灯争大戦:戦地の金切り声上げ

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戦地の金切り声上げ(War Screecher)カードセット「灯争大戦」収録のクリーチャー・カード。

戦地の金切り声上げの解説

Soaring over Vitu-Ghazi, New Prahv, and Orzhova, the Conclave’s trained falcons provided critical intelligence.
ヴィトゥ=ガジー、新プラーフ、オルゾヴァの上空を飛び越えて、議事会の訓練された隼が重大な情報をもたらした。
引用:戦地の金切り声上げ(War Screecher)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版

戦地の金切り声上げ(War Screecher)

データベースGathererより引用

戦地の金切り声上げ(War Screecher)はセレズニア議事会の隼である。カード名の「Screecher」は「金切り声を上げるもの」の意だが、甲高い鳴き声の鳥の類がそう呼ばれることがある。

フレイバー・テキストにあるヴィトゥ=ガジー(Vitu-Ghazi)新プラーフ(New Prahv)オルゾヴァ(Orzhova)はそれぞれ白マナを含むラヴニカのギルドの本拠地である(順に緑白のセレズニア議事会、白青のアゾリウス評議会、白黒のオルゾフ組)。

イラストを観察すると、背景に王神の立像(God-Pharaoh’s Statue)が起立しており、空模様は通常であることから、次元間ビーコンが発信済みでニコル・ボーラス(Nicol Bolas)が第10地区プラザに立像を出現させた後であり、古呪(The Elderspell)はまだ発動していないことが分かる。

次元の中心地域に侵略者の立像と城塞が突如出現した。異変に対処するためにセレズニアは情報を収集しているといったところだろうか。



王神の立像の登場するカード

王神の立像(God-Pharaoh’s Statue)立像崩し(Topple the Statue)で倒壊する。カードセット「灯争大戦」のカードの中には、倒壊する前の起立した王神の立像が背景に描かれているものがある。

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaに、このカードの隼自身やカードの描いているシーンが登場するわけではない。ただ、余談として。
フレイバー・テキストには、白を含むギルドのうち赤白のボロス軍だけが省かれている。実はボロス軍はこのカードの時点で戦闘を仕掛けているか、すでに緒戦敗退していると思われる。小説では、ボーラスの城塞(Bolas’s Citadel)王神の立像(God-Pharaoh’s Statue)が出現するとすぐにボロス軍は攻撃を仕掛けたもののニコル・ボーラス(Nicol Bolas)に敗退。後退し遠巻きに情勢を静観することになった。

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