樹上の草食獣(Arboreal Grazer)はカードセット「灯争大戦」収録のクリーチャー・カード。
樹上の草食獣の解説
“We fight to stop a tyrant, but we also fight for the gentle creatures who have no concept of what befalls their world.”
–Vivien Reid
暴君を止めるための戦いは、自分の世界に何が起きているか知りもしないおとなしい生き物のためでもあるわ。」
–ビビアン・リード
引用:樹上の草食獣(Arboreal Grazer)のフレイバー・テキスト
上が英語原文。下が和訳製品版
樹上の草食獣(Arboreal Grazer)はラヴニカ次元に生息する生き物。
フレイバー・テキストはビビアン・リード(Vivien Reid)の発言。ビビアンは自分の故郷次元スカラをニコル・ボーラス(Nicol Bolas)に滅ぼされ、スカラの動物を秘宝アーク弓(Arkbow)に精霊体(スピリット)として封じている。ビビアンにとって灯争大戦はラヴニカに生きる「世界に何が起きているか知りもしないおとなしい生き物」を守る戦いでもあった。
イラストの背景にうっすらとボーラスの城塞(Bolas’s Citadel)と王神の立像(God-Pharaoh’s Statue)が見える。城塞は向かって左側、立像は樹上の草食獣の前足と後足の間の隙間に描かれている。
樹上の草食獣のいる場所と時系列
城塞と立像との位置関係から、この草食獣のいる位置は第10地区の西側のどこかであることが推測できる。城塞と立像は第10地区プラザにあり、立像はプラザに面した真ん中あたりでプラザ東地区(オルゾヴァなどがある区画とはプラザを挟んで真向かいのブロック)である。城塞はギルドパクト庁舎と反対側すなわちプラザの北側にある。だから、それらがイラストのような風に見えるは西側しかない、という結論になる。
また、このイラストが成立するタイミングも推測可能。立像が起立していて空が明るい状態となると、灯争大戦の当日の夜明けから立像崩しまでの間になる(このときはまだ古呪(The Elderspell)は発動していないので空が普通なこととも整合する)。
ビビアンの登場するカード
カードセット「灯争大戦」の中でビビアンが関係するカード
- 野獣の擁護者、ビビアン(Vivien, Champion of the Wilds)本人
- ビビアンのアーク弓(Vivien’s Arkbow)名前付きカード
- ビビアンの灰色熊(Vivien’s Grizzly)名前付きカード
- 樹上の草食獣(Arboreal Grazer)フレイバー・テキスト
王神の立像の登場するカード
王神の立像(God-Pharaoh’s Statue)は立像崩し(Topple the Statue)で倒壊する。カードセット「灯争大戦」のカードの中には、倒壊する前の起立した王神の立像が背景に描かれているものがある。
小説War of the Spark: Ravnicaで答え合わせ
小説War of the Spark: Ravnicaでは実際どうだったのか?(灯争大戦小説:AMAZON(電子書籍Kindle版あり) / 楽天(電子書籍Kobo版あり))
※ネタバレ※になる記述なので、小説を読む体験を損なう可能性があります。
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