灯争大戦:敬慕される炎魔道士、ヤヤ

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敬慕される炎魔道士、ヤヤ(Jaya, Venerated Firemage)カードセット「灯争大戦」収録のプレインズウォーカー・カード。

敬慕される炎魔道士、ヤヤの解説

敬慕される炎魔道士、ヤヤ(Jaya, Venerated Firemage)

データベースGathererより引用

敬慕される炎魔道士、ヤヤ(Jaya, Venerated Firemage)は灯争大戦のストーリー「第二幕七場(Act2, Scene7)」に属するカードとして紹介されている(WAR Story Scenes参照)。

ヤヤ・バラード(Jaya Ballard)はドミナリア次元出身の人間女性のプレインズウォーカー。有名な紅蓮術師1でもある。レガーサ次元の紅蓮術師の僧院ケラル砦では、ヤヤは聖人としてあがめられ彼女の教えが語り伝えられている。

ヤヤはつい最近まで姿を隠していたため、故郷ドミナリアではすでに亡くなったと思われていた。しかし、実はケラル砦のマザー・ルチの正体こそがヤヤ・バラード本人であった。カードセット「ドミナリア」のストーリーで、弟子のチャンドラ・ナラー(Chandra Nalaar)に正体を知られて以降は、友人のカーン(Karn)と一緒にゲートウォッチの協力者となって行動を共にしている。



ヤヤ・バラードの年齢は?

ヤヤは1995年発売のカードセット「アイスエイジ」のフレイバー・テキストで初登場した。MTGの歴史においては、灯争大戦に登場するキャラクターの中でニコル・ボーラス(Nicol Bolas)に次いで2番目に歴史のある古いキャラクターである。

また、設定年齢においても、ドミナリア氷河期末期AR2915年頃の生まれ2であることから、灯争大戦現在で1650歳近くと灯争大戦のキャラクターでも上位に食い込む(ただし、ヤヤより年上となると、ボーラスとウギン(Ugin)の双子が2万5000歳以上で最年長、ニヴ=ミゼット(Niv-Mizzet)16768歳ラクドス1万歳以上ソリン(Sorin)ナヒリ(Nahiri)少なくとも6000歳以上…とちょっとレベルが違う)。

経験を積んだ老獪な紅蓮術師として、伝説的なプレインズウォーカーとして、そしてチャンドラを導く師匠としても、ヤヤ・バラードはゲートウォッチの頼もしい味方である。

Magic: The Gathering Arenaの台詞で

敬慕される炎魔道士、ヤヤ(Jaya, Venerated Firemage)の年齢に関する小ネタを1つ。

「Magic: The Gathering Arena(マジック:ザ・ギャザリング アリーナ)」では、敬慕される炎魔道士、ヤヤの台詞が音声付きで収録されている。ヤヤのアバターを選択した時や、敬慕される炎魔道士、ヤヤのカードを戦場で使っている時などに台詞の音声が再生されるのだ。

ヤヤの台詞には年齢に関するパターンがあるのでそれを紹介する。

I don’t feel a day over one hundred fifty.
とても150歳を超えてるとは思えないだろ。
引用:MTGアリーナ
上が英語原文(台詞を聞き取りして書き起こしたもの)。下が私家訳

ヤヤは年齢をダシにして、私は150歳を超える年寄りには見えないだろう、とうそぶいている。老いてもなお溌剌とした、燃える炎の魔導士らしい一言だ。

ただ、ヤヤは年齢のサバを読み過ぎである。上述の通りヤヤの年齢は1650歳近くである。150歳とはゆうに十番以上の開きがあるのだ。こういう茶目っ気はアイスエイジの小説シリーズの頃と変わってなくて安心する。

敬慕される炎魔道士、ヤヤのフレイバー・テキスト

敬慕される炎魔道士、ヤヤ(Jaya, Venerated Firemage)

