくぶんか記述が細かくなっている部分もある。
ラットはドムリを心の中で「Dumb Domri(ダム・ドムリ)」と韻を踏んで呼んだ。「Dumb」は「馬鹿、のろま」という意味の侮蔑だが、原文に倣って韻を踏むなら「駄目ドムリ」といったところだろうか。
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