敬慕される炎魔道士、ヤヤ(Jaya, Venerated Firemage)
ステンドグラス・デザイン版
公式記事より引用

Magic: The Gathering Arena(マジック:ザ・ギャザリング アリーナ)」のステンドグラス・デザイン版、敬慕される炎魔道士、ヤヤ(Jaya, Venerated Firemage)にはフレイバー・テキストが特別に設けられている。

“Peril is in the eye of the beholder. At least, if your aim is good.”
–Jaya Ballard
「危険は見る者の目の中にある。少なくとも、狙いが確実なら。」
–ヤヤ・バラード
引用:敬慕される炎魔道士、ヤヤ(Jaya, Venerated Firemage)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下がMTGアリーナの和訳

このフレイバー・テキストは新規のものではなく、眩光破(Blindblast)から転用したものである。改めてフレイバー・テキストを付けるチャンスがあったのだから、往年のヤヤらしいパンチの効いた一言が欲しかった。

敬慕される炎魔道士、ヤヤの日本オリジナルアート版

敬慕される炎魔道士、ヤヤ(Jaya, Venerated Firemage)
日本オリジナルアート版
公式記事より引用

カードセット「灯争大戦」のプレインズウォーカー・カードには、日本オリジナルアート版が存在している。これは日本語版「灯争大戦」のパックから約50%の確率で普通のカードの代わりに出てくるものだ。

このイラストのヤヤは眼差しは冷静で、落ち着いたイメージがあり、いつもと違った魅力がある。



ヤヤの登場するカード

カードセット「灯争大戦」の中でヤヤが関係するカード

灯争大戦のストーリー

第二幕第七場

ストーリー「第二幕七場」ではチャンドラ・ナラーを中心とした関係者がまとまっている。チャンドラの出身カラデシュ次元のサヒーリとドビン。チャンドラの師であるヤヤ・バラードとその友人カーンである。

小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ

小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?
(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり)

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

答え合わせ(ネタバレ注意)
小説War of the Spark: Ravnicaでは、ヤヤ・バラードはカードセット「ドミナリア」のストーリーに引き続きゲートウォッチの面々と行動を共にしている。ヤヤとカーン(Karn)はゲートウォッチでなく協力者として。カラデシュ次元のチャンドラ・ナラー(Chandra Nalaar)の実家に集合した一同は次元間ビーコン発信を受けてラヴニカへと来訪することになる。
答え合わせ(ネタバレ注意)
灯争大戦のストーリー「第二幕七場」に揃ったプレインズウォーカーたちが、小説War of the Spark: Ravnicaで全員一堂に会して物語上で何かを成すことはなかった。ドビン・バーン(Dovin Baan)不滅の太陽(Immortal Sun)攻略にはサヒーリ(Saheeli)とチャンドラが割り当てられているがヤヤとカーンはそれぞれで別の任務を担当することになった。
答え合わせ(ネタバレ注意)
ヤヤはジェイス・ベレレン(Jace Beleren)テフェリー(Teferi)ビビアン・リード(Vivien Reid)と共同して、リリアナ・ヴェス(Liliana Vess)抹殺任務に就いた。
ジェイスのテレパシーによる指令、ビビアンの弓とスカラの精霊体の生き物、ヤヤの火炎魔法、テフェリーの時間操作、これらを同時にぶつけて攻め立てたものの、リリアナを殺しきれなくて任務は失敗する。
答え合わせ(ネタバレ注意)
小説中のヤヤは、正確で強力な紅蓮術の腕前を誇る「ベテラン」とチャンドラを導く「師匠」という与えられた「物語上の役割」をこなしている。台詞も登場場面も見せ場もそれなりにあるものの、主体的に物語を動かしてはおらず、準主役級より一歩引いた立ち位置であった。
作中の扱いはカーンやアングラス(Angrath)と同程度といったところ。テフェリーよりはかなりましである(ゲートウォッチであるにもかかわらず時間操作の「能力ばかりが便利遣いされている」印象が残る)。

小説War of the Spark: Forsakenでその後どうなった?

小説War of the Spark: Ravnicaの続編小説War of the Spark: Forsakenではどうなったのか?

※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
テキストは折り畳まれています。表示する際には注意してください。

その後どうなった?(ネタバレ注意)
今作のヤヤは「師匠」としてチャンドラ・ナラー(Chandra Nalaar)を陰で支え守るの役割が前作よりも強く出ている。

ヤヤはチャンドラとは早々に別行動をとり、テーロス次元でのギデオン・ジュラ(Gideon Jura)の葬儀には参加を辞退した。ヤヤはケイヤ(Kaya)に協力して、ラヴニカから指名手配された戦争犯罪人リリアナ・ヴェス(Liliana Vess)の所在地へ案内する役目となった。次元移動の追跡能力に優れた放浪者(The Wanderer)によると、リリアナは故郷のドミナリア次元に逃走したことは間違いなかった。ドミナリアはヤヤにとっても故郷であり、リリアナの出身地カリゴの位置が分かっていたのだ。

ヤヤの行動はチャンドラのためである。リリアナはかつてチャンドラの親友であった。ヤヤはリリアナにまつわる厄介事でチャンドラがこれ以上傷つけられないように、彼女を遠ざけ守ろうとしたのだった。

その後どうなった?(ネタバレ注意)
ヤヤはまずヴラスカ(Vraska)ビビアン・リード(Vivien Reid)を連れてカラデシュ次元に飛んだ。リリアナとは別の指名手配者ドビン・バーン(Dovin Baan)を追跡する2人を、ドビンの故郷へと案内したのだ。すぐにヤヤはリリアナの追跡を開始する。
その後どうなった?(ネタバレ注意)
ヤヤがカラデシュからラヴニカに帰還すると、ケイヤはテヨ(Teyo)ラット(Rat)も同伴してリリアナを追跡すると宣言した。プレインズウォーカーではないラットを幽体化(ghosting)すれば一緒に次元移動できるというのだ。しかし、ヤヤは一堂に考え直せ、次元と次元の間に広がる久遠の闇で幽霊(ghost)が死んだのを見たことがある、命の危険を冒す賭けだぞ、と反対する。幸いにも幽体化次元移動は成功しラットは無事であった。
その後どうなった?(ネタバレ注意)
ヤヤはラヴニカからドミナリアに直行したかったが、一行はテヨの故郷ゴバカン次元に寄り道することになった。ゴバカンではテヨの故郷と彼の不遇を知り、テヨが故郷を大砂嵐の脅威から守る姿を目の当たりにする。ヤヤは若者テヨの正直で純真な気質を認め、ドミナリア次元のカリゴにケイヤ、テヨ、ラットを導く役目を果たすと去っていった。
その後どうなった?(ネタバレ注意)
ヤヤは1日の内に連続してプレインズウォークしたことで疲労困憊して音を上げる描写がある。AR4500年の大修復以来60年、これほどの回数を実行したことはなかったという。ヤヤの老いを感じさせるエピソードだ。
その後どうなった?(ネタバレ注意)
ヤヤはチャンドラに再会すると、リリアナの件を隠して行動したことを責められた、もっと信頼されていると思っていたのに、と。ヤヤはチャンドラとジェイス(Jace)を連れてカリゴに向かい、そこでリリアナが死亡した証拠(鎖のヴェールの残骸など)を発見する。ヤヤは衝撃を隠せないチャンドラを慰めようとするが拒絶されてしまった。チャンドラも心の底ではヤヤの気持ちを分かっていたが師匠と弟子はすれ違ったまま別れるのだった。
その後どうなった?(ネタバレ注意)
ヤヤはテフェリー(Teferi)からの伝言をチャンドラから受け取っていた。新ファイレクシア次元の脅威に対処するため、テフェリーとアジャニ(Ajani)カーン(Karn)に助力することに決め、ドミナリア次元のテフェリーの娘の家に集合して計画を練っているのだ。チャンドラと別れたヤヤは一度レガーサ次元に帰還して数日休息した後に、テフェリーに合流するつもりだった。

したがって、ヤヤの次回登場は新ファイレクシア次元にまつわるストーリーと予想される。

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